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zoom RSS 平清盛 第11話 「もののけの涙」

<<   作成日時 : 2012/03/19 01:09   >>

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義清が最後に詠んだ歌を
帝の前で披露した清盛

帝は鳥羽の院の御子にあらず
伯父御と呼ばれ、忌み嫌われた

私と同じでござりまする

この醜き世を
私なりに面白う生きてまいる所存にござりまする



崇徳帝に念願の皇子がお生まれになった

崇徳帝から鳥羽院へ
初めての反逆の機会が与えられた

崇徳帝は自分の血の繋がりの濃い我が子を
次の帝として朕の思う政をしたいと願った


この事態に当惑したのは藤原忠通である

崇徳帝の子を生んだ女子は
忠通の娘ではなく、傍にいた女房である


崇徳帝の皇子が帝になれば
忠通は外祖父として力をふるえなくなる


忠通は得子に相談した


得子は笑った

虐げられし帝が初めて牙を剥いたのじゃ
受けてたってあげねば無礼であろう








得子は崇徳帝に囁いた
まずは得子が生んで崇徳帝の養子になっている体仁親王に帝の座を譲る

その後で崇徳帝の実の子に譲位をすればよいと



得子の巧みな申し出に崇徳帝の心は揺れた


崇徳帝は皇太子・体仁に譲位した

だが、それは皇太子としてではなく皇太弟であった

それでは皇太弟の親である鳥羽院が
再び権力を掌握することになる


全ては得子様の思惑通り


崇徳帝はまんまと騙されたのである

崇徳帝の怒りは鳥羽院
そして得子に向けられた



その得子はというと
待賢門院の取り巻きが得子を呪詛したとして
流刑に追い込んだ


得子が璋子につきつけた
呪詛の証拠の品はかつて
璋子が得子が子を生んだ祝いの品としてあげたものだった


これは璋子様を陥れんがために得子様が・・・

そう語る堀河局の言葉を璋子は制した


陥れるのではない
救ってくれるのじゃ

義清を出家に追いやった私を
こうやって突きつけて下さったのじゃ



これから一ヵ月後
待賢門院は落飾し、表舞台から失脚した



そして鳥羽院と
心を通わせることもないまま
遂に別れ別れになられた





東国・相模国 波多野家の屋敷に
義朝の姿があった

東国武士の多くを配下に従えていた

義朝はその地で配下の者から女子を召され
それによって二人の男児をもうけていた


そのことを為義の下で義朝を待つ由良御前は知らない





その頃、平氏は
この先、鳥羽院、崇徳帝、美福門院
誰に近付けばよいのか議論していた


だが、清盛はというと


今は朝廷に信頼に足る者がおらぬ
面白き者につけばよいのだ



と言って笑っていた



そこに宗子、明子
そして家盛の妻・秀子が現れ

新年の祝いにと雅楽を披露した


それぞれが奏でる楽器のひとつひとつには個性があるものの
足りないものがある

だが、三人が同時で演奏することで
互いに足りないものを補う

これぞ平氏一門のあるべき姿じゃ


そう、忠盛は評した


明子は琵琶の名手ということで
時子を助手にやんごとなき方々に琵琶を教えていた

その学びの場につかったのが清盛の屋敷である


そこで盛国が一人の女子・波子に気があると気づいた明子は


清盛に盛国に妻を迎えることを考えてもよいのではと
提言した

まことじゃ


だが、その盛国は

折角のお話ではありますがお断りしとうございます
まだまだ学びたき事がござります
とても妻や子を背負う覚悟がござりません



それを聞くや
清盛は勝手にせいと言って、その場を去ったが
明子は言葉を続けた

そなた、気にしておるのではないか?
元は漁師であることを

波子様は名のある御家にお仕えしていると見受けました

そなたは立派な武士じゃ
殿の計らいで立派な武士となったことを片時も忘れず
殿に尽くしておる

漁師の出であればこそ
そうなれたのではないか

どうか、殿と私にそなたの婚礼の仕度を整えさせてくれぬか


・・・はい

盛国は深々と頭を下げた


そんな明子の姿を見て清盛は思う


琵琶の如き女子じゃ
決して目立たぬが要となって
家を支えてくれておる

まことじゃ
そなたがおらねば
俺は何もできぬ







だが、明子は都で流行っている疫病にかかってしまった


明子が死ぬかもしれない

宋の薬があれば、明子が助かるかもしれぬ
だが、それは朝廷が禁じていた

今出来ることは祈祷か祈りくらい
だが、祈祷でも祈りでも明子を救うことはできない


どうやって明子の命を救えばよいのじゃ?


取り乱す清盛を前に
意識を取り戻した明子が清盛に語る


大きな船も
海の景色も
殿の目に映っていたから

殿の目に映る
広くておもしろき世を
共に思い描くことができて―――――
明子は幸せにござりました

殿
どうか、悲しまないで下さい



そう言って明子は息を引き取った


明子が死んでしまった

清盛その憤りを祈祷した僧侶らにぶつけ

殺そうとしたが、それを盛国は制した

恨むならば宋の薬を求めるを許さぬ法をお恨みなされませ
疫病を止められぬ朝廷をお恨みなされませ
そして皆が健やかに・・・健やかに暮らせる世を
殿がお作り下さりませ
それこそが北の方様の夢見た景色に相違ござりませぬ



その言葉に清盛はその場に泣き崩れた―――――






得子の侍女に横山めぐみ
そして盛国が気にかける女子・波子に岩田さゆりと

何気に登場人物があれこれと出てきておりますな


それから明子の最後は切ないですな
最後まで誰かのことを思って生きてきた

そういう人ほど薄命なんですなぁ

でもって、清盛は
どんどん傍若無人になってきてますかな

この辺は正に「もののけの血」の所業でしょうか


それから更に傍若無人ぶりを発揮してたのが義朝


なんか、周囲に己の力を認めて
図に乗ってるって感じですね

でもって、女子が夜の挨拶にきたら
それはそれで寝る気満々 ̄∇ ̄;


もうそれが当たり前って感じでしたからね

そんな義朝の帰りを待ち続ける由良御前がなんとも
健気というか、哀れにさえ思えてきますね


それから得子に騙された崇徳帝は
鳥羽院、そして得子に対する恨みを向けてるようで

その辺がどんどん後の対立構図になっていますね


それにしても得子って登場時は健気な感じがしたんですが
今はもう権力を求める野心の塊、権化みたいなもんですね

流石、玉藻の前のモデルといったとこでしょうかね ̄∇ ̄;

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【平清盛】第11回
得子(松雪泰子)の策略に陥れられた崇徳帝(井浦新)は、得子の子・近衛帝に、 みかどの座を譲ってしまう。 一方、清盛(松山ケンイチ)は最愛の妻・明子(加藤あい)と子どもたちと共に、 幸せな日々を... ...続きを見る
ドラマ@見取り八段・実0段
2012/03/19 01:31
平清盛 第11回「もののけの涙」
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あしたまにあーな
2012/03/20 22:56

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。

つぐみのマザーキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
これは強いシンをもちながら・・・どこか優しげな憂いをふくむ
得子皇后でございますね。
素晴らしい出来栄えに感服つかまつりました。
キッドのしころではすでに例のアレに骨肉を粉砕され食べられちゃってますが
こちらでは・・・人身のまま健在で
ほっとしております。・・・なんのこっちゃ。
季節の変わり目・・・くれぐれもマイペースでお願い申しあげます。
キッド
2012/03/19 15:36

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