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zoom RSS 映画「告白」

<<   作成日時 : 2010/06/12 19:25   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 11 / コメント 10

今日は映画を見終えた後、天満屋に行ってきて
広島県産の食べ物の特売をやってて、それをついつい
色々と買ってしまいました。

坊主にヒゲを生やした
この暑い中で黒い長袖の服を着てたのが私なんですが

なんでこの時期にあんな長袖を着てるかというと

7,8年くらい前の夏頃に
しまなみ海道を渡ってみようと
広島から尾道まで自転車で行ったんですが

夏の日差しの強さをナメて半袖で行ったところ
それから両腕が太陽の日差しを浴びすぎて
火傷してねぇ(; ̄∀ ̄)ゞ


それ以来、数分くらいでも両腕が太陽の日差しを浴びると
火傷のように両腕が真っ赤になってまうので

夏場、外に出る時は黒の長袖を着て
腕が汗をかくくらいでないといけないんですよねぇ。


そうやって
人はイタイ目に遭わないと
なかなかそういう怖さとか苦しみとかが
分からなかったりするもんで。


それが今日見た作品で徹底的に見せ付けられました。




ある中学校の女性教師の突然の告白に凍りつく生徒達。

最愛の娘を失った彼女

最愛の娘を殺した犯人がこの生徒達だと知った時

彼女が考えたのは

教師として生徒達を更正させる事か
母親として娘を殺した者達に復讐をする事か


と言っても映像を見れば確実に後者の香りが
プンプンしてきますけどねぇ。




それにしてもこの作品の映像・演出・音楽は素晴らしい。


あの水溜りに子供達が無邪気に足を踏み入れるシーン。

あれは平気で相手を踏みつけられる
そういう風にも受け止められますが

それと同じシーンが松たか子さんにもあるんですが
彼女の場合、どことなく躊躇というか、後悔の念が感じられます。


この年代の子供達特有の荘厳な世界=自分を中心に回る世界

これがこの雲の動きとか子供達の言動によく表れています。



そして一番特筆すべきは松たか子さんのあの淡々とした雰囲気。




淡々と自分の目的を遂行していく。

そのためには他人がどんな事になろうとも構わない。

自分にとって命の重さとは
自分を愛してくれる人
自分の愛する存在は他の人とは比べ物にならないくらい
とてもとても重い。

だから一方で他人もそこまでは重くないけれど
それに準じて命の重さを感じることが出来るし

もう一方でその愛する者の存在さえあれば
他人の命なんて薄っぺらな紙幣よりも軽いものになる


だから

彼女が犯人達に味あわせたいのは自分と同じ苦しみ



目には目をというやつですね。



そうして犯人達が彼女と同じ立場になった時

犯人の前に見せた彼女の表情

それは

同じ苦しみを背負った者だから分かる悲しみの涙なのか

同じ苦しみを味あわせた事で復讐を達成出来た笑みなのか


多分、その両方なんだと思うんですけどね。


十代ってキチンとした知識がなくて

あまりキチンと知られていないエイズの知識とかで

無知ゆえに変に純粋で残酷で
一見すると狂気のようにも思えてきます。


そして本当に自分を愛して欲しい人からの愛を求めるがあまり
そのために他人の命なんてどうでもいいどころか
他人を蔑み憎んでいく。


これはあの犯人のみならず

ただただ息子を愛して死んでいった母親と
今回の計画を実行した主人公にも言える事ですね。


それとこういう子供達に
命の重さを教えるには教える本人が悪となって
徹底的にしなければ自分の考えを改めることなんて出来ないのかもしれんです。




それにしても
ただただ息子を愛する母親を演じた木村さんも見事でした。

彼女の最期のシーンを見て
ふと「さくらん」を思い出したのは自分だけでしょうか。



これはたしかに素晴らしい作品ですが
残念だなと思ったのは2つあって

1つは少年Aを演じた役者さんの最後の泣きの演技


あれがちぃと単調だったかなってとこ



もう1つはこの作品がR15指定だという事



中学生を題材にした作品なのですから
これを見たからといってそんなに影響を与えるもんじゃないから
中学生に見てもらうべきではと思うんですけどね。




なぁんてね ̄▽ ̄

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基本、キャストが見られないと映画を見ない人w 今回は、速記というよりただ書き殴ったメモから、エジプトの象形文字を解読するようにしてお届けする、超アナログ式&ldquo;そんじょそこらの映画サイトやワイドショー、芸能誌、スポーツ新聞より無駄に詳しい舞台挨拶レポート... ...続きを見る
|あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο
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『告白』
&nbsp; □作品オフィシャルサイト 「告白」□監督・脚本 中島哲也□原作 湊かなえ□キャスト 松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人、下村直樹、橋本愛■鑑賞日 6月13日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> このわずか数秒のラストシーンの、主人公森口悠子の表情に、松たか子の女優としての執念を観た。 それはあたかも松たか子に森口悠子の怨念がそのまま乗り移ったかのようだった。 そして、その一瞬の表情の中に、森口悠子の心情全てがまさに全身全霊を... ...続きを見る
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「告白」は一つだけではなかった
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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
確かに、この映画は同じ年代の子が見てどう思うか??
ってのを、知りたいですよね〜
私は、原作読んでたんですけど…映画も良かったです!!
多少、端折られてるところは仕方がないですけどねー。
映像が凄かったし、松さんの演技に、ぞ〜でした(怖
ファンタ
2010/06/12 21:33
久々にすごい映画みちゃったかも!
と思える映画でしたね。
映像も音楽も出演者も脚本も監督も
みんなみんな本当に素晴らしかったと思います。
私も最後にこの年代の子がこれをみてどう思うかを
知りたかったですが・・映像的にちょっと
残虐なシーンがあったり、セリフの中で
人を殺すことなんてどうってことはない
という間違った?
未熟なだけにすぐに感化されてしまいそうな
セリフもふんだんに使われていたので
(最後のクレジットでも注意書きが出てた
くらいですし。)だから
無理なのかなぁ?って思いました。

みのむし
2010/06/12 22:25
>坊主にヒゲを生やした
この暑い中で黒い長袖の服を着てたのが私なんですが

し。。。師匠ってそんな感じなんっすか〜^^;
松山千春が頭に浮かんだんですけど〜^^;

人は痛い目に合わないと大切な物を失う恐さが解らない。
確かにそんな話だったと私も思いました。

少年法で守られた社会では、人くらい殺したって平気でいる子供も
現実にたくさんいるわけです。
私は少年法なんて無くなってしまえばいいと思ってます。
でも、「誰も守ってくれない」のように
(見てなかったですが「海容」もそうですよね)
心から子供の犯した罪を悔いて泣き暮らす家族もいる。
そういう人たちにとっては必要な少年法。
難しい問題ですね。

犯罪を犯した人間に同じだけの痛みを解らせるには
目には目を方式しかないのかも知れません。
先生のやった事は、何も責める気になれない事でした。

松さん、木村佳乃さんの演技は本当に素晴らしかったです^^
とにかく圧倒される凄い映画でした。
くう
URL
2010/06/12 22:40
ファンタ様
そうですねぇ。
どう考え、どう向き合うのか

こういう命に関わる問題という
道徳・倫理は是非知って欲しいと思います。

なるほど、原作を知ってると
はしょられてたとこもあったんですか。

それにつけてもインパクト絶大でした。
>映像が凄かったし、松さんの演技に、ぞ〜でした(怖
そうですねぇ。
あの彼女の演技が恐怖と共に
怨みの根の深さを感じさせます。
ikasama4
2010/06/13 00:49
みのむし様
これはすごいなと私も思いました。

映像、演出、脚本もさることながら
人の命とはどういう事なのか
人の痛みとはどういう事なのか

こういう事を教えるためには
どこまでしなければならないのか

そういうところが色々と考えさせられます。

残酷なシーンが多いのは
それだけ人の痛みとか命の重さに関して
考え方が希薄な証明というとこもあるのかもしれません。
ikasama4
2010/06/13 00:49
くう様
>し。。。師匠ってそんな感じなんっすか〜^^;
>松山千春が頭に浮かんだんですけど〜^^;
そんな感じです。
付け加えるとそこにメガネをかけてます。

かつて講習会とか行った時に
隣の会場でコンサートがあって

そこで客らしき人とか警察から
ダフ屋に間違えられたことがあります。


私自身もそうでしたが、人の命の重さとかは

例えばペットの死とか祖父母の死とか

何らかの形で経験しなければ分からない
とつくづく感じる事があります。

>私は少年法なんて無くなってしまえばいいと思ってます。
それに関しては私も同感です。

個人的に、少年時代に事件を起こして
その少年が二十歳になっても実名を明かされない事に違和感があります。

正直、彼女がこういう事をした事に関して
誰も責める権利はないと思っています。

>松さん、木村佳乃さんの演技は本当に素晴らしかったです^^
>とにかく圧倒される凄い映画でした。
ですね ̄▽ ̄b
ikasama4
2010/06/13 00:49
こんばんは。

いいですね〜坊主にヒゲで、夏なのに黒の長そでのikasama4さん♪
セクスィと言っておきます

この映画、言葉にしてうまく伝えることが出来ません。
でも、すごく良かった。

松たかこさんの感情を抑えたセリフと演技が
映画を際立たせていた。
誰がよくて、誰がいけなくて、いいか悪いかとかそんな簡単なもんじゃなくて
でも、誰もがその立場になりうることで・・・だからこわくて・・・
幸せと不幸って紙一重で・・・でも、命の尊さって何だろう・・・
こんな簡単に奪っていい命なんかないけど・・・
松さんの告白がふたりの少年を追い込んでいった。
すごいです。

うん、R15じゃなくてもいいのに。

つぐみちゃん、こんなところにも出てたのね。
可愛い♪
アンナ
URL
2010/06/15 00:41
アンナ様
こんばんはです。

まぁ長袖じゃないと両腕が火傷してまうんで(; ̄∀ ̄)ゞ

そうですねぇ。ドス黒さもありつつ
最後はちょっとした爽快感があるんですよねぇ。
主人公がなかなかに魅力あるダークヒロインですからねぇ。
これはホント、R15じゃなくてもいいと思うんですけどねぇ。

そうそう、継美ちゃんが出ててあのシーンを見た時
ドラマを見ている影響もあって継美ちゃんが可哀相で可哀相で
たまりませんでしたTT

それから命について

序盤でいじめられた生徒がモンシロチョウを簡単に殺してしまう
どうやれば命の尊さについて子供達にわからせる事が出来るのか
自分らが教える立場になった時、改めて考えさせられます。

あ、蚊だ。パチン
ikasama4
2010/06/15 20:58
この夏、蚊には御慈悲を(-人-)
命の重さって分からなくなりますね。
いや、重いと思うんだけど。
どうして蚊やゴキブリには敵意むき出しにできるのか…
クワガタとゴキブリ、テカリ具合は似てるよ。
どうしてハムスターは可愛くて、ネズミは気持ち悪いのか…
シッポが取れたらハムスターに近付けるんじゃないの?

小さな子供の前で、ゴキブリを「気持ち悪〜」って言ったらダメね。
子供の前で、蚊を思いっきりパチンってやったらダメね。

命の重さって何?


昨今の事件でも感じますけど、
死にたいなら一人で死んでって言いたい。
もうダメなら頑張って生きなくてもいいから。
使える臓器提供してから死んで〜。
もうそれがあなたに残された出来ること、お願い〜。
思わず、こんな怖いこと言ったりしちゃって。
毎日異常な事件ばかりで、刑務所の定員まで心配するわ。

この映画を観て、本当に色々なことを考えさせられました。
言葉では語り尽くせないし、答えも出せない。
凄い映画でしたね〜。
mana
URL
2010/06/25 17:59
mana様
そうなんですよねぇ。
ある特定の生き物になると
敵意をむき出しにするのに

ある特定の生き物になると
必死にその命を守ろうとする

そういうのを見て
命の重さをどう考えるべきなのか

そして、どう子供に教えるべきなのか

物語の衝撃と共に色々と考えさせられます。

>死にたいなら一人で死んでって言いたい。
>もうダメなら頑張って生きなくてもいいから。
>使える臓器提供してから死んで〜。
そういう事は私も考えた事がありますσ ̄▽ ̄

でも、それをしだすと
臓器売買とかで、それでまた別の形で
命の重さを問うような問題が出てきそうな感じがします。

>この映画を観て、本当に色々なことを考えさせられました。
>言葉では語り尽くせないし、答えも出せない。
>凄い映画でしたね〜。
全くもってその通りですね ̄▽ ̄
ikasama4
2010/06/27 00:38

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