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zoom RSS 平清盛 第13話 「祇園闘乱事件」

<<   作成日時 : 2012/04/01 23:34   >>

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平氏一党は祇園社に足を運んだ

そこに祇園社の僧達が因縁をつけた

「神域を血で汚しおった」

僧達は怒り、平氏に牙を向けた


これが平氏の存続を揺るがす一大事の始まりであった



日頃、平氏を快く思わぬ延暦寺の僧が法皇に対して平氏に厳罰を求めた

僧達は常々強訴に及ぶと
それを平氏が退けていたからである


境内を血で汚し傷をつけたとあっては黙っていまい


忠盛の命によって
盛国、兎丸は検非違使に捕らえられた


だが、延暦寺の僧侶は平氏の棟梁・忠盛を流罪にせよと強訴に及んだ

神輿を前に押し出してきて


神輿には神が宿ると言われていた

かつて藤原摂関家・忠実の父が武力をもって神輿を担ぐ者達を撃退し
それからまもなく急死したことから

神輿に傷をつけるを神罰が下るとして
神輿に矢を向けたものなどは誰もいなかった


検非違使として源氏らが延暦寺の強訴を退けようとしたが
神輿を前に担ぎ出した僧達を前に思うように退けることができない



そこに一本の矢が神輿に刺さった


僧達も源氏の者達も慌てふためいた



矢を射たのは平清盛であった




今まで神輿を射た者は誰もおらなかったこと

平氏一門もまた慌てふためいていた


忠盛は此度の一件の断が下されるまで
清盛に共に蟄居するように命じた




父・忠盛と二人きりで断を待つ



父上、申し訳ござりません

加茂川の水
双六の賽
山法師

白河院はこれを天下の三不如意と言われた

何事も動かされた
白河院でも

この三つだけはどうすることもできなかったという訳じゃ

白河院さえ手を焼いた強訴

我らがどうしたところで
どうすることも出来んわ




神輿に矢を射るなど言語道断
清盛に厳しい処罰を求める頼長、忠実親子

平氏の武力は今の世に欠かせぬものであると
平氏を擁護する忠通、信西

朝廷も意見が二分していた



頼長は信西に尋ねた
何故、我が意に逆らう事を申した?





私が目指すのは新しき政による新しき国造り
藤原摂関家による古き国造りではござりませぬ




殿にはあれで十分でござりまする


忠正は先日、時子を前にして
清盛をなじったことを言い過ぎたとして
謝りにやってきたが、時子のお産が始まったらしく
清太、清次の世話をすることになった


そこで清太が忠正に尋ねた


大叔父上様

男子が生まれたらどうなされます?

父上は母上が生んだ子の方を可愛がるのではありませぬか?



そんなことは断じてない
生まれてくる子をうんと可愛がってやれ



そう優しく諭した




清盛と忠盛は双六をしていた


父上は何故、私をひきとったのですか?

いつか、こんな日が
平氏に災いする日がくると思わなかったのですか?



舞子という名であった

白河院という巨大な御方にたった一人で楯突いた女

それがお前の生みの親だ

陰陽師の世迷言に耳を貸さず
命を懸けてお前を守ろうとした

わしはこの時がくることを待っておった

清盛、お前はなくてはならぬ男だ

平氏にも
これから先の世にも




そして鳥羽院はまだ迷っていた


清盛は
この世に欠かせぬ男か
この世におってはならぬ男か


白河院は死して尚、振り回し続けた

白河院の御落胤と言われておる
清盛がこの世を騒がし朕を苦しめておる

今もこの世を動かしておるのは白河院だと思うておる

平氏を救うことは
白河院に操られておるような気がする・・・




それからまもなく
法皇が忠盛、清盛親子の前に現れた



平清盛





そちに尋ねたき儀がある

そちが神輿を射たはわざとか?

手違いか?




双六の賽を握り締めた

わざとにござりまする

鳥羽院の目が見開く


射てみよ
神輿を射抜いた時の如く
朕を射てみよ



清盛は立ち上がった


そして射る仕草をした


おお、我が身に染まる
白河院の血が流れ出ておる


平清盛
そちこそが朕を射抜いた

いや、そのもの

白河院は朕に報いられた
乱しに乱した一本の矢じゃ





清盛らの罪は罰金刑ですんだ


清盛は時子が生んだ清三郎と対面した


お前が生まれた時
殿は蟄居させられていたのですよ

このことは生涯、忘れませぬ

怖かったのですから
殿が帰ってこなかったらどうしようかと



心配かけて悪かった
ようこらえてくれた
よう生んでくれたな、時子




そして、この清盛が起こした騒動によって
世は次第に二つの勢力に分かれていく


平氏一党は棟梁が流罪を免れたことに安堵していたが
北の方は憂いていた


それは忠盛が持っていた前の奥方様の縁の品
今も殿にとって格別の御方

だから殿は何としても清盛を守ろうとするのであろうと


その言葉を家盛は聞いてしまった


家盛は清盛に宣言した


自分が平氏の嫡男になると―――――





此度の清盛の騒動によって

清盛ら平氏を排除しようとする一派

平氏を擁護する一派

これらの対立が表面化して
この対立が後の乱でのそのままの対立構図になるという
ものでしたね


鳥羽院は清盛を助けることが
己に流れる白河院に操られているのではないかと
考えていたみたいですが、どうもその佇まいからして
鳥羽院も十分白河院にそっくりになってきたと思うんですがね


それから忠正が清太に優しく諭すシーンが
ありましたが、後の大乱での忠正の最期を考えると
ここで後の悲劇に持っていくのでしょうね


それにしても清盛が流罪になったら
流罪の地で女つくって子を作るんだと

まるで義朝みたいにと
たとえる時子がちょっとウケました

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タイトル (本文) ブログ名/日時
平清盛 第13回「祇園闘乱事件」
今回は清盛が起こした騒動である「祇園闘乱事件」一色となりました。ここまで題名と内容がぴったりと合うのも珍しいことではありますが、それ故終始一つの内容をしっかりと見ることができて満足できるものとなりました。 強訴を当然快く思っていない比叡山延暦寺の僧侶たちは、平氏の中で一番の弱みである兎丸を挑発することによって見事混乱を起こすことに成功します。絶対的なものを背中に背負っていることから、かの白河院も自分の意のままにすることができなかったと言われる僧侶たちですが、清盛たちもまた同じように苦労することに... ...続きを見る
あしたまにあーな
2012/04/02 13:01
【平清盛】第13回
祇園社で僧兵ともめたことをきっかけに、比叡山は平氏の横暴だと強訴を起こす。 院の命令で止めに入った源氏兵を横目に、清盛(松山ケンイチ)が放った一本の矢は 神聖として誰も手が出なかった神輿(しん... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2012/04/03 00:47

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。
おかげんいかがでしょうか。ご自愛くださりますように。

さてさて、ついに待望の悪左府描き下ろし。
まことに麗しい限りでございます。
ちょっとアンナ様のダーリンが入っているような気がするのは
気のせいでしょうか。
まあ、イケメンはイケメンに通じるのですな。
鬼若登場で・・・またもちりとてちんでしたな。
そして鳥羽院の狂気なる狂喜・・・圧巻でしたな。
とにもかくにもマイペースでお願いいたします。
キッド
2012/04/02 16:53

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