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zoom RSS 平清盛 第45話 「以仁王の令旨」

<<   作成日時 : 2012/11/19 00:36   >>

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清盛は高倉帝に譲位を迫った

高倉帝も清盛ら平家の申し出に屈するカタチで
譲位し、わずか三歳の高倉帝の皇子が即位それた

安徳帝の誕生である

朝廷の主だった要職は全て平家一門に占められていた


平家の棟梁は宗盛になっていた







そして以仁王は清盛ら平家によって所領を奪われ
朝廷内での力を奪われることとなった


王家の子として生まれて30年

何もできない
私は何のために王家に生まれてきたのでしょう


そう語る以仁王にたいして
養母・八条院は心を痛めていた


それで八条院は源頼政に平家にたいして兵を挙げるよう頼んだ



平家に逆らうなど愚の骨頂

頼政は八条院の申し出を断った


そなたは鵺退治で名を馳せた源氏随一の武者ではないのか?
いささか買いかぶっておったようじゃの
源氏の魂を


頼政はただ黙っていた




帝の譲位により盛大な祝をするということで
平家は各地に租税を課した

度重なる課税に民は不満を口にした


それは東国・伊豆や奥州でも同じであった



北条時政曰く

時が迫っておるようじゃ


藤九郎曰く

清盛は国の頂きに立ち
欲に取り憑かれているのでございましょう


藤原秀衡曰く
帝に譲位を迫り己が孫を即位させ
政を自由に操る

最早人にあらず
外道の所業なり




反平家の火の手は徐々に燃え上がっていた



清盛はこれまでの朝廷の慣例を破ってきた

何故破るのか


それは自分がこの世の頂きに立つ人間だから

それを証明するかのように


平家の横暴にまず気炎を上げたのが寺社の者たちであった

だが、平家が兵を集めたとみるやその炎はまたたく間に鎮火した



清盛の横暴は平家一門にも感染していった

宗盛は連日宴を振るまい酒に溺れていた


そうして、源仲綱の名馬を奪い
「仲綱」と名付けた

それは源氏が平家の尻の下に敷かれるという状況を
見せつけたカタチとなった


日に日に平家の横暴が増していく

その留まることのない光景にたいして

源頼政ら親子は以仁王の元に結集した



八条院に促され以仁王は令旨を書いた


東海東山北陸三道諸国の源氏並びに群兵らに下命する
早く清盛法師並びに従類叛逆の輩を追討すべき事

右前の伊豆守正五位下源の朝臣仲綱宣べ
最勝親王の勅を奉って称く

清盛法師並びに宗盛等
威勢を以て
凶徒を起こし国家を亡ぼす
百官万民を悩乱し
五幾七道を虜掠す

皇院を幽閉し
公臣を流罪す

命を断ち身を流し
淵に沈め楼に込む

財を掠め盗り
官を奪い職を授く

功無くして賞を許し
罪非ずしてに過に配す

或いは諸寺の高僧を召し誡め
修学の僧徒を禁獄す

或いは叡岳の絹米を給下し
謀叛の粮米に相具し
百皇の跡を断つ

抑も一人の頭
帝皇を違逆し
佛法を破滅す

古代を絶する者なり

時に天地悉く悲しみ
臣民皆愁う

仍って吾は一院第二の皇子たり

天武皇帝の旧儀を尋ね
王位推取の輩を追討し
上宮太子の古跡を訪い
仏法破滅の類を打ち亡ぼさん

ただ人力の構えを憑むに非ず
偏に天道の扶けを仰ぐ所なり

これに因って
帝王三宝神明の冥感有るが如し
何ぞ忽ち四岳合力の志無からん
然れば則ち源家の人
籐氏の人
兼ねて三道諸国の間
勇士に堪うる者
同じく輿力せしめ
清盛法師並びに従類を追討すべし

もし同心せざるに於いては
配流追禁の罪過に行うべし
もし勝功有るに於いては
先ず諸国の使に預かり
兼ねて御即位の後
必ず乞いに随い勧賞を賜うべきなり

諸国宜しく承知すべし





この以仁王の令旨により
各地で反平家の火の手が次々にあがることを
清盛はおろか平家一門誰一人気づくことはなかった―――――





天下の頂きに立ったことで
誰も自分に逆らう者もないと自負する清盛

そして自分の考えに異論が唱えるものがあってはならぬ

これまで幾多の犠牲をしいてきた上で今がある

だからこそ
この地位を守らねばならぬ


だが、それによって己が得た力に酔いしれている


その象徴として祇王・祇女を侍らせ酒と女に溺れる日々にふけっている


ということなのでしょうな


しかし、仏御前の登場で
祇王・祇女はお払い箱のようですなぁ


ほんと好き放題

若かりし頃の清盛が今の清盛を見たらどう思うことでしょうかね



盛国はそのような清盛の心をわかってはいても何も言えない

そう、誰も諫める者がいない


それが一番の問題でしょうな


それがために清盛の横暴は一門にも伝染して
宗盛はかつて祖父・忠盛らが屈辱と感じていたことをしてしまう


かつて「王家の犬」と呼ばれて公家達に虐げられていた時代

どうにかして見返してやりたいと思っていた


そして今、源氏を「平家の犬」にして
公家達を見返している

やりたい放題


このまま黙って見過ごすことはできない

溜まり溜まった鬱憤が
以仁王の令旨となったというところでしょうかね


一方次なる源平合戦は


平家の棟梁・宗盛と

源氏の棟梁・頼朝


どちらも武芸が苦手なゆとり世代のヘタレ対決みたいな感じに
なってきておりますなぁ ̄∇ ̄

そしてどちらも共通点は弟が武芸に優れているということ


宗盛の場合は知盛と重衡

頼朝の場合は義経


どちらの棟梁も弟頼みってところですな


その弟の出来が源平合戦を左右するという
面白い展開になっておりますな



まぁ平家の場合
世の頂きにはたったけれど
自分の意に反する者は徹底的に除外し
帝の譲位とか乱発して課税を民に度々課すから
民の評判がすこぶる悪いので
その部分で評判は悪いですけどねぇ


ま、描かれるとしたら平家の最期でしょうけどね

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ドラマ@見取り八段・実0段
2012/11/19 04:19
NHK大河ドラマ『平清盛』第45回「以仁王の令旨」
武士の世っていうか、平家の世なんだね(^_^;) ...続きを見る
よくばりアンテナ
2012/11/19 13:36

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ホントに、まさに奢れる物は久しからずな状況になってまいりましたな^^;
松ケンの老人メイクもあっぱれながら、欲に憑りつかれた翁の演技も素晴らしかった。
盛盛たちの方はもう始末に負えないお馬鹿っぷりです。
これから先は堕ちていくばかりですねぇ…。

そうそう、小兎丸は46番ではなくて松島先生の息子さんでした( ̄∇ ̄;)
コメント欄で教えて下さった方がいて解りましたわ。
イケメンに育ちましたね。
兎丸に似なくて良かったね^^;
くう
2012/11/19 03:31
ikasama4様、こんばんは。

いよいよ・・・「逆襲の源氏」開幕ですな。
まあ、いわば、シャアとアムロが手を組んだ
ニュータイプ部隊襲来で・・・
連邦軍の赤いモビルスーツたじたじという
異次元の戦いが繰り広げられるわけですが・・・。

ふふふ・・・ついに待ちに待った平宗盛描き下ろしで
トレビアンですな。
ダミー宗盛よ、さらばでございます。
まあ・・・清盛の悪名はまだしも
生きて虜囚の辱めを受けた宗盛は
罵詈雑言の限りを勝者に記されるわけで・・・
憐れとぞ思いける・・・でございます。
源氏の御曹司・宗盛の清々しさ・・・よろしゅうございますねえ。
キッド
2012/11/22 03:54

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