渡る世間は愚痴ばかり

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zoom RSS カーネーション 第22週−5

<<   作成日時 : 2012/03/03 01:40   >>

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昭和48年3月

聡子はイギリスに行きました


「おばあちゃん
これが聡子の顔やて
忘れんといてな」


そう言って聡子はいつものように陽気な顔で
おばちゃんに笑いかけた

おばあちゃんは鳴いていた


糸子は優子の店に行った

旦那さんとのことを聞くために


すると、優子は申し訳なさそうに語った

「お母ちゃん
心配するやろと思うて」


「心配するかもしれんけど
そのための親やろ」



それから話題は今後の優子の夢について

優子は文化の中心は東京だから
東京を中心にして店舗を増やしていく

ゆくゆくは50店舗まで増やしたいらしい


とりあえず聞くんは聞いてたけど
優子の話はなんもおもろいとは思いませんでした



八重子は美容店をしめることにした

立ち仕事がそろそろきついし
息子の太郎のところで世話になろうと思ってるらしい


糸子は北村から
東京進出の話を持ちかけられたことを話した

その話は昌子さんも松田さんも既に知っていた


「うちも恵さんも先生のええようにしてもらうんが
一番やと思います

なかなかないですよ
そないええ話」


「おもろいかどうかわからへん

あのな、なんちゅうか
新しいゲームが始まってしもうてん

優子の話やら聞いちゃったらそんな気がしてきた

戦争と同じような

うちは服を作れたら
それでよかったのに

いつのまにか洋裁のゲームになってしもうた

かつてうちに洋裁を教えてくれた根岸先生が言うてくれた

服は品格と誇りを与えてくれる
初めて希望がもてる

今はモードの力がごっつい強いやろ

最高にいい服を作っても
翌年にはモードが台風みたいに全部なぎ倒してしまいよるねん

そんなことをずっと繰り返してきた気がするねん」



そんな糸子の言葉に何故か八重子は憤った

そして、糸子の家を出て10分後
戻ってきた八重子さんは手に
八重子の店の美容室で着ていた制服を糸子に見せた

それは糸子が作ってくれたもの


「うちに希望と誇りをくれた大事な宝物や!」


ひっぱたかれたみたいでした
過去の自分にひっぱたかれたみたいでした―――――




若い頃はただ服をつくって
みんなに希望を与えたかった

でも、今は
毎年どんな服が売れるのかゲームをやってるみたいで
このまま洋装店をやっていくのがどうかと思っていた


そんな糸子に八重子が怒った

あの時、八重子は糸子に服を作ってもらえた

それで希望が生まれた

だからこそ、今の八重子がある


八重子の一喝は過去の糸子からの一喝


ここで糸子は改めて
自分の原点を思い知ったということでしょうかね


ここから糸子はどうするべきか
おそらく決心がついたのかもしれません

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