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zoom RSS 平清盛 第12話 「宿命の再会」

<<   作成日時 : 2012/03/26 00:22   >>

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僧達が神輿を担いで強訴を行う

平氏はその財力をもって強訴を退けていく

だが、朝廷が平氏の棟梁・忠盛に遣わす官位は四位まで

どれだけ尽くしても
武士を公卿にするつもりはない
朝廷の意図がありありととれた



高階通憲は出家して信西と名乗った

自分が何度進言しても
朝廷は動いてくれない


藤原頼長などは
武士など取り立てぬに及ばぬ
天下の政に加えるなぞ天下の乱れぞ

武士に力を持たせず
藤原摂関家に力を持たせることこそ
世の道よ

とのたまう


結局、上の者達は
己の権力のことしか考えておらん

その嘆きからであった



明子をなくしていらだつ清盛は
その怒りを今の世=朝廷にぶつけた


俺達の財力と武力を絞るだけ絞って捨てる気じゃ
そこまでして背負わなければならぬ者とは何なのだ!



家貞ら家臣らは
清盛には後添えが必要だと考えているが

忠盛から見ると


清盛はまだ心の軸が定まっておらん

そう言ってはばからなかった



その頃、時子は清盛の二人の息子の世話をしていた
そして、時子は明子がよく弾いていた琵琶の音を
息子達に聞かせた

だが、時子が弾く琵琶を清盛は嫌がった


耳に残る明子の音色を消されとうないのだ



その言葉に時子の心が痛んだ



寺で日々祈りを続ける璋子の前に得子が現れた


得子は尋ねた

何故、黙って御出家なさいました


貴女様は私に教えてくださいました
人を愛しく思う気持ちの激しさを
己の愚かさを振り返り
俗世に未練はございません

されど、ひとつだけ申すならば
私は遂に左様な激しき思いを知らぬまま
生きてまいりました

それだけが心残りにござります



どこまでも福々しげで憎々しいお方じゃ
法皇様を奪い
国母の座から蹴落とし
出家にまで追い込んでも
貴女様から全てを奪い取ることはは叶わなかった・・・


そう語る得子の姿はどこか
これまでの毒々しさが抜けていた




その後、璋子は病に倒れ伏した


璋子の病を知った鳥羽院は
配下の者達に水仙の花を探すように命じた


武士らが懸命に探す中
清盛はやる気がなかった


今まで鳥羽院は璋子様にたいして
つれない態度をとってきたのに

その璋子様が今際になるや
璋子様のために花を探すと命じる

明子はつたなき政によって殺されたようなもんじゃ



そこに家盛が己の秘めた思いを語る


家盛には好いた女子がいた
だが、名ある家の娘を選んだと言う
全ては一門のために




それを聞いた清盛はすぐさま水仙を探しに向かった

だが、水仙はこの時期
季節外れでどこにも咲いていない



焦る清盛


そこに馬に乗った武士がいた
義朝である


清盛は義朝と10年振りの再会を果たした



義朝は尾張にて水仙を法皇が探しているのを知り
東国の者に命じて探させて、そして水仙を見つけたという




義朝がとってきた水仙を持って
鳥羽院は璋子の下に向かった



璋子!


法皇様・・・
やっと・・・わかりましてござりまする
人を愛しく思う気持ちの・・・
こんなにも・・・優しく・・・
ああ、我が君・・・

璋子は今愛しさに包まれております・・・



璋子・・・


こうして待賢院門はこの世を去った



義朝の凱旋に為義は大いに喜んだ

その後、義朝は鳥羽院に従五位下の官位を授かった

これは源氏では五十年振りのことであった



清盛は得意げになっている義朝に吐き捨てるように語った



こんなことで図に乗るでないぞ


やはり最も強き武士は源氏だ


都を守っておったのは平氏じゃ
俺はこれから平氏を背負うていく男ぞ


そなたが平氏を背負うとは
平氏とはなんたる軽いものぞ



10年経っても相変わらずの二人である



義朝が家に戻ると由良御前がいた


由良御前は今、統子内親王に仕えているという
統子内親王は待賢院門様が生んだ女子である


義朝は男子を二人もうけたと言うや
由良御前の顔が曇る



そなたも生むか


はい?


俺の子を、生むかと尋ねておる


おふざけも大概になさりまし


そなたには嫡男を産んでもらいたい
統子内親王様にお仕えしておると申したな?



それが何か?


そなたはきっと俺の役に立とう


馬鹿にして!
人を何だと・・・



女子にとって愛しい男子の役に立つほど心楽しい事があるか?
ずっと俺の帰りを待っておったのではないのか?



心の内を見透かされた由良御前はただ頷くしかなかった



一方、平氏のほうでも似たようなことが起きていた



清盛は時子にどなるように語った



そなたでよい
皆、後添えをもらえとうるさい
そなたはわしに惚れておる
子供達もそなたになついておる

後はわしがそなたに惚れればよいのじゃ



何の話でござりまするか?

分からぬ女子じゃ!
俺の妻になれと言うておるのじゃ!



さように失礼な話がござりまするか!
あんまりでござります

光る君と紫の上の如き恋に憧れていたのに・・・
どこまでも光らない君!



そう言って時子は清盛に抱きついた



その後、義朝と由良御前との間に嫡男が生まれた
後の頼朝である

その年に清盛も時子との間に子を授かった


そしてこの年、清盛は
都を騒がす大事件の張本人として世に姿を現すことになる

世に名高い祇園社の争いである――――――






今回は色々と重ねてきましたね

前回、明子が病に伏している中で
清盛が傍で涙を流しているシーン


その構図が今回
待賢門院と鳥羽院でそのまんま
再現されていたって感じでした


それから
義朝の由良御前に対する告白
清盛の時子に対する告白

ひどいもんでしたが
惚れた者の弱み

拒むのは難しいというやつですかな



それから待賢門院が亡くなったのが1145年なので
現在、清盛は27歳
義朝は清盛の5歳年下なので
義朝は22歳ですかね


ということは清盛と義朝が10年振りに再会したということは
義朝が東国の地に旅立ったのは12歳の頃ということですか

それを考えると義朝、どこまですごいんだと ̄∇ ̄;



それから
兄・清盛は自由奔放に生きている

だから
弟・家盛は家の命に逆らうことは出来なかった


家に迷惑を自分はかけることはできない

この辺は兄が真面目になれば
弟は自由奔放になるみたいな

そういう流れってあるあるって感じですな


それから時子の家・平家も
同じ桓武平氏の流れを汲む
伊勢平氏とは別家の平氏

いわば同属ですからね


次回からは清盛の行為が都を騒がすようで
清盛の行為に対して周りがどんな反応を示すのか
この辺が実に楽しみなところです

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【平清盛】第12回
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんばんは。

目立たないけれど
清盛の人生の節目に釘をさしていく・・・
異母弟家盛・・・
とぼけた顔してバンバンバ〜ンですな。
母ともども・・・どの程度・・・
腹黒になるのか・・・
ならないのか・・・
そのあたりも楽しみですな〜。

兄がうっかりさんなら
弟はしっかりさん。
そして逆もまた真なりですな。
人間のバランス感覚おそるべしです。
落ちこぼれ学級で
さらに落ちこぼれるのもまた真なりだったりして〜。
それにしても義朝・・・
史実的にすっげええええっ奴ですな。やはり。
それはそうと待賢門院死去は1145年では〜?
キッド
2012/03/26 19:06
キッド様
おはようございます
清盛が自由奔放に生きる中で
本来、清盛が背負うべき負の一面を背負うことになってる
家盛は影を感じる人になってきてますね

兄がうっかりさんだからこそ
それを反面教師として弟はしっかりする

こういうのも面白いもんですね

ああ、1145年だと頭では認識してて
年齢もあってるのに何故に・・・

ああ、うっかりさん(; ̄∇ ̄)ゞ
ikasama4
2012/03/27 07:29

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