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zoom RSS 平清盛 第34話 「白河院の伝言」

<<   作成日時 : 2012/09/02 22:58   >>

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平清盛病に倒れる
芳しからず


その一報は瞬く間に日の本中に広まった



即座に動いたのは藤原摂関家の長・基房である

彼は八条院に接近した

八条院は鳥羽院と美福門院の遺産を継いで
莫大な財力を持っていた

その八条院が後ろ盾となれば
清盛のいない世で再び藤原家による政を行えることができる


八条院としては己の養子・以仁王を親王として
次なる東宮としたい

だが、その企みは平家によって阻まれた


こうして八条院と基房との間に共同関係が結ばれるのである



西光としては清盛を毛嫌いしていた
清盛如き無頼の者に政なぞ出来るはずがないと

その場にいた藤原成親は
政は財力がある者ができる、と

清盛は我らにとって財力の源である

それがあれば清盛の縁者も出世ができる

だからこそ成親は己の妹を清盛の嫡男に嫁がせた

そうでもなければ、こんな縁談なぞ行わなかった




心から清盛に敬服はしていない
こうして西光と成親との間に共同関係が結ばれるのである



源頼政はかつて息子・仲綱に
平治の乱の折に何故、源氏を見限ったのか

その時は頼政は答えなかったが
清盛の一報を受けて、その問いに答えた

あの時、源氏の負けは明白であった

だが、平家は清盛あってのもの
清盛がいなければ平家なぞ・・・・・

その言葉には平家を倒す気概が感じられた




後白河院は清盛の病を聞いてひどく狼狽した

清盛の後ろ盾がなければ
八条院ら、反後白河派が勢力を盛り返し
己の権威が失われてしまう


後白河院は熊野詣での途上であったが
すぐさま都に戻り、清盛がいる六波羅に向かった




一方、清盛という存在で
一門を支えあっていた平家の中にも
不協和音が生じていた


前妻の子である重盛と
正妻の子である宗盛との確執である


清盛の妻・時子は
先妻の子・重盛をきたるべき平家の棟梁として守り立ててきた

だが、時忠は己の欲望に正直である

血の繋がりを考えるならば
重盛よりも己の腹を痛めて生んだ宗盛に継がせたいであろう

時忠の問いに時子は反論することが出来なかった


そうした時忠らの会話を重盛は見ていた

重盛は能面のように無表情であった




そして清盛は病にうなされながら夢を見ていた

己が生まれる前の父と母の姿を―――――


そして夢の中で
母を殺した男と語り合った


父は問う




そのように昇りつめたは我が血のなせる業か




清盛は答える


武士も身内同士戦い
叔父・忠正を斬ることになり

続く平治の戦では
共に武士の世を誓い合った
源氏の棟梁・義朝を攻め滅ぼしました

私を上へ上へと駆り立てるのは
この身に流れる物の怪の血ではござりませぬ

この身に浴びてきた血こそがそうさせるのです



お主はまだ昇りきってはおらぬ


そう父が言うと

清盛は再び賽を振った


そして清盛は目覚めた



病が完治した清盛は高らかに宣言した


白河院が唱えた「天下三不如意」

賀茂川の水
賽の目
山法師

これらを征服してみせる


それは息子が父を超えるという決意であった―――――





此度は清盛が病を倒れたことを機に
反平家・反清盛の勢力が表面化してきたってとこですな

ただ、藤原兼実はちと
反平家とは距離を置きそうな感じはしてくる感じがしますね


それから平家内では
先妻の子・重盛をこのまま平家の棟梁としていいのかと

正妻の子・宗盛をたきつける時忠

あの光景を重盛に見られた時点で
時忠は暗殺されてもおかしくはないですね; ̄∇ ̄


それと自分の子を棟梁に擁立させず
先妻の子を擁立することができるのかという
弟の言葉に心が揺れる時子

それは実の子・家盛がありながら
清盛をたてた池禅尼と似た境遇に時子はなってきましたね


清盛が死んでしまえば
自分の命運が尽きてしまうと心配する者

平家の政権を奪還しようと画策する者、喜ぶ者

その辺は様々ですが
清盛の身を本当に心配する者は盛国だけではないかと
思えるような演出構図でもありましたかね


さて、次回からは清盛が新たな夢を追いかけると共に
反平家勢力が徐々に大きくなっていく

そこに頼朝、そして牛若が巻き込まれていく

という構図になりそうですね

さて、早いとこ
坊主になった清盛を描くかなぁ

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【平清盛】第34回
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ドラマ@見取り八段・実0段
2012/09/03 02:37

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。

我が子かわいさ・・・お家大事・・・
そうした欲望に目がくらむもの。

生れついての反骨、盲目的な嫉妬・・・
そうした執着に我を失うもの。

おのがプライド、果てなきファイティング・スピリッツ。
武門の誉れに酔いしれるもの。

それぞれがそれぞれに
善政悪性の区別なく
我が敵に牙を剥く・・・。
虚しい政争こそが人間の本性なのかもしれませぬ。

初回の解説編のような今回でしたが・・・
素晴らしい謎解き感がございましたな・・・。
おくれてやってきた大河ドラマのお盆ですな・・・。
キッド
2012/09/03 14:50

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