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zoom RSS 平清盛 第1話 「二人の父」

<<   作成日時 : 2012/01/08 20:53   >>

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いやぁ素晴らしかった

第一話のような作品のクオリティが
1年間見れると思うとこれは傑作になりそうだ



1185年において
源氏ら武士の世の中になったけれども
その礎を築いたのは平清盛


そのことを振り返る源頼朝目線で
平清盛が描かれていく



1118年
この時代は白河院が牛耳っており
この当時の武士は朝廷の命によって
王家に逆らう者の命を奪い、己の手を
血で染める「王家の犬」「朝廷の番犬」と蔑まされていた

発端は陰陽師の言葉

鳥羽帝の后が病に倒れたのは
白河院がお手をつけた白拍子が宿した子だという

その子の命を奪えば鳥羽帝の后は回復されるという
陰陽師の言葉に従って、白河院はその白拍子が宿した子の
殺害を源氏に命じていた


偶然にもその母子を救った平忠盛は
その母子を救おうとするも、源氏の追手に見つかり
白河院の前につれてこられる

そして、母は忠盛に自分の子を託して命を絶たれる



この後、白河院はやりたい放題で
自分の孫・鳥羽帝の后に手を出し孕ませて

その子に譲位を迫るという始末


            
           白
           河           舞
┏━━━━━━━━━━院━━━━━━━━┯━━子
┃          │        │
┃          │        │
┃          堀        │
┃          河        │
┃          帝        │
┃          │        │
┃          │        │
┃          │        │
┃          │        │
┃          鳥        │
┃    璋     羽     得  │
┗━┯━━子━━┯━━帝━━┯━━子  │
  │     │     │     │
  崇     後     近     平
  徳     白     衛     清
  帝     河     帝     盛
        帝      
         


それを知った鳥羽帝の嘆きたるや


一方で「王家の犬」として人の命を奪わなければならない

しかも、その人は
帝の体面を守るために死ななければならない


忠盛はそうした武士の生き方に不満を覚える訳ですね

生まれた時からそういう生き方しかなかった

そんなことのために何故自分らは命を懸けなければならないのかって


その思いを舞子の子に託していくようですね

その子は平太と名づけられ
忠盛によって、わが子のように育てていくのですが
ふとしたことにより、平太に自分が忠盛の子ではないと知られてしまう


自分は父が出世するために引き取られたのだと

その疑惑を晴らそうといろんな人に話を聞く平太

その最中で、平太が飼ってた犬・岬丸が死んでいるのを見つけた


そこに忠盛がやってきて平太に語る


犬同士で争い負けたのであろう
弱い故負けたのであろう

お前の父は法皇様だ

けれど、わしがお前を育てた

よいか平太

今のお前は平氏に飼われている犬だ
弱い犬だ

死にたくなければ強くなれ!



そして一本の宋剣を平太に渡す―――――



この一連の流れと演出、構成が実に素晴らしい



「龍馬伝」以前と以後で
映像演出、構成と全てが変わりましたな


演出のひとつひとつとっても実に細かい


舞子を殺害するために弓を使ったのは
剣だと血しぶきによって宮廷を汚してしまうため

朝廷の人はなにより血の臭いが嫌いですからね



それと帝や朝廷による支配が続いていた時代の中で

変えたいと思い、そして武士の世を築いた平清盛の姿は

今の時代にも共感を呼びそうですね


明治維新以降、日本の統治システムは
ほとんど変わらず今に至っている

そういう閉塞した時代を「変えたい」と思う

そういう鬱屈した中で生じるエネルギーがこの作品からも感じられます


それにしても伊東四朗さんと吹石一恵さん

前の大河ドラマ「新選組!」では親子だったのにねぇ


あ、ちなみに中井貴一さんと和久井映見さんは
前の大河ドラマ「武蔵」で夫婦役でした ̄∇ ̄


今回のイラスト


源頼朝




平忠盛の父・正盛



今後も描いていきますよ( ・ω・)∩

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コメント(10件)

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このくらいのクオリティだと師匠の筆も進む事でしょう。
昨年は漫画かいてりゃいいって内容でしたもんね( ̄∇ ̄;)

私は何となく檀れいさんに笑っちゃいましたよ。
「美しい隣人」で何も悪いとこなくても視聴者から反感買ってた檀さん。
美しくて優しい顔なのに、こんな役は適役w

今回は、私も苦なくレビュー書けそうな予感がします。
くう
2012/01/08 21:39
あけましておめでとうございます。
時代考証が難しいであろう平安末期ですが、なんかいい感じに始まりましたね。
中井貴一さんが、「義経」では源氏の棟梁、頼朝だったよなーと思い出しながら見ました。
戦国や幕末に比べてマイナーな時代だけど、変に戦嫌悪に走らずにこのクオリティを保ってほしいですね。
rino
2012/01/09 16:45
ナレーションが斬新でしたな。

ある意味でいつもの逆をやってくる感じがすごくしましたな。
男で若者で・・・。
このチャレンジ精神が清々しいと思われ・・・。

根の部分に憂いを含むやんちゃな清盛。

いわばロボと銭ゲバの合体みたいな。

そして妄想かきたてる吹石一恵の授乳。
いや・・・一部愛好家絶叫の展開の予感です。
なにはともあれあけましておめでとうございます。
本年も画伯の腕が冴えわたりますように。
キッド
2012/01/10 03:26
くう様
いやぁこれは筆が進みますねぇ ̄∇ ̄

昨年とはもう大違い

これぞ大河ドラマですね

今回の檀さんの役は
美しくて優しいけど罪の意識がない
こちらもある意味、特殊な役のようですね

ではでは、今年一年よろしくお願い致します
ikasama4
2012/01/11 21:57
rino様
あけましておめでとうございます
王家が支配する日本で
この当時、番犬と蔑まれてた武士が
どのようにして天下を掌握するのか

その過程と
当時の時代背景ならびに源氏との関係とか
その辺の描写が実に楽しみですね

そして、おっしゃるようにこのクオリティを
1年間保ち続けてほしいですね
ikasama4
2012/01/11 21:57
キッド様
あけましておめでとうございます

今年の大河は去年とは雲泥の差

ロボと銭ゲバ

人に非ずという者ほど人に非ずというこの世界観

そして下克上と素晴らしい要素がてんこもりです

今年1年
毎週平清盛関連のイラストを描くことになりそうな
今日この頃にございます
ikasama4
2012/01/11 21:58
あけましておめでとうございます。

去年の作品はあまりもの酷さゆえに続けて視聴するという事を途中で放棄し、その後は数話ほどを断片的に見るという形になってしまいましたが、今年こそは1年じっくりと堪能できるような作品にして欲しいと思う次第です。近年の朝ドラでは佳作(はたまた傑作と言うべきか?)の一つに数えても良い「ちりとてちん」の脚本の方だけに面白いものになると期待はしています。というよりもここ近年はトンデモ過ぎたり残念としか言いようが無い作品が目立っているので、大河ドラマ50年目という節目の年だけにしっかりした作品に仕上げて欲しいと思う所でもあります。

さてそういった願望もある今年の作品の1話でしたが、掴みからもインパクト満載だったと思います。やはりラストで義父となる忠盛が平太に言った「お前は平氏に飼われている弱い犬だ、死にたくなければ強くなれ!」という台詞には近年の作品には無い力強いものを感じられました。私も忠盛が上の台詞を発して一本の宋剣を地面に突き刺すシーンは素晴らしい演出・構成だなと思ったくらいです。何だかこのシーンは男子向けの創作物(壮年漫画その他)の空気を感じてしまいました。後生まれた場所が馬小屋というのももう英雄・偉人の道を進む事を暗に指し示していると考えても良いという事なのでしょうか。何せ歴史上の偉人やら有名人には馬小屋で生を受けたと言われている人も少なからずいるみたいですし。
MoTo
2012/01/14 19:07
続きです

当時の朝廷・貴族社会の一見雅そうだけど実はドロドロとしたものが渦巻いており(今後の朝廷の人間模様も面白いものがありそう)、そんな時の権力者達から番犬のような扱いを受けていた武士が天下を獲る、という過程と清盛の栄達というものとどうシンクロして物語が進展していくのかを期待しています。それだけに今回の1話での汚い雰囲気がこれからどう洗練された雰囲気に変貌していくのかも描いて欲しいところであったりします。最近の兵庫県知事の「画面が汚い」という批判を聞いて、現時点では酷い扱いを受けている武士が栄達して天下を獲る過程でいかに洗練された雰囲気を持っていくのかを見るべきではないのかと逆に批判したくもなったくらいです。
MoTo
2012/01/14 19:08
MoTo様
あけましておめでとうございます

昨年の大河は苦行でしかありませんでしたが
今年の大河は楽しく見れる作品ですな

今期の朝ドラはもう傑作の部類でしょう

年齢に応じて声の高さを使い分けるところが
役者さんに求められているようですな

特に主人公には


さて、大河ドラマについては掴みはOK

朝廷におわせられます方々の
思いに武士らをはじめ下々の者達が翻弄されていく

そういう世界に武士らが不満を募らせる

そして、この世界を変えたいと思う

この世界観は実に見事ですね

そのはじめに父が息子にその思いを託して
宋剣を突き刺すシーンは本当に見事でした
ikasama4
2012/01/16 20:01
続きです
そうですねぇ
この世界観については実に面白いですね

貴族の方は声をあらげることなく
笑顔で人を蹴落としていく

ここに京都の人の本質を垣間見たような気がします

おっしゃるように序盤でのあの姿から
後半でどのように出世して煌びやかな平氏の
時代がくるのかという演出になるのでしょうね

あの兵庫県知事さん
ドラマの感想については私的な立場ならともかく
公的な立場でああだこうだというのはいかがなものか

しかも自分の県のPRのために
そういうクレームをつける暇があるのなら
NHKに他力本願な考えをちと改めて
自分の県でどうすべきかを考えてほしいものです
ikasama4
2012/01/16 20:09

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