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zoom RSS 平清盛 第28話 「友の子、友の妻」

<<   作成日時 : 2012/07/15 23:46   >>

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軍勢の悉くを失った義朝は
三人の子と共に東国の地に向かっていた


そんな中、頼朝は父の一行とはぐれた



信頼と成親は後白河院に庇護を求めた

後白河院は二人を優しく招きいれ今様を歌った

それは亡き信西がくれた長恨歌である

寵愛した家臣に国を滅ぼされる皇帝の物語でな
朕はそうはなりとうはない

そこに平氏の家人が現れ二人を捕縛した



信頼と成親は縛られ、清盛の前に引き出された


帝を幽閉し
都を戦火にさらし
信西入道を殺害し罪はあまりに重い


成親殿
此度は許しましょう
だが、次は容赦致しませぬ

信頼殿
信西殿にとって代わるため謀反を起こされた
そのような者を生かしておいては信西殿が浮かばれませぬ



そうして信頼は斬首された

武士の裁断により公卿が斬首される

これは数年前を考えればありえないことであった






義朝死すの報が清盛の下に届いたが
清盛が喜ぶことはなく

頼朝を見つけなければ、この戦は終わらん
きっと見つけ出せ


そう家人達に命じた



頼朝は頼盛の乳父・平宗清によって捕らえられ
平氏の屋敷の庭に座らされた





その屋敷の広間には平氏一門が座り
その上座には清盛が座していた



頼朝は己の兄たちの最期を
そして父の最期を清盛に聞かされた


清盛の次男・朝長は合戦において矢傷を負い
義朝に頼んで殺害してもらった


清盛の長男・義平は再起を果たすために北国に向かったが
平氏に捕らえられ斬首された


そして義朝と正清は
正清の舅の縁を頼り、長田忠致の屋敷に向かった



しかし、義朝の表情は晴れなかった



屋敷から感じる殺気を義朝は感じ取っていた
忠致が平氏に寝返り我らを殺害しようとしていると


俺に木登りを教えてくれたはお前だ、正清
足のかけ方、次に掴む葦のとり方
それを間違えなければ誰よりも早くてっぺんに上れる
俺は間違うたのだ

正清
もう木登りは仕舞じゃ








そうして義朝と正清は
互いの腹に刃を突き刺して亡くなった




頼朝は身内の最期を聞いて涙を流した


致し方もない
宗盛と同じ14才の少年である



さて、問題は頼朝の処遇である


叔父上を斬った時からわしの気持ちは決まっておる
新しき国造りを邪魔する者は許さん
それが友の子であろうとも



清盛の本意としては頼朝を救いたい

だが、平氏の棟梁として
叔父を斬った時からたとえ14才の子であろうとも
容赦はするつもりはなかった



頼朝は平氏の家人に檜の木と小刀を所望した


卒塔婆を作って
父母の菩提を弔いたいと
己が命のあるうちに

源氏は逆賊
私はその棟梁の子
助かるはずがないと

何時如何なる時も源氏の誇りを持て

亡き母にそう教わった頼朝は
源氏の誇りを守るためにこのような事をしていると言う


そう聞いた池禅尼は清盛に頼朝の助命嘆願をした

頼朝は亡き家盛に似ておるのじゃ
頼朝を斬れば家盛が二度死ぬかと思い・・・





私は平氏の棟梁として
情に流される訳にはいけませぬ



すると池禅尼は清盛に己が願いを果たしてもらうため
その間、断食をした


それを知った頼盛は狼狽し
兄・清盛に母のためにも頼朝の助命嘆願をした







ご無理をなされますな

そこに家貞が池禅尼に白湯を差し出した



家貞は既にお見通しであった
清盛が頼朝の命を助けたいと思っていることを
だが、平氏の棟梁としてそれができないことを
だから己が頼朝の助命を願おうと


我ら年寄りが出しゃばる場ではありますまい

そなたと一緒にするでない

池禅尼は憤り、目の前にある白湯を飲み干した







気まずそうな顔をする池禅尼に
家貞はこの件は内緒にするという仕草をして笑った



そして、頼朝の沙汰を下す日がきた


頼朝が源氏として大事にすべきと考える髯切の太刀は
平氏の手にあった

義朝との一騎打ちに敗れた義朝が
髯切の太刀を残して立ち去ったのである


その言葉を聞いて頼朝は打ち震えた

我が父・義朝は真の武士でござりました
朝廷に取り入る平氏のやり方が許せず
太刀の力に任せて挙兵しました

その父が平氏の棟梁の前に髯切を残して去ったとは
左様に弱弱しい背を見せて去ったとは
もうみとうござりませぬ

真の武士がまやかしの武士に敗れた

左様な世の行く末を私はみとうありませぬ
はよう斬って下さりませ
この首をはよう、はよう




清盛は頼朝を殴りつけた

清盛は頼朝の中に亡き義朝を見たからだ



お前はそれで気が済むだろう

ただ一身に太刀を振り回し
武士として生き武士として死んだ
そう思うのであろう

武士として生き武士として死んだ

俺はこの先も生きていかねばならぬ
お前がおらぬこの世で
武士としての頂を切り開いていかねばならぬ

それが如何に苦しいことか分かるか
それが如何に虚しいことか分かるか?

乗り越えてこその武士じゃ
醜きことにまみれようと


途中で降りたお前が見ることが出来なかった景色

その時こそ思い知れ
源氏は平氏に負けたのだと

つまらぬ乱を起こしたことを悔やめ
俺はお前を断じて許さぬ


誰が殺してなどやるものか




そうして頼朝は伊豆に流罪となった



まもなく常盤は清盛の下に出頭した


子の命を救うために





それが源氏の妻として母として
己が役目だと考えていた


清盛は常盤に亡き母を重ねた


己の命を救うために死んだ母を思い
清盛は常盤の願いを聞き入れた


代わりに常盤は清盛の側女となった
だが常盤は常に義朝の妻という誇りだけは捨てなかった




それからまもなく清盛は
平氏念願の公卿となった

時代は新たな展開を迎えていく―――――






いやぁ今回は今のうちに日の目を見ないであろう
登場人物のイラストを出してたらこんな数になってました(; ̄∇ ̄)ゞ


此度のポイントのひとつとして頼朝と宗盛


共に初陣だった二人


勝者の側として宗盛がちと威張った感じになってるのですが

時は流れて十数年後
共に源平の棟梁となり

宗盛は頼朝の前に敗軍の将として処断されるという
運命が待っているという点で

こちらも源平の数奇な運命を持って生きてくってことですね



それから清盛の頼朝に対する処遇について
あれはおそらく清盛は元々頼朝を生かすつもりがあった

だから東国の伊豆に流罪にしたのかなと

伊豆ならば、もしかしたら
源氏の血を引く頼朝は平氏の新たなライバルに
なってほしいという願いがあったのかなと

もし流罪ならば西国にすれば
平氏の監視下に置きやすいが
場合によっては処断されてしまう

そういうことがないように
頼朝は平氏の影響が少なく
源氏寄りの東国に流罪にしたのかなと
思ったりする今日この頃


それから
後白河院でさえも平氏の権威を
認めざるを得ない状況になっていた事が
此度の事態で信頼を平氏側に引き渡した事からもうかがえます


それと時子は平氏の棟梁として
かなり度量の深い人物になってきてますかね


そうして武士が公卿になったことで
新たな時代が切り開かれた

そこで平氏らはどうなっていくのか
その辺が今後の面白さになっていくと共に

その後、転げ落ちていく
平氏の落日にも繋がっていく、というのが楽しみなところです



ちなみに此度の物語の最後に流れる平清盛紀行にて
義朝が眠るお寺の紹介がされていましたが

その寺で「家内安全」を祈るって(; ̄∇ ̄)ゞ

まぁ昔からその人が果たせなかった事が
そういう祈りに繋がるみたいですが

このドラマを見た後じゃあねぇ(; ̄∇ ̄)ゞ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、おはようございます。
た、大漁でございますなーーーっ。
驚愕いたしました。
今回、池禅尼が若返ったかの如く
お美しい仕上がりでございますねえ。
うっとりしてしまいましたぞ〜。
そして・・・本編も流れるような展開に
斬新な演出の数々・・・リピートがとまりません。
常盤の女の意地の描き方が見事と申すしかないのですな・・・。
清盛と常盤の声なき目合い加減が最高でございました〜。
キッド
2012/07/16 06:10
キッド様
こんばんはです
大分描き貯めていたものを放出しました

思ったより池禅尼はきれいきれいになりました

女として妻として母として
そういう姿が清盛に父から聞かされた
母の面影を感じさせる

それを踏まえての清盛の
常盤へのあの視線でしょうね

実に素晴らしいですな ̄∇ ̄
ikasama4
2012/08/19 20:26

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