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zoom RSS Mother 第8話

<<   作成日時 : 2010/06/03 01:04   >>

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2003年
仁美は怜南を生んだ。

夫との三人での生活。

仁美は娘の誕生を喜んだ。

これからはおいしいご飯をいっぱい作ってあげる。


ある時、テレビで親が子供を虐待する報道が流れていた。

仁美はその報道に目をそむけた。



子供になんでひどい事をするんだろう。
子供にこんな事をするなんて人間じゃないのよ。






2005年
怜南 2歳
夫が亡くなり、仁美は怜南と叔母さんと三人で生活した。

子供と過ごす楽しい時間

だが、一人になった時、ふと寂しくなる


ふと、怜南を叱った仁美は娘に言葉をかけた。


怜南はいい子だよ。

でも、ママ
怜南のこと、羨ましいな。
ママのことは誰も褒めてくれない



それから間もなく叔母さんが病気で千葉に行く事になり


仁美は怜南と二人で生活するようになった。


仁美は仕事を探すが、なかなか見つからない。

それと共に娘はわがままばかり言う。

そのいらだちを娘にぶつける

しつけとしてデコピンをする。

それは怜南のため。

そう思いながら娘を傷つけることに心が痛む。




2007年
怜南 4歳

仁美は工場で働いていた。

仁美は保育園にいる娘を迎えに行く。


ママ、ぎゅして。

分かった。

笑顔で娘を抱きしめる母。


互いに貝殻から聞こえる海の音を聞いて笑い合った―――――。






駿輔は千葉にいる仁美の叔母の下を訪ねた。

叔母は言う。

仁美ちゃんはとてもいい子だって。
頑張り屋さんなの。

そして、叔母さんの下に仁美ちゃんから
毎年、葉書が届いていたらしい。


その葉書には仁美と怜南が写っていた。


そして、ある時期から
葉書は既製品のものになっていた。


葉書に書かれた日付は2008年だった。







2008年

幼稚園であった事を話す怜南。

話しかけないでって言ってるでしょ!

それでも話す事を止めない怜南に仁美は怒りをぶつけた。


約束守れないならママ、出ていくよ。

出て行っていいもん。

我を張る娘に母は更にいらだつ。



自分の友達は色々と遊んでいる。

けれども仁美は娘の世話で自由な時間が取れないでいる。

自分を癒してくれる人がいない

その孤独が更に拍車をかけ

娘との生活にうんざりしていた。



そして、ある時
仁美は怜南を連れて海に行った。


娘が海で遊んでいる。


その時、ふと思った。


このまま逃げてしまおう。

このまま娘を置いて。

自由になろう。


仁美は一気に駆け出した。

急いで。
急いで。
急いで。


自転車に乗ろうとするも焦って上手く乗れない。

そして、自転車にまたがった時
振り向くと怜南がそこにいた。


貝は?
早く乗りなさい。



自分の行為を誤魔化すように仁美は怜南に促した。


その頃、気まぐれで入った飲み屋であの男と知り合った。

その男が働いた店には
夫が好きだった海の写真と同じものが飾ってあった。





2008年 夏

仁美は男と旅行することになった。

娘も一緒にと考えていた仁美に男は言う。


連れてく気?


仁美は男と別れたくないあまり
怜南を連れていかないことにした。


旅行先で仁美は娘に電話した。


ママ、元気?

元気よ。

ママ、海キレイ?

キレイよ。シュノーケルもしたよ。

シュノーケル?

海に潜ってお魚を見るの。
青いのとか。怜南知らなかったようなお魚とか。


今度、お話してね。こういうのいたよって。
ママ。楽しい?


うん、楽しいよ。

よかったね。

今日何したの?

ママの真似をしたよ。
怜南もママに似るの。

波の音、聞いてるの。



怜南―――――。

うん?

ママ、ママね。
すごく楽しいの。
楽しくて楽しくて幸せなの。


うん、よかったね。ママ。

ママのこと、好き?

うん、好き。

ママが幸せだと怜南も嬉しいよね。

うん、怜南も嬉しい。

また電話するね。

明日?

うん、明日。
おやすみなさい。




娘を犠牲にしてまで自分の幸せを優先する。

電話を切った仁美はその場に泣き崩れた。







2009年 冬

仁美はコンビニで働いていた。

男は仁美の部屋で入り浸るようになっていた。


仕事から帰った仁美は娘がいないのに気がついた。

部屋の奥の方で音が聞こえる。

怜南が押入れに閉じ込められていた。

仁美は娘に尋ねた。

どうしてこんなとこにいるの?

怜南は何も答えない。

どうしてこんなとこにいるの?

男は答えた。

何か問題あんのか?


何も言ってないよ。
ちょっと聞いただけ。


お弁当食べる?





怜南が指を怪我していた。

病院で怜南は滑り台で突き指をしたと看護師さんに言った。

もちろん、それは嘘だった。

気をつけるのよ、滑り台。

母の言葉に怜南は愕然とした。

帰りにマフラー買って帰ろうか。

うん、水色のあるかな。


娘を傷つける代わりに娘に何かを買い与える


それが仁美の中で当たり前になっていった。



ある日、仁美が仕事から帰って家に戻ると
娘は男とトランプしていた。

その時、娘の首筋に痣があった。

仁美は男に何があったかを尋ねた。


さっきちょっとオトしたから。
すぐ目を覚ましたから大丈夫だから。



自分の愛しい娘が傷つけられている
そのことに対する男への怒りよりも

自分の孤独を埋めてくれる男の存在

それが仁美を母ではなく女にさせていた。




その日の夜、怜南は仁美に訴えた。



助けて。助けて。ママ。





仁美は娘を抱えて裸足で走った。


彼女が向かった場所。



それは怜南の実の父親の下だった。


その男には家庭があった。


叔母さんや世間体の事も考えて
夫は死んだことにしていた。


でも、男が家族と幸せそうにしているのを見て
今更ながら、その人の家庭を壊す事に躊躇した。


そうして仁美は娘を連れてとぼとぼと歩き出した。


気が付くと歩道橋にいた。



死のう。



仁美は歩道橋に足をかけた。

でも、死ぬことが出来ず、仁美は泣き崩れた。

この瞬間から仁美の母としての心が折れた。






2009年 冬

仁美は娘に毎日500円あげるのが日課になっていた。


怜南、そのコートいつから着てるんだっけ?

5歳

きつくない?

ううん。行ってきます。



テレビで幼児虐待事件が流れていた。

そんなことをする人って人間じゃないわ。

ブラウン管の中でそのように語る人を見て仁美は蔑むように笑った。






あんたらに私の気持ちが分かるはずがない。








2010年 春

仁美は襖をはさんで怜南と対峙した。


よしよし。怜南。よしよし。

ママとよしよししよ。

こっちに来てママとぎゅってしよ。



娘に呼びかける母。

娘は出てこない。


怜南。ママね、今からドーナツ作るよ。

それは怜南が大好きだったもの。


怜南が母親の前に現われた。


仁美はすぐさま娘を抱きしめた。

継美は奈緒達に視線を送った後
母親をそっと抱きしめた。




あのね、ママ
持ってきてあげたよ。


それは怜南が好きなものを書き綴った手帳

クリームソーダ
自転車の後ろの席
ふたつ結び
ママと同じだね。

ママと好きなもの、おんなじだね

怜南はママの娘だから似てるんだね。



あのね、ママ。


怜南は天国に行ったの。

怜南はもういないの。
天国に行ったんだよ。



何言ってんの?

あんた、怜南じゃない。
ここにいるじゃない。



私の名前は継美だよ。鈴原継美。
お母さんとこのおうちで暮らしてるの。



怜南、ママのこと好きでしょ?

何でママのこと、書いてくれないの。
ねぇ好きでしょ。

嫌いになっちゃった?ねぇ。


娘の顔を必死に見つめる仁美。



あのね。好きでも嫌いでもないよ。

もう、ママじゃないからね。



仁美は怜南を抱きしめたまま
恨めしそうな形相で奈緒を見つめると

すぐさま、その部屋から出て行った。




奈緒と継美、二人きりとなった部屋。


お母さん。


笑わなくていいの。

泣いていいのよ。
泣いていいの。



継美はワンワン泣き出した。


娘を抱きしめる奈緒の姿を見た葉菜は
そっと二人を抱きしめた。





仁美は近くの公園のブランコで佇んでいた。


奈緒が仁美に声をかけた。

道木さん。


あの子に未来はないわ。

あなたのやってる事だって結局虐待じゃない。
あなた、私が警察に通報出来ないと思って―――――



私は罰を受けるつもりでいます。

いつか、あの子の居場所が見つかれば
裁きを受けるつもりでいました。

あなたに言いたい事があります。

あなたとあの子の間に何があったのか
私にはわかりません。

でも、その全てが正しくてその全てが間違っていると思います。

親と子は温かい水と冷たい水
その交じり合ったところで生きています。

子供をうとましく思った母親なんかいない。

ただ、対岸でそんな親子を見ている人達が
母親を溺れさせるんだと思います。




そうよ、私にばっかり―――――



それでも私はあなたの事がわかりません。

思い出して下さい。

あの子は室蘭の冬の夜
ゴミ袋に入れて捨てたんです。

あのままだったらどうなっていたのか分からなかったんですか?

親が見ているから子供は育っていける

子供は親を憎めない生き物だから

怜南ちゃんを連れて帰らないんですか?

このまま置いて帰るんですか?

だけど、あの子はあなたから生まれた子供です。

あなたに育てられた優しい女の子です。

本当のお母さんのぬくもりの中で育つ事が
本当の幸せなら私はあの子をお返しします。

あなたがまだあの子に思いがあって
あの子を愛して心から抱きしめるなら

私は喜んで罰を受けます。

道木怜南さんの幸せを願います。




もう遅いわ。
あの子は私の事なんか――――――。




私が話します。
戸惑うかもしれませんが
傷つくかもしれませんが
時間がかかるかもしれませんが
たとえ何年かかっても少しずつ
あなたとあの子と母と子の関係を取り戻して―――――




もういい!
好きじゃないって言われたの!!

そんなの、死んだも同じ。同じ!


そう言ってその場から立ち去る仁美に向かって奈緒が叫んだ。




私、あの子の母になります!




仁美は駿輔に金を借りて室蘭に帰った。





鈴原家では芽衣は結局、子供を生む事にした。

それがために彼の心は芽衣から離れていった。





葉菜の下には主治医が訪ねていた。

この間の葉菜の申し出―――診断書を偽造するのは犯罪。

何より彼女には分からなかった。

葉菜が何故
自分の命をお金に変えてまで
あなたは何がしたいのかと。


葉菜は毅然として答えた





届けたいものと持ち去りたいものがあるんです






奈緒は継美に語りかけてた。

あなたはこれからこの先、色んなものを手に入れるの
3年生になって4年生になって


5年生になって6年生になって

中学生になって高校生になって

誰かを好きになったり結婚したり


継美も結婚するのかな

継美もお母さんになるのかもしれない

え〜、ドキドキする

その時だと思う
お母さんとお別れするのは


お母さんとお別れしたくないよ

まだまだずっと先だよ。
明日の明日の明日の


明日の明日の明日の。

ずっと明日
それまでは絶対継美のこと、離さないから。

私達は一緒に生きてくから。いい?


いいよ。



だが、その二人は事態が急変している事に気付くはずもなかった―――――。







今回は仁美がどうやって怜南を育ててきたのか

という事と共に

とても怜南を愛していた仁美が
どうして今の仁美になってしまったのか


その経緯が丁寧に描かれていました。


全ては孤独

ここに尽きるのでしょうね。


誰も自分を褒めてくれない。

誰も自分を癒してくれない。


そして、ふと自分を癒してくれる存在に出会った時

すっかり依存してしまって

子供を思う気持ちよりも
そっちの方が勝ってしまい


最初は罪悪感もあったのでしょうけど
最後には開き直り状態になってしまった。


最初は何故、こういう役が尾野さんなんだろうと思ったんですが

今回の内容を見て、これはだから
彼女がキャスティングされたんだなと思いました。


特に幼児虐待報道を
2003年に見た時と

2010年に見た時のあの変わり様


あの引きつった笑いは見事の一言に尽きます。



そして、その彼女の演技を引き立ててくれるのは
娘役である芦田さんの演技、これに尽きます。





過去に娘は母親が幸せなのが嬉しいと言ってくれた。

それを信じていたのに、娘に捨てられた。

そのショックのあまり、怒りを奈緒にぶつけたものの

その怒りの収まらない仁美は警察に娘が誘拐されたって
ぶっちゃけてしまうのですからねぇ。


最初は娘なんていらないと思っていたのに

娘が実の母親である自分ではなく赤の他人を選んだ

その嫉妬がこんな風にさせたのでしょうね。




一方で仁美に向けた奈緒の言葉

あれは自らの実体験から基づいたものなんでしょうね。

いつか、必ず母親を許せるようになる。

そう思ってるんでしょうね。


一方、芽衣は難病を抱えた子供を生む事を決意し
それがために縁談が破談になったみたいですねぇ。


こちらもどうなってくるのか、分かりません。


何よりも誘拐が世間に明るみになった事で
奈緒と継美はどうなっていくのか

それが全く想像出来ません

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【Mother】第8話
あのね、ママ。怜南は天国に行ったの。もういないの。天国に行ったんだよ。ママの事が嫌いになった?好きでも嫌いでもないよ。もう、ママじゃないからね。仁美は、怜南を女手一つで... ...続きを見る
見取り八段・実0段
2010/06/03 03:52
水曜ドラマ 『mother』 8話 断ち切れない絆  尾野真千子vs松雪泰子
怜南(芦田愛菜)と母・仁美(尾野真千子)の過去。 お父さんが亡くなり、女手一つで 頑張って、やさしく。大事に育てていた。 そんな、いい頃もあったんだ。 ...続きを見る
ゆったりと・・
2010/06/03 11:30
Mother 第8話
好きでも嫌いでもないよ。もうママじゃないから!三行半食らって退場したものの憤懣を警察に ぶつけるところが浅い女です・・。 ...続きを見る
エリのささやき
2010/06/03 19:37
『Mother』 第8話
今回は、仁美の過去を細かく見せて来ましたね〜。やはり鬼母にも理由はあった。。。〈脚本 坂元祐二〉のテロップが流れ、ハッと時計を見たほど集中してたのか、気づけば1時間があっと言う間に過ぎてました。この坂元さん、今期は『チェイス』も書かれてたんですが、最終回の ...続きを見る
美容師は見た…
2010/06/04 17:01

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
>最初は罪悪感もあったのでしょうけど
最後には開き直り状態になってしまった。

まさにこういう状態ですよね。
最初に怜南が言っていたように、大きい子供も入れる
赤ちゃんポストがあったら良かったのに。
こういう子供を救える場所は無いものなんでしょうか。
怜南は逃げたかったし、母は娘を救えなかった。
もう少しで取り返しのつかない事になっていた状況を
奈緒は助けた。。。なのに誘拐犯になってしまうのでしょうか。

先が読めないだけに切ないけれどもハラハラもします。

ところで、あれは怜南の父だったのでしょうか。
あの辺、イマイチ解らなかった。。。
仏壇に位牌もあった気がしたんだけど。。。

まぁ、居ない事に変わりはないので、どっちでも良いんですが^^;
くう
URL
2010/06/03 04:00
くう様
う〜ん、結局
子供の逃げ場って子供の主観ではないんですよね。

それに大人が気付いてあげなければならない
また、子供には注目するのに大人に対して傍観する

そこに今の社会が抱える問題がありますかね。

>ところで、あれは怜南の父だったのでしょうか。
私はそう思いました。

夫の位牌はあるけれど
亡くなった経緯は描かれなかった。

それは夫には別の家庭があって
そこに戻っていったのだけれども

叔母と同居するに当たって
夫を亡くなった事にしたっていう風に脳内で妄想しました
; ̄∇ ̄ゞ
ikasama4
2010/06/03 12:58
>怜南の実の父親の下だった。
>その男には家庭があった
ああ〜、そういうことだったのね。
キッドさんもそう書いておられましたから
アタシってば観察不足でしたわ・・
あんな良さそうな人なのに何らかの援助とか何もしなかったのですね・・。

>ふと自分を癒してくれる存在に出会った時
>すっかり依存してしまって
子供がいれば十分幸せだと思うんですけど
仁美はまだ若すぎたということなのかしら・・。
後から出てくる男の存在ってたいてい魔物ですよね。
事件になるものもほとんどがこういうパターンですし。

つぐみに別れを告げられたとき、
怜南は奈緒の元で暮らしたほうが幸せなのだと
仁美は母親らしい気持ちでわざとぞんざいに帰ったと解釈してたのですが
警察に「誘拐」とぶつけたのはがっかり。
やはりこういう人は親になってはいけなかったのね・・。
次回、奈緒たちはどうなるんでしょうね・・。
エリ
URL
2010/06/03 19:13
エリ様
あの男性が亡くなった経緯が描かれなかった事と
突然、仁美が向かった先にいた男性を照らし合わせると
おそらくそういう事なんじゃないかと思ったんです。

そう考えると仁美にも責任があるとは思いますが
仁美だけの責任ではないと思うんですよね。

ただ、仁美がそんな風になっていくのを
傍観していた社会と自分達にも責任があると
今回の内容が訴えかけているようにも感じます。

>事件になるものもほとんどがこういうパターンですし。
なんか、よくこういう報道で
「無職の男性」とかってを見ますからねぇ。

ま、これだけで全てがそうだとは
もちろん言えないのでしょうけど。

奈緒は自身の経験から
怜南は生んだ母親の側にいるのが一番だと思ってるみたいですが
娘に裏切られたショックから立ち直れない仁美は
相手の言葉を受け取る余裕なんてなかったのでしょうね。

それだけにどうなっていくのか

まったく想像がつきません。
ikasama4
2010/06/03 22:25
ikasama4様、こんばんは。

まさに尾野真千子のターンでしたな。
あえていえば仁美はやや意地っ張りすぎて
僻みを感じやすいタイプということになるでしょうが
どう考えても不幸な生い立ちが匂い立ち
家族への憧れは餓えに似たものだったのでしょうね。
海辺の喫茶店で
本当は優しくなかった天国の怜南の父親について
娘に語る姿が本当に哀れを誘いました。
本当は自分を愛していないマーくんを
同じように愛してくれていると思い込もうとする姿。
そのためにはわが子も供物として奉げる心理。
そうでありながらそのことに
自分自身が傷ついていくあわれ。
実に痛ましい女を演じておりました。
まさに「Mother」出演女優に死角なしです。
今回の女刑事。
陸橋の婦人警官。
序盤の女教師。
脇役にまで神が舞い降りています。
そして高橋昌也氏を除いては
男優陣には悪魔がとりついているようです。( ̄ー ̄)
キッド
URL
2010/06/04 00:27
キッド様
おはようございます。

その通りですね。
仁美も最初からこんな女ではなかった。

むしろ、責められるのは
こうして見てる私達にもあるんですと
物語が訴えかけているようでした。

それから仁美の見せ方は見事でしたね。

家族に飢えていたのに
不実の人を愛してしまい
彼女の心を傷つけてしまう。

その人がいなくなった理由を
子供に「天国に行ってしまった」と
語った事がその痛みを更に感じさせます。

実に痛々しい限りです。

ホント、そうですね。

どの女優陣も死角なし。

そして、男性の脚本家が
男性俳優陣にここまで悪魔を取り憑かせていることが
なんとも面白いものです。

一方で「ボクは違う」って言ってるようにも
見えてきますけど ̄▽ ̄
ikasama4
2010/06/05 08:26
>とても怜南を愛していた仁美が
>どうして今の仁美になってしまったのか
本当に丁寧に描かれてましたよね〜。
罪悪感に自分を責めながら、それが少しずつ当たり前になって行く様子。
笑顔が絶えなかった、明るくて思いやりのある仁美から、
テレビの向こうで「信じられない」と話す無知なおばちゃんたちを
嘲笑う仁美の表情まで。尾野さん、流石でしたね〜。
一時間集中しちゃってましたわ。
まさか1話全て彼女の過去だとは思ってませんでした。

警察に誘拐されたと話した仁美は、
娘を助けてあげたいよりも、自分が助かりたいで精一杯。
他人が継美を助けることで精一杯なのに。
子供を産めば母親になれる訳じゃないんですね。
「躾の仕方が分からない」母親も上手く見せてくれてました。
子供を愛してるのに…
負の連鎖ってこういうことなのかもって、
今回は仁美に感情移入してしまって、
奈緒の説教にはちょっと違和感でした。
あそこで仁美に言うのはタイミングがね〜。。。

ikasama4さんとキッドさんの男性目線ってホント凄い。
冷静な見方にも感心。
前回の青鬼と赤鬼のお話もね〜。
勝手に記事に書いてしまってごめんなさい。(いつもだけど)
今回は仁美の夫。完全に殺して見てたわ(笑)

こうなったら男性陣の…
高橋昌也さんも、
葉菜の不倫相手とかにしてくれないかなぁヾ(゚∇゚*)オイ
mana
URL
2010/06/06 12:14
mana様
当初は罪悪感に自分を責めながらも
いつのまにかその罪悪感が薄れてしまい

自分が幸せになる事のみが
娘への幸せだと疑わなくなってきてる

仁美の姿が哀れでしたね。


でもって、仁美は自分が助かりたいと思うと共に
子供を何としても奈緒らから奪いたい

その一心しかないみたいです。

もうその目的だけしかないようです。

>奈緒の説教にはちょっと違和感でした。
>あそこで仁美に言うのはタイミングがね〜。。。
なるほどですねぇ。
ま、奈緒は継美のためを思ってのことなんでしょうけど
仁美の場合、自分のことしか見えてないようですからね。

自分も最初は仁美の夫を殺してましたよ。

でも、あのシーンで同じ顔を見た時
ああ、なるほどねって思ってあれこれ妄想が走りました。

>高橋昌也さんも、
>葉菜の不倫相手とかにしてくれないかなぁヾ(゚∇゚*)オイ
ちなみに実生活で高橋さんの奥さんは
38歳年下なのでフツーにあり得そうです; ̄▽ ̄ゞ
ikasama4
2010/06/07 01:01

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