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zoom RSS 龍馬伝 第31話「西郷はまだか」

<<   作成日時 : 2010/08/01 22:53   >>

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小曽根乾堂は龍馬らのために一軒家を用意した
その場所は亀山というところだった。

ここが今日から龍馬らの拠点になる。


ほんなら名前を考えませんか
今は海軍操練所の残党という名前しかないきに


そして皆が思い思いの名を挙げてみた

日本改革党
船乗り侍

イマイチピンとこない面々

なら亀山社中はどうぜ?

社中とは友達という意味らしい


龍馬の提案に沢村以外、満場一致となり
龍馬らの集まりは「亀山社中」という名になった



その亀山社中の最初の仕事

それは長州と薩摩と手を組ませることだった


前日、龍馬は西郷に訴えた

長州と手を組むことぜよ
うんと言うてくれたら
わしは今すぐ高杉さんに会いに行くきに


その言葉に西郷は

行ってたもんせ、坂本さん

龍馬の思いを快諾した西郷の言葉に龍馬は喜んだ。

龍馬はその裏付けのために
西郷に「薩摩は長州と手を組む」と
一筆書いて欲しいと頼んだ


だが、西郷はその申し出は拒んだ


こいはおいの一存じゃ
薩摩の上役は幕府に従うのが当たり前じゃと思うとるし
長州を潰すべきじゃと思うちょる

こんたくらみはどげんしても
幕府に知られたらいかん



つまり、龍馬は全く証拠もないまま
己の言葉だけで長州を説得せねばならなかった



西郷は龍馬の思いを実現させるため
一路、薩摩に向かい家老・小松帯刀や
薩摩藩藩主・忠義公の説得を行うこととなった。



そして龍馬は陸奥陽之助を伴って高杉がいる大宰府に向かった。





しかし、高杉は既に大宰府にはいなかった。

代わりにいたのがかつて龍馬と共に土佐勤王党の同士であった
中岡慎太郎だった。





今、中岡は三条実美を守っていると言う


三条実美とはかつて
長州や武市半平太と共に攘夷に動いた公卿であり
政変により失脚し、長州に逃れていた


龍馬が長州の上層部を説得するには
まず、この三条実美の信任を得る事が大事であると言う。


三条実美と対面した龍馬は
中岡の言葉に従い、己の思うところを訴えた。



幕府を倒して新しい世の中の仕組みを作らんといかんがです

幕府を倒すには長州が薩摩と手を組むしかありません
西郷さんはそのつもりでおります


それは幕府を嫌う公卿をひきつける内容だった。

公卿達は龍馬に薩摩が幕府を倒すために
長州と手を組む証拠を求めた。


その証拠となるもんはないがです
信じてもらえるようわしが説得するしかない




三条ら公卿は龍馬の言葉を一蹴した。



それから陸奥は公卿達のために話し相手になり
龍馬は中岡と酒を酌み交わした。


中岡は長州を助けるために東奔西走していた

長州は高い志を持っている
それは武市さんの志と同じやった

一切の私心なく天下のために働きたい


中岡の言葉に龍馬の胸が熱くなった。


そうじゃの、わしも自分のことはどうでもええ

ただ、この国を
ただ、日本を守りたいだけぜよ


実はの、龍馬
わしもおまんと同じ考えを持っとったがじゃ

長州が幕府と勝つためには
薩摩と手を組むしかない


そうじゃ
ここで諦める訳にはいかんがじゃ




そんな時、龍馬が三条実美に呼ばれた

そして龍馬に長州の桂小五郎宛に書いた手紙を渡した

坂本龍馬は信用に足る男じゃと記してある
おまんは嘘も詭弁もつかわへん誠実な男のようじゃ


陸奥陽之助の話が功を奏したらしい


三条の言葉に龍馬は改めて誓った

必ずや長州と薩摩を結びつけると。




一方、幕府の政治を取り仕切る一橋慶喜は
長州征伐のために将軍・徳川家茂を大坂に出陣させた

長州に今すぐに藩主を大坂に出頭させ、降伏せよと勧告してきていた。



日に日に強まる幕府の威光

長崎でもその威光はひしひしと感じられた


とある場所にイギリス人商人・グラバー達と
小曽根乾堂、そして大浦慶が会談を行っていた


そこで小曽根はふとこんな事を漏らした。

260年も続いた幕府ですけん
これからも徳川の世は栄えるですとなぁ。




会談を終えた後、大浦は小曽根に語った。


小曽根さん
これからも幕府が栄えるなんて
薩摩びいきのあんたらしくない物言いでしたわな


私は当たり前の事を言うただけの事

そういえば坂本さんらに
屋敷を貸しているそうですね。


言えば紹介しただけです

けんど、世の中の仕組みを変えるだなんて事を言っとりましたよ
そげん人ば助けるなんて


ただの脱藩浪士ですたい

そう言って小曽根はその場を後にした

わてが先にツバつけたんですから

そう言って大浦慶は小曽根の背中を睨みつけた





龍馬と陸奥はどうにかして下関に着いた。



そこで長州軍を率いるのがあの桂小五郎であった。


よくきたな、坂本さん

龍馬の来訪に桂は喜んだが
龍馬の顔が緩むことはなかった。


桂さん、心を落ち着けて聞いてつかあさい
わしらがここに来たがは長州と薩摩を結びつけるためぜよ

聞いて下さい、桂さん

西郷吉之助は長州と手を組むいうがです
幕府軍を大きく上回る力を持つがです




薩摩と手を結ぶ?
坂本君、君が知らない訳でもあるまい。
薩摩のせいで朝敵にされ
日本中から目の敵にされているんだ



それで長州の者達は皆、草履の裏に
「薩賊」という文字を書き記していた

それだけ長州の薩摩に対する恨みは深い


龍馬は桂らに薩摩が幕府に対する不満などを持っている事を訴えた

幕府に交易を支配されている今
薩摩の国力がどんどん衰える

薩摩も長州も生き残る道は長州と薩摩が手を組んで
幕府を倒すしかないがじゃ



幕府を倒す?


そうじゃ。幕府を倒すがじゃ
西郷が手を組んでええと言うがじゃ



証拠は?


それはないがじゃ

何の確証もない事に周囲がいきり立つ中
龍馬は三条実美の手紙を皆に見せつけた


三条実美の手紙を読んだ桂は龍馬に尋ねた。


僕がわかったと言うたらどうなるんか?


中岡さんが西郷さんを下関まで
連れてくると言うとりました



しばらく思案した桂は皆に命令した。


西郷を出向かう用意をせい
君の言う事を信じよう、坂本君。



ありがとうございます。
ありがとうございます、桂さん。





だが、薩摩に入った
中岡はただひたすら西郷を待った。


藩内の意見をまとめるのに苦心しているらしい

そもそも藩内のみならず
藩主が幕府を敵に回すという事に
念頭になかった者が多かったらしい



中岡は西郷を待った



その西郷を待っているのは下関にいる龍馬も桂も同じだった。

龍馬が下関に到着した日から既に15日が経過していた。


桂は龍馬に尋ねた。


坂本君
長州と薩摩の盟約を成し遂げられたら
君は薩摩に取り立てられるのか


いや、そんな約束はないがじゃ

じゃあ、何のために君はこんな事をしとるのか
僕らを結びつけて君らに何の得があるがじゃ


桂さんに日本を守ってもらわんと
この国に未来はないがじゃ

日本が独立して西洋諸国と肩を並べる国になるがじゃ
そのためには、それを成し遂げるためにはわしは命は惜しまん


君が日本のために命を懸けちょるのか?

と言うたち
死んでしもうたら全部おしまいがじゃ

それにわしは約束があるがじゃ

いつか土佐におる親兄弟を船に乗せて
世界中を回るという夢がの


龍馬の言葉に桂は笑った

君はやっぱり面白い男じゃ

いやいや

だが、桂の顔から笑みが消えた。
じゃが、僕は親兄弟と一緒に世界を回るという
のんきな事は言うとられん
僕の肩には長州の命運がかかっている

ぼくはいつまで待っておればええんじゃ?



どうか辛抱を、信じてつかあさい

龍馬の言葉に桂は唇を噛み締めた




それから間もなく西郷は藩主の許しを得て
長州に出航することとなった。


目指すは下関


その知らせに中岡は喜んだ。


だが、途中で西郷は突如京に向かうことになり
中岡一人が下関で降りた。


中岡は龍馬と桂にそのことを報告した。


桂の顔には明らかに失望の色が見てとれた



結局、西郷にはそれしきの気しかなかったという事じゃ

薩摩は長州と手を結ぶ気でおったがじゃ

そう語る龍馬の眼前に桂は刀を突きつけた。

二度と僕の前に現われるな


そうして桂は去って行った。



陸奥と中岡は西郷に対して怒りをぶつけた。


どういてがじゃ?!!


龍馬はその怒りをただただ必死に押し堪えていた―――――。






今回もなかなかに楽しかったですが

今回の中で個人的に楽しかったのが
小曽根乾堂と大浦慶との会話ですかね。

お互いに探りあいをしてる様子が
なんとも面白いですねぇ。


ちなみにもうひとつ面白いとこに
大浦慶と小曽根乾堂は1928年生まれ

つまり同い年ってことなんですねぇ。


それから西郷さんも同じく1928年生まれです

それと松平春嶽公も同じく1928年生まれです


こうして同い年ってとこで見ると
また別の見方が出来て面白いもんです



それから外国奉行・朝比奈は
薩摩と中岡慎太郎の動きが気になり
薩摩に密偵を送る訳ですが

それを逃したことで幕府に
薩摩の動きが洩れるのを恐れ
急遽、京に行く事にしたみたいですね。

ま、その真意を中岡に洩らすことはなかったみたいですが

もし、言ってればとか思ってしまうのが
このドラマの憎らしいとこでしょうね。


それから弥太郎は折角商売繁盛になってきたとこに
後藤象二郎がやってきて引っ掻き回される訳ですね。

上司という事で部下の家をやりたい放題

なおかつ藩でも商売をするために
弥太郎の商売をSTOPさせて、判の商売をさせようと言う

上司の理不尽さにも押し黙らなければならない

この辺に上士と下士の身分の根深さを強く感じさせます



それから龍馬ですが
相手によって言葉を選ぶ

相手によって相手が喜ぶこと

即ち、相手の利を知らしめる
そういう喋り方になってきてますね。

今までは自分の言いたいことを言ってきただけのように感じたのが
そうして相手に応じて、交渉を行う

そうした心得を身につけているのがよく分かります。

さて、次なる龍馬の行き先は京

どうも西郷さんに事の真意を正すようですね。
そこに近藤さんと千葉重太郎さんと懐かしい面々との再会があったりして

この辺がどういう風になるのか楽しみですね。

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タイトル (本文) ブログ名/日時
龍馬伝 第31回「西郷はまだか」
いよいよ本格的に倒幕に向けた動きが活発化し、その中で龍馬の存在感が大きくなっていくのを肌で感じます。今まで神戸操練所のメンバーと同じような動きをしてきた龍馬ですが、今回から明確にそれらのメンバーとは違った動きをしていくことになります。 もともと、目的が操練所のメンバーとは違ったところにあったということなのでしょう。小曽根乾堂の斡旋によって長崎の亀山というところに新たな活動拠点を得たメンバーは、その名称を「亀山社中」とします。このネーミングも原点が龍馬なのかどうかはさておき、船乗り侍などという名前... ...続きを見る
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見取り八段・実0段
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【第31回の視聴率は8/2(月)に追加予定】西郷は来ませんでした。どうしちゃったんでしょう?中岡慎太郎(上川隆也)の説得で、龍馬達の待っている下関に来るはずだったのに。折角、... ...続きを見る
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<豪商小曽根乾堂は、竜馬らのために 一軒家を用意したがじゃ。 その場所は、長崎の町を見下ろす 亀山と言う所にあったがじゃ。> ...続きを見る
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おお〜。。。殿のイラストが〜!
って、ここでは殿じゃないんですよね(; ;)
現れ方が唐突でしたね、中岡さん^^;

>今までは自分の言いたいことを言ってきただけのように感じたのが
そうして相手に応じて、交渉を行う

う〜ん。。。なるほど〜。。。
商才が出てきたって事になりますかね〜。

しかし、西郷さんも口約束だけとはいけずな方だ。。。
まぁ、普通は何の証文もなければ信じても貰えない。
龍馬の口を信じたと言う事でしょう。
こうして一度裏切られた桂さんの心を溶くのは、
また大変そう┐(´ー`)┌

来週は近藤と龍馬がやり合うみたいで〜。。。
「組!」の時は、あんなに仲良かったのに〜とか
色々考えつつも何が起きるのか楽しみです♪
くう
URL
2010/08/02 00:53
くう様
そうですねぇ。
どうせならば第1部とかで登場させても
よかったんじゃないかって思ったりするんですよねぇ。

それと龍馬は武士というよりも
本家の商人としての才能がここに
開花されたようなとこが感じられます。

西郷さんにしては慎重になるのも
よく分かりますがねぇ。

幕府の密偵がどこに潜んでいるのか
よう分からんですから慎重に慎重を期すという
とこなんでしょうね。

ちなみに薩摩弁は難解で
それは幕府の密偵を見破るためのものでもあったと
言いますし、後に日本帝国軍は薩摩弁を暗号に
使ったと言われてますからねぇ。

薩摩はスゴイとこなんでしょうね。

それにつけてもドラマによって近藤と龍馬の
立ち位置がこうも変わるのですから

ホント、こういうとこがドラマの面白いとこですね ̄▽ ̄b
ikasama4
2010/08/02 23:59
ikasama4様、こんにちは。
御指のお加減はいかがでしょうか。
お大事になさいますように。
お国の事情によって変転する政策。
当事者には情報が集まるので
何が善で何が悪かはわかっている。
しかし、世論というものはある意味盲目ですからねえ。
もはや倒幕しか手がないとわかっている西郷も
すでに謀反を表沙汰にした長州と気脈を通じることには
かなりの抵抗があるわけでしょうしねえ。
なにしろ、一線を越えないで
粛清を繰り返してきた薩摩藩。
殿の一声で暗殺される危険性がある。
まさに慶応元年の西郷は
薄氷を渡る思いの連続だったはず。
しかし、勝から海軍候補生を引き継いだ時点で
腹は決まっていたようにも感じます。
そのあたりの腹芸を
今回のキャスティングは実に
巧に表現しているかと・・・。
いやあ・・・慶応二年がいろいろと楽しみです。
キッド
URL
2010/08/03 18:26
キッド様
こんばんはです。
指の方はすっかりよくなりました。

マスコミが小さい声を大きくして
これがさも世論だと誘導なんかしたりして

その世論に政治家さんが簡単に翻弄されてくんですからねぇ。

この国を見てると
信念を持つ政治家なんて
幻想ではないかと思えてきてなりません。


最近はとかく利をもって和をなすというか
本音と建前を使い分ける

やれやれ、お前もかって感じですねぇ。

ま、薩摩に関してはその利の方が
かなり強かったと思いますが

全て、勝てば官軍です。

この辺の含みがチラチラ見えるのが
なかなかにいいですね。
ikasama4
2010/08/03 22:38

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