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zoom RSS 平清盛 第43話 「忠と孝のはざまで」

<<   作成日時 : 2012/11/05 22:13   >>

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重盛は幽閉された義兄・藤原成親に
何故、このような事をしたのか問うた


<v>こちらにすりより
こちらにすりより
決して落ちぶれぬ事が
私の生き方だと思うておりました


しかし、今の平家の世
秩序が乱され
院の近臣である我らが平家の犬と化しておりました

左様な一生を終えるのは
面白うないと思いました

似合わぬ事をしてこのザマです


きっとお助け致します


成親様のために
我が父・清盛のためにも




西光法師は斬首された
その子らも流罪の地にて斬首すると言う

成親も斬首にすると公言する清盛に対して
重盛は斬首だけは許すように父に請うた


罷りならぬ

一度ならず二度までも
この平清盛を裏切った罪
死をもって贖うしかない



だが、重盛は斬首は
いずれ国を乱すものだと語った

今はいいかもしれないが
長い目で見ればきっと

ここで成親の命を救うのが帝の御為
そして平家の御為である、と


重盛の言葉を受けて
成親は斬首を免れ備前国に流罪となった


だが、成親はその地で
一切食事を与えられず
一ヶ月後に餓死した




流罪の地でどうなろうと
わしの知った事ではない



義兄の訃報を聞いて
父を問い詰めた重盛であったが
清盛は平然と答えた



修羅の道を突き進んでも
作ろうとする父の世を見てみたいと思うた

だが、今ではそれが見えない

あれから朝廷の主だった官職は全て平家が抑えた

宋の船による公益は全て平家が独占している

妹を天皇に嫁がせている


この上
何が欠けていると仰せになりますか




わしは左様な話をしに上洛したのではない

洛中洛外の寺社に
中宮様に皇子が授かるようにお願いするのじゃ



それが欠けていると仰せになりますか?


清盛はその問いに答えることはなかった



それから間もなく中宮・徳子が解任した

平家のみならず清盛までもが色めき立った




伊豆では北条時政の元に
時政の娘・政子と駆け落ちした頼朝が
揃ってやってきた


政子様を我が妻に頂きとうござりまする

八重姫を妻にしようとした時
私は源氏を捨てる覚悟でした

でも、今は違います

私は父のような源氏の棟梁になりとうございます


この東国の武士の頂に立ち
平家に並ぶ武門になりとうございます


私は頼朝殿の志をお支えしとうござりまする



唖然とする時政の前に
藤九郎が時政の庭でできた瓜を取ってきた

以前言われていたではありませんか
このように痩せた大地でもこうした作物を作るのが楽しいのだと


ならば、我らと共に
頼朝様を源氏の棟梁に育ててみませんか?


・・・このように青白い痩せた身体を育てるのは骨が折れそうだ



時政はこの若者らの決意を知り
二人の結婚を許すことにした

それは北条家が源氏の後ろ盾になるということでもあった





京では牛若が母・常盤に別れを告げていた


亡き父に代わり平家を倒す

それは、これまで育ててくれた清盛と敵対することになる
まずは力をつけるために
奥州藤原氏に後ろ盾になってもらう

そのために奥州に向かうと言う

遮那王は不孝者にござります


母の反対を振り切り
牛若は弁慶を伴って奥州へ向かった


その途上、尾張国
そこで牛若は元服をすると弁慶に告げた

この地は父・義朝が死んだ地でもある
そこで元服をするという牛若に並々ならぬ決意があった

すると、弁慶は懐から一枚の紙を取り出した


母・常盤が元服した折の牛若の名前を考えていたと言う


「義経」


牛若は母の思いを噛み締めつつ
この日より牛若は源義経と名乗った








徳子が子を生んだ
生まれたのは皇子様であった

平家の血が流れる皇子様である


その子は生後一ヶ月にして立太子となった

異例の早さである
生後一ヶ月の子が立太子になったのは
平家の力が働いている事は最早疑いようがない





これを受けて清盛は一門を招集した

今後、また法皇様によからぬ事を吹き込む輩が出てくるとも限らない

そこで法皇様をこの六波羅の屋敷に招くのだと言う


言葉では丁寧な物言いではあるが
実質、後白河法皇をこの六波羅の屋敷に幽閉するということである


場合によっては法皇を警護する
北面の武士と合戦になるやもしれぬ

平家一門は皆、戦装束となっていた


だが、ただ一人
重盛だけが平時の装束であった



重盛は此度の清盛の行動は
許しがたい事であると告げた

そして、このまま
父上がこのような事をなさるのであれば
自分は法皇様を御守すると宣言した



清盛は激高した


重盛!
今一度言う

これはわしの国造りじゃ

それを阻むというのじゃな!
平家の棟梁であるそなたが
我が子であるそなたが



悲しきかな
法皇様に忠義を尽くそうとすれば
山の頂よりもなおも高き父上の恩を忘れることになります

父上の孝に尽くそうとすれば
海よりも深き慈悲をくれた法皇様を裏切ることになります


忠ならんとすれば孝ならず
孝ならんとすれば忠ならず

進退極まれり
かくなる上はこの重盛が首を召されそうられ

さすれば御所を攻め立てまつる父上のお供もできず
法皇様を御守することもできますまい

父上・・・



重盛の悲壮たる叫びに遂に
清盛も折れざるを得なかった

こうして此度の清盛の企みは水泡に帰した

だが、この綻びを後白河院は見過ごしはしなかった―――――





親の思惑に反して
己の信じる道を突き進む

たとえ不孝者と言われようとも


北条時政の娘・政子

常盤の子・牛若

清盛の子・重盛

それぞれが親の意志に反して
己の信じる道を突き進む


ひとつの共通点として
時政も常盤も自分の意に反する
子供達の決断に不満はありつつも
頼もしく成長してる姿に応援をしようと思う


平家も状況は似てたのですが
ここは父親・平清盛の絶対君主状態


父の意には逆らうな、と


この構図がねぇ
白河院と鳥羽院の関係を彷彿とさせますねぇ


清盛は皇子様誕生で満たされるかと思いきや

後白河院を幽閉することで
朝廷を牛耳ろうとしていた

それではかつての藤原信頼がした事と変わりないのではないか

と重盛は見えたやもしれませぬな


だが、父への孝
法皇様への忠義

そのはざまでどうすればよいのか
その悲痛なる叫び

それもこれも清盛が己の心中を語らなかったが故に

武士の世を築くという事までは理解してても

武士が世の頂に立つという事

この辺までは重盛には理解不能だったみたいですね


それがために
重盛はあのような最期を遂げるのでしょうな


さて、イラストの方は
重盛の側で重盛を見守っていた忠臣・平貞能をば




ちょっと地味な感じになりました; ̄∇ ̄ゞ

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【平清盛】第43回 「忠と孝のはざまで」感想
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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。

いよいよ佳境でございますねえ。
じわじわと迫る最終章の予感でございます。

戦抜きでもとことん面白い大河・・・圧巻です。
まあ・・・年末も迫っておりますので
冒頭を思い浮かべると
清盛死後、壇ノ浦の合戦は
義経大活躍、平時子、平徳子涙・・・。
憐れ・・・安徳天皇・・・清し平家の武者たち・・・
という感じ・・・。

でもひょっとすると京都防衛戦で
侍大将・平貞能が大活躍したりするのではと
淡い妄想も抱いておりますぞ〜。

貞能トレビアン〜。
キッド
2012/11/08 04:34

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