渡る世間は愚痴ばかり

アクセスカウンタ

zoom RSS 平清盛 第21話 「保元の乱」

<<   作成日時 : 2012/05/27 23:02   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 4

その夜
清盛と義朝は共に後白河帝の下に馳せ参じた


義朝は言う
死ぬる覚悟でこの場に馳せ参じた
今すぐ恩賞として昇殿を



御白河帝は義朝の言葉を面白いと言い
信西は義朝に昇殿を許し
軍議の場に清盛と共に席を並べた



帝側
院側
それぞれで軍議が行われた

そこで進言したのは義朝と為朝と戦慣れした源氏

その二人とも進言したのは同じ策


夜討ちであった



そこで両軍の軍師
頼長と信西は同じ言葉をあげた


孫子の一説

利に会えば即ち動き
利に会わざれば即ち止まる



頼長はこう解釈した
利が来るまで待つべきと

そして為朝の進言を
卑怯者がする戦法としてこれを退けた


信西はこう解釈した
利を得るため動くべきと
そして義朝の進言を
勝つために肝要としてこれを受け入れた




そうして未明に戦は始まった





忠実は宇治にて案じていた

藤原道長のような
藤原摂関家の栄華を取り戻したい
わしの望みはただそれだけであった

どこでこのようなことになってしもうたのか








この戦は武士の世への道
殿も忠正様もこの険しき道を進むため修練を積んできた

この戦に馳せ参じた千を超える武士がその命を燃やす

新しき世のために――――――





白河北殿南門を守る鎮西八郎為朝の下へ
伊藤忠清ら平氏一向が攻め立てたが
為朝の剛弓は凄まじく次々と平氏の名のある武将は倒れた







止む無く南門を攻める平氏らはその場を退き
忠正が守る北門に集中していった


それと入れ替わるように義朝ら源氏が南門を攻めたてた

鎌田正清が為朝に矢を射かけ
それに応じるように為朝が正清に矢を射た

だが正清を庇うように間に身体を入れてきた男がいた


為朝と共に戦っていたはずの正清の父・通清であった




父上・・・

急所は外れておる
大事ない
武士の風上にもおけぬ事をしてしもうた
断じてこの父を見習うでないぞ



そうして通清はその場を去り
白河北殿を守る為義の下に向かった


殿
ご安心なされませ
殿が育てたご子息は立派な武士になってござります




そうして通清は息を引き取った



為義は戦地に向かった

通清が亡くなった悲しみと
通清を殺された恨みを晴らさんがために



刃を交える源氏の親子

刃を交える平氏の棟梁と叔父


その後
義朝の進言により白河北殿へ火矢による攻撃が行われたことから
事態は急速に後白河帝側に戦局は傾いた



保元の乱は一日で収束し
後白河帝側の勝利となった


白河院が築いた白河北殿が燃える


それはひとつの時代が終わり
新たな時代の始まりを意味していた


だが
武士の時代が来るには
まだまだ先のことである―――――





藤原摂関家に限らず
源氏と平氏もまた一族の繁栄を考えていたはずなのに

何故か一族同士で戦う羽目になってしまった

忸怩たる思いがありますな


ただ妻達は愛する者の武運なり無事なりを祈っていました



公式HPでは今回の内容に関して

「大切なものを守るために、大切なものを失う。」

この言葉がなかなかに意を得ていました


それから鬼若が為義に加勢してました
悪左府に怨みがあるような感じもありましたが
弱い者に加勢をする

そういう気風が京にはこの頃からあり
それが後の判官贔屓という言葉に象徴されるってことでしょうかね



それにしても為朝の弓って凄まじいですよね


弓道をやっていた人なら分かると思いますが
どんな剛弓使ってるんだろ?!って感じですよね

学生さんが引いてた弓は大体14〜20なんで
為朝が引いてた弓は30〜40くらいとすれば
もう化け物ですな(; ̄∇ ̄)


個人的には
いつも武芸自慢してた伊藤忠清との剛弓対決も見たかったものですがね
(; ̄∇ ̄)ゞ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
平清盛 第21回「保元の乱」
間違いなく前半の最大のイベントである保元の乱が始まりました。今まで歴史の勉強をしていた学生の頃まで保元の乱について、あまり詳しく知らないまま来てしまったことが残念でもあり、逆に様々なことが新しい発見となることが嬉しいことから、どんな感じだったのだろうと興味津々で始まりました。前回くらいから話の内容がしっかりとしてきていて、保元の乱自体もしっかりと描いてくれるだろうという期待が高まります。 今回の戦は平氏と源氏にとって一族を二分するかのような状況の中で、それぞれがどのように思いながら戦っていくのか... ...続きを見る
あしたまにあーな
2012/05/27 23:15
【平清盛】第21回
ついに保元の乱開戦!後白河帝(松田翔太)対崇徳上皇(井浦新)に分かれた朝廷内争いは、 平氏・源氏の武士集団を巻き込んで京の都を二分する争いに! ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2012/05/28 03:35
絶対に言っちゃダメ!夫にマジギレされる「妻の愚痴」9つ【1/3】
夫婦としてともに生活を送っていると、夫に対してさまざまな不満が出てくるのではないでしょうか?不満を溜めこむのはよくありません。夫婦の間に問題がある場合は、きちんと話し合って解決するべきです。でも... ...続きを見る
恋愛コラムリーダー 〜Love Colu...
2012/06/13 13:08

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasma4様、おはようございます。

両ガンダムキターッ!!

キッドめは武者ガンダムとマスターガンダムと
たとえましたぞ・・・。
二人ともつわものというより・・・兵器ですな。

見事なばかりに実写版・源平合戦となっている
今回・・・あまりのリアルさに
懐かしくて涙している亡霊が
そこかしこでさざめいておりました・・・。

キッドとしては忠正VS清盛の
正調一騎打ちをあと30分は眺めていたかった・・・。
精も根もつき果て身動きできなくなるのが
真の格闘というものでございます。

漢と漢の魂のふれあいですからなあ。

そしてついに登場、デギン・藤原忠実。
すると・・・忠通はギレンで・・・頼長はキシリアか・・・。
キッド
2012/05/29 03:36
お久しぶりでございます
清盛でのコメントは、これが初めて・・・というか今年になって初の参加です
何を隠そう私のハンドル、、、平家にあやかっています
実は私、、系図もあるのですが経盛の流れを汲む平家の末裔でして・・・

なのに巷では大河、、、評判イマイチですね   ちと悲しい。
ですが私、、、ネットで貯めた動画を時間差でじっくり鑑賞してますけど、なかなかいいですよ。
特に悪公家コンビがいいですね  もう悪が魅力的だとドラマも良くなる
これは鉄則です
國村さんと山本君の悪公家コンビ、、やらしい悪の香りがしてたまらんです。
大昔の平家物語体験組としましては、当時の悪左府は成田三樹夫 信西が小沢栄太郎
藤原信頼は亀石征一郎  凶悪な面構えの面々です  当時、興奮して見ていました。
山本君の悪左府は初代に劣らずいいですね!
taira
2012/06/03 00:36
キッド様
こんばんはです

つわもの共の姿はやはりいいものですな

個人的には忠清にも弓矢を構えてほしかったですな

ま、為朝の凄さに尻込みしてしまったかもですが

この頃の合戦は
まずは弓合わせをして将同士が戦いあい
そして兵達の集団戦になっていく

その流れもきちんとしてましたねぇ

そして藤原摂関家はなんとも
ザビ家に例えが妙ですよねぇ

まぁこっちは200年も続いてますけどね ̄∇ ̄
ikasama4
2012/06/04 00:03
taira様
お久しぶりでございます

おお、なんとそれはそれは
新・平家物語では古谷一行さんが
そして今は駿河太郎さんが演じられた役ですな

ホント、評判がイマイチなのが悲しいですな

まぁちとわからんでもないというか
時間軸とそこにおける主人公らの年齢と雰囲気が
中盤まで分かりづらいところもあったりしましたからね

新・平家物語は時代劇専門チャンネルにて
総集編で見させていただきまして

そこで成田さんと亀石さんらの役を堪能しました

あの頃の時代劇は主人公を善として
それに敵対するものを悪として描くような
ところがあり、それが分かりやすいとこもありましたが

最近はそれぞれの立場での言い分なりを描く傾向があり
それがまた物語を難しくしてるのかもしれませんが

まぁこの作品でいくと
人の恨みや嫉妬を根幹においているので
とっても分かりやすいと思うんですけどね ̄∇ ̄
ikasama4
2012/06/04 00:03

コメントする help

ニックネーム
本 文
平清盛 第21話 「保元の乱」 渡る世間は愚痴ばかり/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる