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zoom RSS 平清盛 第31話 「伊豆の流人」

<<   作成日時 : 2012/08/06 02:20   >>

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あれから5年の歳月が流れた

頼朝は伊豆の地で写経をする日々を送っていた

相も変わらずの毎日


流人の頼朝は目付の監視下にあった



ふと思う

父がいたことも
母がいたことも
平清盛と相見えたことも
あの清盛に言われた言葉さえも

全ては幻ではなかったのかと――――――




京では清盛が壮大な夢を描いていた

博多との取引をもっと便利にするために
京の近くに港を作る

そして唐船が通れる程に瀬戸を広げる



だが、これらは全て公卿の詮議が必要なところ


うかつな事を口にすれば武士の素人考えと蔑まれ
疎まれる


重盛の言葉に清盛も承知していた

まずは昇ることじゃ

己が頂点に昇れば
己が夢を果たすことができると






二条帝の世では
二条帝の父・後白河院
政に関われず鬱屈した日々を過ごしていた


そんな中で後白河院は
仏教に心酔し、千体の千手観音像を作らせた

だが、その像を祭る場所がなかった

そこで清盛はその像を祭る御堂を進呈した


後白河院はおおいに喜んだ

後白河院は清盛に褒美として何がほしいのかと尋ねた


そういう経緯を経て重盛は参議になった


これにより平家の朝廷内での発言力を高めるためであろう


だが、清盛の弟・頼盛は
まだ参議にもなっていない

これに不満を持つ頼盛の家人・宗清

頼盛は保元の乱で
兄に楯突いたために出世が遅れていると
半ば致し方ないことだと考えていた

それよりも頼盛にとっては
病に倒れた母・池禅尼のことが心配だった




清盛と重盛は二条帝の下に拝謁した


その時、重盛は帝にこう申した

上皇様は帝のお父君
一度くらいはお渡りなされてはいかがかと


清盛は重盛の進言を嗜めた


朕に親などおらぬ



その後、清盛は烈火の如く
怒りを重盛にぶつけた


なんたる差し出口を
わしがどんなに帝と院に心を砕いておるかが分からぬのか

上皇様とはつかず離れず距離を保つのが吉と申したであろう!




重盛には重盛なりの考えがあった

重盛は父と息子の仲を取り持ちたいと考えていた

また
重盛の妻の兄・藤原成親は後白河院に仕える立場

そういうところもあってのことだろうが
重盛には清盛の考えがわかりかねていた


くれぐれもわしの邪魔立てだけはするでない




そんな重盛の姿を見ていた盛国は思う

まるでお若き頃の殿のようでしたな


ふん、わしはあのように青臭くはなかった


は?これはこれは


盛国は思わず笑った






だが、その二条帝はまもなく病に倒れた

そして譲位をすると宣言した

二条帝の子に


そうしてまだ乳飲み子の帝が誕生し
二条帝は23歳で逝去された



帝の葬儀の席に
後白河院は比叡山の悪僧達を引き連れ
鳴り物をかき鳴らしてやってきた


二条帝め
あの御堂にくれば
千体の観音像がお守り下さったものを


そう語る後白河院の顔は笑っていた


まるで息子の死を祝うかのように


その時、一人の公卿が
後白河院が乗ってきた輿を庭に押し倒した


悪僧はそれを咎めようとしたが
その男の顔を見て何も言えなかった


かつて神輿に矢を射たこともある
清盛が相手だからである



相も変わらず
赤子の如き御方にござりまする

帝が親などおらぬと申したことなど道理

手のかかる厄介な子

赤子に政を任せてはならぬ

それが帝の悲痛な思いでありました

お聞き届け下さりませ



・・・読めたぞ
そなた
朝廷を思うままに操るつもりであろう
危ない危ない
騙されるところであった



そう吐き捨てるように言って後白河院はその場を後にした



その父の姿を見て重盛は決心した

修羅の道を進む父上を陰日向となくお支えする

私も見とうなった
父上がああまでして作りたい国を

それは重盛にとって茨の道となるであろう



それからまもなく清盛は大納言になった

そして池禅尼に最期の時が迫っていた



清盛は大納言となったことを母に報告した


あの世の殿にお伝えせんとな

清盛
後は頼んだぞ
断じて絶やしてはならぬ


そういい残して池禅尼は亡くなった




その頃、頼朝は目付・伊東祐親の娘・八重姫と逢瀬を重ねていた
それが悲劇になるとも知らずに―――――




平治の乱から5年の月日が流れ
平家の力が益々強まった


それと共に平家をうとむ勢力が徐々に出てきつつある、といった
序章のようなところでしょうか


それと重盛は父に近付こうとしている中で
そんな兄に劣等感を抱いてるかのような宗盛

父に何も言えないことが
結果的に平家の破滅を導くことになったのではないかと
思えるようなところがちと感じられます


ここから更に登場人物が増えるようで

とりあえずイラストとして




「義経」に出てた幼少の牛若丸を演じた神木さんを描いてみました



それにしても女好きは父親譲りということですかな

血は争えませんな ̄∇ ̄

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんばんは。
英雄、色を好むですな。
まあ・・・賊とは言え高貴な血筋・・・。
そして・・・都のかおり。
えびすむすめはメロメロなのですな。

それにしても正盛に忠盛、
忠盛に清盛、
清盛に重盛・・・。
青臭い息子と苦笑いの親父・・・。
この連鎖に苦笑する鱸丸。
こういうところが・・・痺れるこの大河でございまする。
キッド
2012/08/07 00:26
キッド様
こんばんはです
英雄色を好む、とはいいますが
どんなにイケメンでもその女好きは変わらんみたいですな

都育ちの人間に地方の異性が憧れるのは世の常

面白いものですな

それにしても盛盛盛盛盛と盛がいっぱいです ̄∇ ̄
ikasama4
2012/09/10 01:28

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