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zoom RSS 龍馬伝 第33話「亀山社中の大仕事」

<<   作成日時 : 2010/08/15 23:06   >>

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長州では幕府との戦に備えて日々鍛錬に励んでいた。
そんな中、桂の下に一通の手紙が届いた。



桂殿 高杉殿
西郷殿は今度こそは覚悟を決められたがやき

長州のために薩摩の名義で軍艦と銃を買うがじゃ
これらは必ずわしらが手に入れますきに

これが成功した暁にはどうか
薩摩と手を結んでつかあさい

これこそが長州が生き残る唯一つの道ですき




その文を読んだ高杉は笑った。

坂本さんは面白い御人じゃの

だが、高杉の言葉に桂の表情は相変わらず曇ったままだった。






長崎についた龍馬は小曽根乾堂にお願いして
イギリスの商人・グラバーに薩摩名義で
軍艦を売ってもらうようにお願いした。


だが、グラバーはこの場に薩摩の人間がいない事に不審を抱いた。

この商談には何かウラがあると。


私は危ない橋は渡らない
侍は私達商人を甘く見ているようですね。


そういって龍馬らは断られた。


その場にいた小曽根が龍馬に言う。



坂本様
金の出所が分からんのに船を売る商人はおらんとです







それから龍馬らは長崎の商人達のとこに出向いて
軍艦を売ってくれるように頼んだが皆々グラバーと
同じような反応を示し、軍艦は売ってもらえなかった。


そして、此度の商談も話がまとまらず帰途についていた最中


龍馬らは酒屋で奉公している娘がヤソの信者として
店の主人に奉行所へ連れて行かれる光景を見た。




龍馬は思う。

大事な事を隠しちゅうがはどういても見破られてしまうがぜよ
隠れキリシタンの娘のように





その日
グラバーの館では大浦屋の主人・大浦慶の誕生日を祝っていた。




龍馬はその屋敷をのぞいていた。




そこで龍馬は思わぬものを目撃した。



それは引田屋の芸妓・お元が十字架に向かって御祈りをする光景だった。



ふと、お元は後ろを振り返り
窓にいる龍馬を見ると大きく目を見開いた。



それから間もなく龍馬はグラバーの屋敷を警護する者達に捕らえられた。


龍馬は抵抗することもなくグラバーに訴えた。



グラバーさん
もっぺんだけわしの話を聞いてつかあさい

グラバーさん
侍としてではのうて
一人の日本人としてグラバーさんに話を聞いて欲しいがじゃ



客を待たせる訳にはいきません
10分だけ時間をあげましょう









再び、龍馬とグラバーとの交渉が始まった。



グラバーさんは日本は好きですろか?

私は商売のために来たんです

なるほど、金が稼げるのやったらどうでもええいうことですろ
商売いうのは風向きを読まんといかん
風向きによっては金の流れが変わってしまうけんの

もし、日本がどうなるかが分かったら
それを自分で決めることができたら
グラバーさんは大儲けできるがですか



うちも聞きたかですねぇ





龍馬とグラバーとの話を立ち聞きした大浦がそこに介入してきた。


とりあえず龍馬は大浦にも真相を話すことにした。


実はの、薩摩が買おうとしとる軍艦と銃、金の出所は長州ぜよ
長州に持っていく銃、薩摩名義で買おうとするがじゃ



驚くグラバーと大浦を前に龍馬は言葉を続けた。


徳川幕府はもうすぐ終わるろ
薩摩と長州が手を組んで幕府に取って変わるきにの

薩摩と長州はもうその気になっちゅう
後は証文を交わすだけ

もしもグラバーさんが軍艦と銃を仕入れてくれたら日本は大きく変わるろ
日本を守る手立てはこれしかないきに



日本を守る?


グラバーさんにとってはどうでもええことですろ
それでかまわんですき

わしは今、グラバーさんに金儲けの話をもちかけちゅう
長州は15万両出すと言うとるがじゃ
長州 桂小五郎さんが書いてくれた証書だってある



龍馬は桂さんからもらった証書をグラバー達に見せた。


15万両という金額はグラバーにとって大きな魅力だった。


わしゃの、もうなんちゃ隠し事しやせん
全部話してしもうたけん

後はこの話にのるかどうかはグラバーさん次第ぜよ



思案したグラバーが龍馬に尋ねた。


ひとつだけ質問がある
あなたの取り分は?



今の話を聞いている限り、グラバーには龍馬に利がないように思えた


一銭もいらんがじゃ
わしらは日本を守りたいだけがじゃ
私心があっては志とはいわんきんの


私心?

自分のことはどうでもええいう事ぜよ

龍馬はそう言って笑った。


軍艦と銃を都合しましょう
こんな良い儲け話、断るはずがないでしょう



そう語るグラバーの姿は高揚していた。







亀山社中に戻ってきた龍馬は
グラバーが軍艦、銃を売ることを了承した事を皆に伝えた。

それを聞いた亀山社中の面々は異様に湧き上がった。


龍馬はこれから始まるグラバーとの商談に龍馬は同席せず
英語の出来る沢村と軍艦や銃などの目利きが出来る長次郎を
同席させることにした


交渉事は今から始まるがじゃ
わしはの、難しいことはよう分からん

これにこの大仕事はみんなで始めるがじゃ
これは亀山社中の大仕事じゃ





そしてグラバーとの商談は
誰にも知られないようにして始まった。


商談の席には長州からも
伊藤と井上が変名して長崎にやってきていた。



グラバーはかなり使い古した古い型の軍艦を売りつけるつもりだったが
長次郎はそれを見抜いてスクリュー式の軍艦を要求した。



ここからは商人達の戦いになる。




その頃、京にいる長次郎の妻・徳の下に長次郎からの手紙が届いた。






元気にしちゅうかえ
喜んでくれ、わしはやっと大仕事を任されたがやき

長州の人が話してくれるイギリスの話の面白いこと

わしも留学しとうなってくるがやき
そんときにはおまんと三人一緒ぜよ

はよう一緒に暮らせる時が来たらええがやの




次なる商談は引田屋で密かに行われた。


長次郎の交渉により船と大筒込みで三万六千両で商談が成立し
次はミニエー銃の交渉に移った。



龍馬は交渉の場ではなく部屋の外にいた。



そこで怪しい者がいないか見張るためであろう。



ふと、龍馬は背後の視線に気付いた。



それは芸妓・お元だった。








おお、お元
ここで何をしゆう?



お部屋におんのは長州のお侍さんですのえ

龍馬の顔つきが変わる。

お元は笑みを浮かべ、その場を後にした。

龍馬はその場を去るお元についていくと
お元はある部屋の前にいた。


どうぞ、中へ。入って。


そうして龍馬とお元はとある部屋の中に入った。


部屋は真っ暗だった。


こんな暗い部屋の中で美しい芸子と二人きりというのは
ちっくと落ち着かんの


坂本さんは前にも長州の人といんなさったですえ
これは奉行所に訴えんといかんですえ



この前、奉行所の役人が来るのが
ちっくと来るのが早すぎると思うたんけど
あれはおまんの仕業か



悪か人を訴えるんはいけんことなの

なら、わしをどういてここに招いた?

今度は言わんであげようかと思うて
そん代わり、グラバーさんのとこで見た事を
誰にも言わんと坂本さんが約束しれくれるなら



やっぱりおまんはヤソやったの


龍馬の言葉にお元はすぐさま部屋を出ようとした


いかんのぅ、侍を見くびってはいかんの
おまんが戸から出る前に
わしの刀がおまんに届いてしまうけんの


龍馬の言葉にお元はそこから動く事が出来なかった

心配すな。
おまんの事は誰っちゃ言わんきに
世の中には色んな人間がおるがじゃ
ヤソを信じたい人がおってもええろ

けんど、見つかったらむごい仕打ちを受けるのが
わかっちょって、どういてヤソを信じるんかい
ヤソっちゅうのはそがいええもんかい?


うちの全てですけん

この世の苦しみも
神が与えてくださった試練だと
この苦しみを乗り越えることで
天国にいけるがです


おまんはどれば辛い思いをしゆう
奉行所の隠密をしゆうがは金のためかえ


何がわるかと?
芸子はみんな、親に売られた女ばい
一日でもはようここから抜け出したいと
みんな思うとるばい


おまんは売れっ子じゃろが
こんなキレイな芸子はわしら見た事がないがじゃ

おまんなら幕府の隠密などせんでも
金などすぐに貯まるろ


うちが逃げ出したかとはこん国です!
ここにおったってええことなんか何もなか

こいは取引です
坂本さんがうちの事を喋ったら
うちも坂本さんの事を喋ります

そいが嫌やったらあん事は忘れて



分かった


必ずばい


約束するき

お元。
わしはの、この国を変えようと思う
おまんが逃げ出したいと思うような世の中は
のうなるがぜよ



坂本さんが作りたかとはみんなが笑うて暮らせる国?


そうじゃ


おめでたか御方


そう言って、お元は部屋を出て行った。




それから間もなく
軍艦と銃、全ての商談がまとまり
長州は軍艦と銃を購入することが出来た。


手に入れた大筒を見つめる長次郎達の姿は実に晴れ晴れとしたものだった。




龍馬は西郷と桂に文を書いた。


後は購入したユニオン号の到着を待つのみ
薩摩は手を差し伸べたも同然

長州はその手を握らんといかんがやき

この薩長の密約が徳川の世をひっくり返すがやき



その文を読んで
武器が手に入ったことを高杉は喜んだ

桂はそれでもなお、西郷への不信をぬぐう事が出来ずにいた

西郷はグラバーと長州との交渉がまとまった事に
もう薩摩が引き返す事ができないと一層渋い表情を浮かべた



そして龍馬は長崎の海に寝転がり
満ち足りた気分に浸っていた―――――。








今回はこの商談という場で繰り広げられる
互いの駆け引きが面白かったですねぇ。


志だけがあればいいという中で
実際の軍艦の交渉の席では

長州が損をしないように長次郎が利を追求する

この辺はなかなかに出来んかったことでしょうね。




それから龍馬とお元との交渉

こちらも面白かったですねぇ。

いつもの芸妓言葉で話しているものの
感情が高ぶって長崎弁になるとことか

細かいとこで見せてくれます。



ま、どんなに志があろうとも
取引や商談の場で考えられるのは

あくまでも「利」
まずもってこれが一番大事な事ですからねぇ。




それから龍馬がグラバーとの商談を上手くまとめ
薩摩名義で軍艦と銃を長州に調達することが出来た文を送った時の


高杉・桂・西郷

高杉は武器が手に入って幕府とこれで勝てることを喜び

桂は薩摩によって武器を手に入れる事が出来たがそれでも不信を抱き

西郷はとうとう幕府を裏切る事になり
引き帰せぬとこまで来た事に渋い表情を浮かべる


三者三様の反応もまた面白かったですねぇ。



ともあれ、この龍馬の行動は
長州や薩摩に一目置かれるようになってくる訳なんでしょうね。



それから長次郎の活躍

見事なものであると共に
次回、死んでしまうための前フリにもなってましたねぇ ̄▽ ̄



これで次回は思いっきり泣かされそうですT▽T

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龍馬伝 第33回「亀山社中の大仕事」
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4様、こんにちは。

回天の大事業についに牙をむく亀山愚連隊。
それぞれの特技をいかして・・・仁義なき商戦開始でございます。
まあ、いうならば・・・
お買い得の武器を買った方が勝つ・・・。
そういうレベルです。
隣国が空母の量産体制に入っているのに
予算があわないので新型機購入を見合わせて
とりあえず国産旧形機で
予算上の帳尻あわせているどこぞの国に
なんとなく・・・滅び行く幕府を見るような気がする
今日この頃。
だってどうせ使わないんだから
なんでもいいんだもん・・・でラブ注入かよっ。
とにかく・・・維新の獅子たちにも
太平洋に眠る英霊にも顔向けできない人ばかりが
この世の華というものですからな。
ま・・・いいじゃないの・・・
今がよけりゃ・・・という考え方も
魅力的ですからなーっ。

とにかく・・・明日を夢見て
しくじって・・・切腹・・・
来週の長次郎の男の花が楽しみです。
キッド
URL
2010/08/18 02:58
キッド様
こんばんはです。

どれだけの最新鋭の武器を
買い叩く事が出来るのか

かつ敵よりも先に

この辺りの駆け引きが楽しいですねぇ。

たしかにどこぞの国ではそんなのもおりますが
そういうのって内政を無視してたりしてそうな
雰囲気が感じられます。

そういう意味では我が国も怪しい位置です。

個人的には死んでしまったら
たとえ怨みはあったとしても
御参りしてもいいんじゃないのとか

自国のことだから口出しするんじゃないのと
言ってもいいんじゃないかと思うんですが

結局、「国益」に振り回されるみたいで
そういう意味では他国も自国も器量が狭いって
事でしょうかねぇ。

ま、結局のとこ、遠い未来よりも
目の前の現実なんでしょうねぇ。

次回の長次郎の生き様
私も楽しみにしております。
ikasama4
2010/08/18 20:31

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