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zoom RSS 平清盛 第2話 「無頼の悪平太」

<<   作成日時 : 2012/01/15 20:19   >>

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あれから年月を経て、平太は

博打場を荒らす
無頼の高平太との悪名をとっていた


その平太が父に呼び出された

平太の元服が決まったという


王家の犬にはならぬ
平氏の犬にもならぬ


そう言って元服されるのを嫌う平太であったが
そんな息子に対して

お前と次に会うのは博打場か
それとも盗賊の住処か

わしは容赦はせぬぞ


そう平然と言い放った




何も言い返せずその場を去る平太
心配する家臣に対して忠盛は言う

あやつが自ら這い上がってくるしかないのだ



夜中に一人、馬に乗って走る平太

ふと、誰かが助けを求める声が聞こえた

どうも誰かが平太が掘った落とし穴に落ちていたらしい

その者は貴族の身分のようだったが
みすぼらしい格好をしていた


その者は世情のことを教えてくれた

白河の院は殺生禁止令を出し
狩りや猟を禁じているという

そして、ふとつぶやく

あれは物の怪じゃ




それから間もなく平太の元服が行われることになった

平太は朝廷で舞うことになっていた

忠盛の妻・宗子の従兄妹になる
藤原家成が平太に官位を授けた

朝廷には官位がなければ
法皇に謁見することができないからだ


飼い犬になることを拒む平太に対して
藤原家成は言う


白河院も御年76
お耳も遠くなっておいでです
表で野良犬がいくら吼えても聞こえませぬ
せめて飼い犬になって院のお耳の近くで吼えませぬとな



そして父により「清盛」の名を与えられた
平太はこれより平清盛となった



それからまもなく鱸丸がやってきた

父親が役人に捕らえられたからだという

皆が飢えて困っているのを見かねて漁をしたためだという


それを知った清盛は
父・忠盛に事の次第を伝え
どうにか鱸丸の父の罪を許すようにお願いしたのだが
忠盛は朝廷の出した令に従い静観するしかないと言うのみだった



何故、わしに清いの文字を与えた?
罪なき民を泣かせて武士など名乗れるか!




そう言って清盛は屋敷を飛び出した



忠盛は清盛が己のことを「武士」と言った事に
思わず喜んでいた




それから間もなく白河法皇に
拝謁賜りたいと申す者がやってきた



清盛だった


そちが平清盛か?
平忠盛が子か?



平忠盛は父ではございませぬ


して、何用があってここにきた?


清盛は鱸丸の父が漁をして捕らえられたので
お救いするように訴えた

漁師は漁をしてこそのものだと


法皇はその言葉を退けた

周囲に示しがつかぬとして

見せしめのためと申せられますか?

戯言にござりまする
法皇様はおびえておいでにござりましょう

現に生きる
物の怪の如き振る舞いに



面白いことを言う
わしが現に生きる物の怪とは

では、そちはどうじゃ
誰が腹から生まれた?






存じませぬ


そうか
知らぬか・・・・・

そちの母は白拍子じゃ
卑しき遊女じゃ

その女
王家に災いをなすものを宿しておった
それゆえ、腹の子を流すよう命じた

だが、従わず逃げおった

それ故
わしが殺した

そちが座っておるその場所でな


その赤子
そちの目の前での




何故、私は生きておるのですか?

王家に災いをなす者と言われ
母を殺されて尚・・・・・

何故、私は生きておるのですか?




それはの、そちにも
この物の怪の血が流れておるからじゃ

わかったか!清盛!



そう言って笑いながら法皇は去っていった


自分が物の怪と罵った男の子供―――――


法皇の衝撃な告白に頭が真っ白になった清盛の中で
最初に芽生えたのが母を失ったことの悲しみ


そしてその次に芽生えたのが法皇に対する怒りだった


家に戻った清盛は忠盛に訴えた



舞を教えて下さい





法皇様の前で平氏の御曹司・清盛が舞う

最初は父の教え通りに待っていたが
舞に用いる刀を投げ捨てると
鱸丸が投げた宋の剣を手にして
荒々しい舞を披露した

そして法皇の眼前に宋剣を突きつけた


清盛はその怒りを舞いに表していた

法皇は宋剣を突きつけられても
尚、平然とその清盛を見つめていた



なかなか面白き舞であった
まこと、武士の子らしゅうての



そう言って法皇はその場を後にした


俺は父親のようになならぬ

王家の犬にも
平氏の犬にも

されど、俺は生きる
野良犬の声が
この面白うもない世を変える
面白う生きてやる



左様か
好きにせよ


相変わらずそっけない父・忠盛であった




一方、法皇様の前で平氏の御曹司が舞を披露するのを
羨み、そして悔しがる源氏達

その中の一人に武者丸
後の源義朝がいた


それからまもなく白河法皇が亡くなった



法皇が生きていた時代

それは、いい意味でも悪い意味でも均衡の取れていた時代


法皇の死
それは、そのバランスが崩れる


すなわち乱世の始まりであった――――――






しばらくの間、頼朝と政子はちょこちょこと
冒頭で登場するみたいですね

でもって、清盛は父親に対する反発
つまりは反抗期の時期のようで

父親には悪態をつくものの
他人に対しては結構礼儀正し清盛

この辺は親の教えがいいんでしょうけど

この辺は父はただ息子が這い上がってくるのを見守るだけなんでしょうね

強い男になってくれるのを信じて



演出としては冒頭で博打に強い清盛を描くことで
後々、清盛の判断=運の強さを見せるところでもあるのでしょう


平安、すなわち
武士が王家に従うのが道理だと
貴族に考えられていた時代



それにしても血にこだわる者って面白いものですね

鳥羽上皇も平忠正も
それぞれ血にこだわりますよね


その血のつながりゆえに争いが生まれる


なんともこの辺の見せ方が実にいいですね


鳥羽上皇って色々鬱屈した思いがあるのに
妻の前では何も言えない

こういうところが京都の人ならではってところなんでしょうかね(; ̄∇ ̄)ゞ

それから高階通憲
後の信西との接点も面白いものですね


そして、源氏の御曹司・武者丸に
次回は佐藤義清とどんどん登場人物が出てきますね


描く方はとっても大変なんですけどね(; ̄∇ ̄)ゞ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おーー!白河院すばらしいー。そっくりです!
新キャストが次々出てきて楽しい状態♪
そして、朝廷のどろどろも見ごたえあります。
清盛サイドはこれからってところでしょうか。楽しみですね。
くう
2012/01/16 00:12
くう様
すみません、すっかり遅れまして ̄∇ ̄;
新キャストがどんどん出てくるのはいいんですが
描く方としては実に大変です ̄∇ ̄;

ま、この先はほんと楽しみです
ikasama4
2012/02/14 22:18

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