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zoom RSS 平清盛 第22話 「勝利の代償」

<<   作成日時 : 2012/06/03 23:39   >>

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後に保元の乱と呼ばれた戦は終わった

勝者となった清盛、義朝共に官位を頂き
義朝は遂に源氏では念願の殿上人になられた


一方、敗者となった崇徳院、頼長、平忠正、源為義ら一党は
賊として追われる身であった

そのような中で頼長は首に矢を受けて瀕死の状態であった

その夜、頼長は父・忠実の下で匿ってもらおうとしたが
忠実は我が子を拒否した

我が子を受け入れば
藤原摂関家は終わってしまうと考えたからだ


その父の対応を受けて
頼長は舌を噛み切って自害した


翌朝
忠実の屋敷の庭に一羽の鳥がやってきた

それは頼長が飼っていたオウム


「チチウエ・・・チチウエ・・・」

そう何度も繰り返してオウムは息を引き取った


我が子が死んだ

それを感じた忠実は号泣した





それから数日後
信西は頼長の屋敷の跡に足を運んだ


そこには頼長の日記があった
それは頼長が目指そうとした新しき時代に向けて
己の理念などが書き記してあった


それを信西はしみじみと見つめていた


この日より藤原摂関家の時代が終わりを告げ
新たな時代が始まろうとしていた


その新しい時代を支配するのは後白河帝であった






平氏では叔父・忠正を探し出した


忠正はこのまま平氏一門にいれば
一族に災いを成すとして処罰することを清盛に求めた


かつて清盛を平氏一門に災いを成すものとして忌み嫌ったが
今では自分が忌み嫌われる存在になっていた


だが、清盛はそれを拒んだ




叔父上は一門に欠かせぬ御方にござりまする
どうかお力添え下さい



そうして忠正は蟄居することとなった


池禅尼は忠正と話をして

息子・頼盛のことを詫びるために



忠正はしみじみと語った



兄上も若い頃はそれは血の気が多くて
わしはいつも尻拭いじゃ

あの時も兄上があの赤子を言うたあの時も

ああ、これは一生わしが尻拭いせねば

そう思うた

それがとてつもないことをしでかす兄を持つ弟の役目じゃ



忠正様にこれ以上のお苦しみがなきように・・・



清盛はすぐさま信西の下へ向かった

叔父・忠正の罪を許してもらうために



世にとって最も良き断を下そう


信西はそう清盛に告げた



そして源氏でも尾張にて大殿・為義が見つかり
為義は義朝の屋敷にて同じく蟄居することになった


為義を探し出すように命じたのは由良御前であった

我が子・鬼武者に源氏としての有り様を見せるために


そこで由良御前は夫・義朝の出世した様子を語った


義朝が昇殿を許されたことを


それを聞いた為義は
息子の出世を大層喜んでいた




そうして後白河帝や信西ら
勝ち残った朝廷の者達によって
敗者の裁断が下されることとなった


崇徳院は仁和寺にて出家し蟄居していたが
信西はすぐさま流罪が相当と告げた


後白河帝はそれを承認した


過去に先例がない
面白いことだとして



そして、忠正ら武士達の処断は――――――



信西に呼び出された清盛が
信西の下に向かった


播磨守
そなたの叔父
忠正とその子の処分が決まった

死罪じゃ

今述べた罪人共を斬首せよ



信西の言葉に清盛は呆然としていた―――――





まずは義朝が相当なツンデレキャラで
友を切るのは縁起が悪いと言った後で狼狽したり
髯切にせいという清盛の言葉に一瞬抗ったものの
結構気に入ってたりと義朝のキャラはここにきて
結構コミカルさが目立ちますな

まぁ清盛とは5歳年下ですから
これくらいが本当はちょうどいいんだとは思うんですけどね ̄∇ ̄



それから今回、頼長の屋敷にて
頼長の日記を読んで、ふと感慨にふける信西


かつては友とも呼べるべき関係だったのに

藤原摂関家と藤原摂関家ではない家柄が
此度の合戦で敵味方となってしまった

もし、同じ立場であれば
新しき世を共に切り開くことができたはずなのに


という、彼の才を惜しんでいる雰囲気が感じ取れますね


これが後の乱で敵対する清盛と義朝の関係を
暗示してるようなところも感じられます



一方で後白河帝は
先例のないことやこれまで行われなかった事を行う事が好き


理由の原点は全て面白いから


その根本は清盛と似てるようでちと異質ですね



それから賊として追われる身となった忠正と為義


忠正はかつて清盛を一門に災いを成すとして語っていましたが
それが自分自身がそうなったことで自分を始末しようとしました


そして、頼盛に対しては
若き頃の忠盛と忠正との関係を思い出してました


兄は血気盛んでいつも自分が損な役回り


で、家盛はその結果
不幸な出来事に見舞われてしまった


だから家盛はどうしても救いたかった
という思いもあったのでしょうねぇ


弟だからよくわかる、と


一方で清盛が豊かな国である播磨守になったことに
忠正は兄が言ったことは間違いではなかったと感じたようです


そして為義もまた
源氏では念願の殿上人に息子・義朝がなったことを喜んでました



どちらも今死んでも悔いはない

平氏、源氏として一門には喜ばしい名誉が残るのだからと



それだけに
次回の展開がとても切ないですね

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平清盛 第22回「勝利の代償」
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あしたまにあーな
2012/06/03 23:48
【平清盛】第22回
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ドラマ@見取り八段・実0段
2012/06/04 03:11

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんばんは。

慟哭する前関白忠実・・・。
謎の微笑みを浮かべる後白河天皇。
そして・・・虚脱した平忠正・・・。

まさに・・・乱、その後で・・・。
でございますね〜。
関白の嘆きを思うと・・・
悪左府は・・・ガルマだったのかもと
思いなおしました。
お坊ちゃまだったのは間違いないですからね〜。
すると・・・上皇方にシャアが・・・。
ま、討ったのは連邦軍の源重貞とされていますが・・・
重貞・・・この後、近江であの為朝も捕縛してしまいますので
連邦のエースであることは間違いないようです。
なにしろ・・・腕に北斗七星の黒子がある男ですからな。
後に・・・軟禁状態にはなりませんが〜。

帝、最高っ。

このドラマでは一番虚構性の強い
平忠正・・・十文字疾風以来の哀愁がよろしいですねえ。

今回は信西の遠い目がぐっときたキッドでございます。
キッド
2012/06/04 19:53

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