渡る世間は愚痴ばかり

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zoom RSS Mother 最終話

<<   作成日時 : 2010/06/24 09:07   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 7 / コメント 10

お母さん、いつ迎えに来るの?
お母さん、会いたいよ
お母さんに会いたいよ

うう・・・うう・・・

もう一回誘拐して
もう一回誘拐して



継美。


うう・・・


継美の嗚咽が聞こえる


継美、お母さん会いたいけど―――――

突然、電話が切れた



それから継美から電話はかかってこなかった。





病室で葉菜は編み物をしていた。





最後まで編みきれなかったらお願いね

はいはい

何か本でも買ってこようか?
夜の間、退屈でしょ



走馬灯ってあるでしょ


突然、葉菜は切り出した。

ほら、人が死ぬまでに
これまでの人生の所々を思い出して眠るって
それが今から楽しみなの



楽しみなんて・・・・・


奈緒を連れて逃げてた事の頃とか

富山から名古屋
名古屋から焼津
焼津から前橋
最後には宇都宮
あなたの手をひいて列車を乗り継いで逃げ回ったの。



覚えてないな


何をやっても上手くいかなくてね。心細くて怖かった。
でも、でもね。ナイショなんだけどね楽しかったの。
あなたと逃げるの、楽しかったの。
だから、今も楽しみにしてるのよ。
素敵なお芝居の切符持ってるみたいで。



うちに帰ろうか?


突然、奈緒が切り出した。

先生達に迷惑かけちゃ・・・・・

奈緒は首をふった

別にいいのよと言うように


奈緒はさっき主治医に言われた事を思い出したいた。

望月葉菜さんに残された時間は
これから後、2,3日。

おそらく明々後日はないかもしれないと。








その頃、怜南のいる室蘭の施設に
千葉のおばちゃんから色んな野菜とかが届いた。

その中に怜南は
おばちゃんが入れてくれた
たくさんのお金が入った封筒を見つけた。








葉菜は奈緒と共に久しぶりに我が家に帰ってきた。

部屋はきれいに掃除されていて
番のインコが飼ってあった。


お店の人に聞いたの
お母さん、いつも見てたって


でも・・・・・

二人で飼おう


奈緒は笑った。



駿輔は一人の老人の下を尋ねていた。


彼は葉菜の事件で彼女の聴取を行った元刑事の方らしい。

あの人の供述は終始一貫してた
カッとして家に火をつけた



子供を危険にさらしてまでそんな事をするのでしょうか?


わからんよ
人間には男と女ともう一種類、母親というのがいる
これは我々ではわからんよ



老人は笑った。



葉菜は家にある洗濯機の使い方を奈緒に教えていた。






「ふっくら」っていうボタンを押すのよ

はいはい

そうして1階にある洗濯機に行こうとした時


突然、店のドアが開いた。



誰?


お母さん!

継美?

奈緒は幻覚を見ているのかと思った。

お母さん

自分を抱きしめる娘の姿に
奈緒は継美が目の前にいることを感じた。



どうしてここにいるの?


神代町からバスに乗ったの


一人で来たの?


一人で来たよ


どうしてそんな危ないことをするの?
一人でそんな・・・・・



ずっと前、一人で調べたの


継美はここまで来るのに
あちこち怪我をしたのを奈緒に見せた。


もっと大きな怪我をしたらどうするつもりだったの?


お母さん・・・・・

笑顔だった継美の顔が涙で歪む。


継美に会えたの、嬉しくないの?
お母さんに会いたかったのに



奈緒はそんな継美を優しく抱きしめた。




継美がここにいる事に葉菜は驚いた。


うっかりさん、もうすぐお昼だよ
まだ寝てるの?

あ、小鳥さんがいるぅ。



はしゃぐ継美。

奈緒はとりあえず駿輔に相談することにした。





奈緒はざるうどんを作ることにした。

継美は薬味のしょうがをすった。


継美の手際を見て奈緒は微笑む。

上手ね。

うっかりさん、どうして寝てるの?

別に

言葉を濁そうとした奈緒だったが
継美はずっと自分を見つめていた。


病気なの。よくないの。


ふぅ〜ん。





奈緒と葉菜、継美
久しぶりに三人で囲む食卓

この柚は譲りません

このカレーはかれー

15点

15点?

はい、うっかりさん。

チアガールがタチアガール

継美は笑った。

80点
家に着いたぞ、イエーイ


この西瓜はオイスイカ

23点
はい、うっかりさん


マスカットを食べたらマァスカットした。
たらこを食べたら働こう
眉毛からまぁ湯気が出た


継美は葉菜の顔をジッと見つめた。


あんまり面白くなかったかしら?


継美は真顔でうっかりさんに尋ねた
うっかりさん、病気治るでしょ?治るでしょ?


・・・・・治るわ。治る
継美ちゃんの顔を見たら
うっかりさん、元気になったの
本当よ。すぐに元気になるわ



本当?

継美は不安そうに奈緒の顔を見た。

奈緒は継美から目をそらした。

本当?

継美はうっかりさんの顔を見た。

葉菜は寂しそうに笑った。





ほどなく駿輔がやって来た。

彼が室蘭の施設に連絡したところ
怜南の捜索願いが出されているらしい。

とりあえず、奈緒は継美をここに一晩泊めて
明日、一緒に室蘭の施設に連れていく事を決めた。



それから駿輔は葉菜と二人きりで話した。



あの事件の事で。



ずさんな犯行だと聞きました
火をつけたらお子さんを巻き込むとは思わなかったんですか?


カッとしてたんです

僕にはある推測があります

それをあなたに話すつもりがあるし
それを誰かに話すつもりもありません

あなたには守りたい事があった
だからこれまで口を閉ざし続けてきたのではないですか?

母と娘との絆が起こした
母性のようなものではないですか?


葉菜は笑った。

そういうのは男の人の幻想です



それからまもなく継美が来た事を知って鈴原家もやって来た。








なんだかお正月みたい

女の子ばかりね

そうよね。

お母さんも女の子?
それにしても女の子に羊羹ってないでしょ


昔はおやつに羊羹だったのよ。

あの頃はさくらんぼの種を出すのが恥ずかしくて

初恋ってそうよね

昭和初期の話、されてもねぇ。

継美ちゃん何年生まれ?

2002年

継美ちゃんも好きな男の子できた?

いっぱいいるよ

少しは娘を見習わないと

継美の話を聞いた籐子は奈緒を見て不敵な笑みを浮かべた。

こんな美人なのに男のおの字もないの?
1回くらいはあるの?
好きな人はいるの?


もう止めてよ。

矢継ぎ早の葉菜の質問攻めに奈緒はたじたじだった。


ねぇみんなで写真撮ろうよ


そして果歩は彼氏にカメラを撮ってこさせた

もちろん彼が撮る役目。



鈴原家が帰って行った後

葉菜は継美の髪を見つめた。





継美ちゃん
ちょっと髪切りそろえてあげようか?



うん。お母さんも一緒に切ってもらおう。


継美が理容室の椅子に座った。

昔はみんな
お母さんに切ってもらったのよ


そう言って葉菜は継美の髪を切りそろえていく。


うっかりさんにもお母さんがいたんですか?

いましたよ
みんな、お母さんから生まれるんです


どんな人だった?

葉菜は布にくるまれたものを奈緒に見せた。

それは葉菜を生んだ母の写真だった。


私のお母さん

ずっと続いてるのね

そうね。
はい、出来ました


自分の髪型を見た継美は嬉しそうにして2階に行った。


すっかりお姉ちゃんね。


そして奈緒が椅子に座った。

奈緒の髪に手をやる葉菜


お母さん

うん?

私、あの子と離れられるのかな?
こんなあの子に何もしてあげられないまま


会えたわ
奈緒とお母さんだって
30年かかってまた会えた
こうしてあの頃のように
あなたの髪を切ってあげることが出来た
昨日のことのように思い出す
まるであの日からの幸せな1日が―――――


私と継美にもそんな日が来るのかな?

あなたと継美ちゃんはまだ始まったばかりなのよ
これからなのよ
あなたがあの子に何が出来たかは今じゃないの
あの子が大人になった時に分かるのよ


お母さんと私は・・・・・

ずっと一緒にいるわ


その時、奈緒は子供の頃
母が自分の髪を切ってくれた事を思い出した

鏡で自分の髪を切った姿を見せてくれた
その鏡に若かりし頃の母の姿が映っていた。

母さん、お母さん。あのね。

なあに?

母さんの顔、思い出した。


葉菜は笑った。




その夜、継美は葉菜に尋ねた。

あのね、ラムネのビー玉あるでしょ。
あれ、どうやってビンの中に入れてるの?



わかんない。

明日ラムネのお店の人に聞いてみましょうか

うん。



奈緒は継美を寝付かせた。


寝た?

うん。

じゃあ、私もそろそろ

うん。私もちょっと用事済ませたら
ねぇ。今度お母さんと旅してた時の話聞きたいわ


三日かかるわ。

三日聞くわ。

もう少しなんとか間に合いそうだわ。

今度はセーター編んであげて

おやすみ

おやすみ


そうして奈緒は一人黙々と手紙を書きしたためた。



葉菜は継美の顔を見ながら床についた。


どうやって入れるのかしら
ラムネのビー玉
どうやって入れるのかしらね





ふと、葉菜に待ち望んでいた走馬灯を見た。

それはあの芝居の始まりの時。

一番幸せを感じた時。


家が火事になって
私は奈緒の手を引いて家から離れるように歩いていた。




わかってるわ
お母さんのためにしてくれたのね
でも忘れなさい
あなたは何もしてないの
全部お母さんがしたの
分かった?

もう思い出しちゃダメ


どこ行くの?

そうね、どこ行こうかしらね――――――。




奈緒は目が覚めて、早速朝食の準備を始めた。


お母さんおはよう

継美が起きてきた。

うっかりさんまだ寝てるよ

じゃあ起こしてあげようか
優しくほっぺをツンツンしてあげて



ツンツン
うっかりさん、うっかりさん

ツンツン
うっかりさん、うっかりさん?






鈴原の母から電話があった。

芽衣が子供を生んだと。




奈緒に芽衣の事を伝えた籐子が
芽衣のところに戻ってきた。



お母さんちょっと出るけどいい?

うん、何かあった?

葉菜さんがね、亡くなったの。


命ってすごいわね。こうやって続いてくんだから


生んでよかった


生まれてきた子を見つめる籐子と芽衣。

この子は丈夫に育つわよ


私がこの子の母親―――――










継美はいつも持っている
好きなものノートに「うっかりさん」と書いた。



継美、もうすぐ鈴原のお母さんが来るの
そうしたら荷物をまとめてここを出るの


どこ行くの?

室蘭の施設
お母さん、すぐ近くまで送っていくから


お母さん。継美のこと、嫌いになった?

嫌いになんかならないよ

嫌いになった?

違うの

じゃあなんでお母さん辞めるの?

おいで。

奈緒は継美を抱きしめた。

継美、覚えてる?
室蘭で継美と渡り鳥を見に行った朝のこと
あなたのお母さんになるって言った日のこと

4月1日だから
嘘つこうって言ったわよね

今度は嘘じゃない
私はあなたのお母さん
お母さん辞めたりしない
離れてても継美のお母さん

ずっと継美のお母さん
そうしたらまた会える日が来る

お母さんがお母さんに会えたみたいにいつか会える。


いつ?

継美が大人になった時

そんなに待てないよ
大人になって分からなくなって
すれ違っちゃうかもしれないよ


気付く。お母さんは気付く

顔も変わるよぉ
全部変わるよぉ


それでも気付く
お母さんは気付く


かつて葉菜が奈緒にすぐ気付いたように。

お母さんは必ず継美を見つける。必ず

かつて葉菜が奈緒を見つけたように。

お母さん

両目にいっぱいの涙を浮かべる継美
泣かないで

泣いちゃうよ。お母さんだって泣いちゃうよ

奈緒の目も涙で溢れていた。






それから間もなく籐子と主治医の方がやってきた


奈緒は母の事を二人に任せることにした


じゃあ、うっかりさんにお別れしよ。
母さん。継美、送ってくるね。


継美、鳥さんもらうね。
うっかりさん。元気でね。


継美はうっかりさんに精一杯の笑顔を作って見せた。



そうして奈緒と継美は室蘭の施設に向かった。



二人は施設の近くにある停留所でバスを降りた。

番のインコも一緒に。





前の席の人、うとうとしてたね。

気持ちよさそうだったね
どっちかな。


あっち。

じゃあ、ゆっくり歩こうか。

うん、ゆっくり歩こうか。

番のインコを飼ってる篭を持とうとする奈緒を継美は制した。

自分で持つ。

そう言って継美は篭を持った。



一歩ずつ施設に近付いていく二人。


その時、同じ小学校に通う子供とその母親に継美は出会った。


怜南ちゃん、どこ行ってたの?
みんな心配してるよ
途中まで一緒に帰ろう



その瞬間、鈴原継美は道木怜南になった。


そこから奈緒は踏み込めないでいた。



その時、継美がちいさく手をふった。


奈緒も小さく手をふった。




停留所に行って一人、帰りのバスを待つ奈緒。


ふと、奈緒は昨晩書いたあの手紙を継美に渡してない事に気付いた。


奈緒は施設に向かって走った。


その道すがら、施設に帰ろうとしてる継美に出会った。









継美。


後ろから呼ぶ母の声に継美が振り向いた。


もう少し一緒にいてお話しよっか?
悲しいまんまじゃなくてちゃんと笑って・・・・・



お母さん、見てて。見てて。
継美、自分で帰れるから
ちゃんと自分で帰れるから


そうだね。そうだね。

でも、お母さん見えるかな?
ちゃんと見えるかな?


奈緒は継美を見つめ、涙を流した。

悲しいの?

嬉しいの

嬉しいのに泣くの?

嬉しいのに泣くの
嬉しいのに泣くこともある

ごめんね。お母さんがこんなじゃ


じゃあさ、じゃあさ、お母さん
好きなものの話をするんだよ
好きなものの話をすると楽しくなるの


そうだったね
・・・・・夜のプール


傘オバケ

8月31日

電車の中で眠ってる人

キリンの―――――

キリン?

キリンは牛の種類ってとこ

そうなの?
・・・・・二人で一個の傘をさすこと


靴箱からはみだしている長靴

台風のゴーって音

好きなものを言う度に一歩ずつ近付く母と娘。

朝の光

お母さんの眉毛

継美の歩き方

お母さんが洗濯物を干してるとこ

継美がそわそわしてるとこ

お母さんの声

継美の字

継美


お母さん


母と娘は抱きしめあった


継美が二十歳になったら読んで

そう言って奈緒は継美に
昨晩書いた手紙を継美のカバンに入れた。

うん

お母さん、ここで見てるから

うん

お母さん、ずっと見てるから

うん


継美が笑った

そして番のインコの篭を持って施設に帰っていく

娘の後姿を見守る

娘の背中が見えなくなるまで



そして奈緒も帰っていく。


そして、昨晩書いたあの手紙の事を思い出した。



継美へ

あなたは今、理恵南と名乗っていることと思います

でも、今はあえて継美と呼ばせて下さい

この手紙は12年後のあなたに書く手紙です

二十歳になったあなたに向けて書く手紙です

いつか大人になったあなたが読んでくれることを願っています

あなたはうっかりさんの事を覚えていますか?
あなたが旅で出会った望月葉菜さんです。

私の母です。

私があなたの母になっていなければ
私は母に出会う事はなかったでしょう

あなたの母になったから
最後の最後に母を愛する事が出来た

不思議な運命を感じています

あなたは知っていますか?
渡り鳥がどうして目的地に帰ってこれるのか

それは星座を道しるべにしているのです


大熊座

小熊座

そうやって星座を頼りにして鳥達は目的地に帰ってこれるのです

それをひなの頃の覚えるのです
ひなの頃に見た星が鳥達の道しるべになるのです

私は明日あなたに別れを告げます

あなたを連れて室蘭に向かいます

会うことも許されない私達
母と娘と名乗ることも出来ない私達
それでも私達は信じています

私達はいつかまた出会えることを
手をとりあえることを

私と母が30年の時を経て出会えたように

手を取り合えたことが

道しるべとなって出会えるように

二十歳になった継美

あなたは今どんな女性になっているでしょう
どんな大人になっているでしょう

出会った頃の104cmのあなたは
小さな16.5cmの靴を履いていたあなたは
少しかかとの高い靴を履いて私と出会う

私はなんて声をかけよう
何から話そう

私がわかりますか?

身長はいくつですか?

恋をしましたか?

親友はいますか?

今でも水色は好き?

椎茸は苦手ですか?

逆上がりはまだできますか?
クリームソーダは好きですか?

もしよかったらまた一緒に食べませんか?

継美

元気ですか
二十歳のあなたに出会う事に胸が高鳴り
いまからでも笑みがこぼれます

あなたとの明日を今から待っています

あなたに出会えてよかった

あなたの母になれてよかった

あなたとすごした季節
あなたとであった季節

それが私にとって全てであり
そしてあなたといつか出会う季節
それはこれからあける宝箱なのです

愛しています

母より


追伸
クリームソーダは飲み物ですよ―――――










全て、この最終回のためにあった。

そう言っても過言ではない最終回でしたね。


「走馬灯」というフレーズが出てきた時点で

あ、葉菜さんは亡くなるんだというのが分かりましたが

まさか、ああいう見せ方とするとはね。

最後まで真実を墓場まで持っていった母


娘も共犯者なんだけど
その娘の罪をかぶった奈緒

ホント、親子だなって感じでまとめてきました。





それから駿輔は奈緒と葉菜の取材を通して
「聖母」という記事を書こうとして結局辞めたのは

葉菜のあの一言でしょうね。

そういうのは男の人の幻想です


あの老人の言葉
人間には男と女ともう一種類、母親というのがいる
これは我々ではわからんよ


とか、駿輔の言葉


母と娘との絆が起こした
母性のようなものではないですか?



彼らがどう言いつくろっても
男がそう考えるのは麒麟のような想像上の伝説みたいなもんであって

そんなのは女性から見たら、そんなものは幻想だと
一蹴されるって事なんでしょうねぇ ̄▽ ̄



でもって、この作品を男性が書いてるってのが
またなんともニヤリとさせられます。




そして、あのラストの奈緒と継美のシーン

ここからのたたみかけは実に見事でした。


奈緒と継美
この二人の芝居だけに一点集中ですからね。


でもって、奈緒の朗読の中で淡々と流れる映像と
他の人物の「これから」


これはもう圧巻の一言に尽きます。






画面の真ん中にいる継美ちゃん
これだけで十分なくらい絵になってましたしね。


最後のクリームソーダがきっちり
序盤の展開を拾っていたのも見事でしたね。




ちなみに今回の物語を見て気になったのは

千葉のおばちゃんは一体怜南に
北海道から東京に行けるくらいの料金って事で
一体いくら封筒に入れていたのかって事と


全く仁美が登場する余地が本当になかったのか

ここが気になりました。



特に仁美に関しては今回の内容を見ると
既にいない存在として扱われてましたからね。



時が流れて継美と奈緒、そして
仁美と三人の女性が一緒にいる

そんなラストでもよかったのかなと思ったりしたんですが


ただ、物語として
娘が犯した罪を一心に背負う母というトコロで


仁美と奈緒、葉菜は決定的に違うところがあるとし

なおかつ、仁美は自ら裁かれる事を望んでいて

こういうラストになったのかなと思ったりもします。


ま、ともあれ
今期の作品の中で全体のみならずラストの見せ方は抜群でございました。

母のナレーションの中で懸命に歩いていく継美の姿に

日テレのこれでもかっていうくらいの底力を見せてもらいました。


もうこの出来栄えならば今年1番のドラマと言っても過言ではないでしょうね。


追記
最終回が放送されました6月23日
この日は継美を演じる芦田愛菜さんの6歳の誕生日でした。
遅ればせながらおめでとうございます。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4さん、こんばんは♪

良かったね〜Mother。
葉菜さんの最期も、つぐみちゃんと奈緒との別れも全て良かった。
細かいことを言えば色々あるけれど、もうそんなのどうでもいいくらいに
このラストシーンで浄化されたというか、全てのことが許されるような
気がするステキなラストシーンだと思います。

個人的に田中裕子さんの演技に母の愛を感じ、芦田愛菜ちゃんの演技に
やられっぱなしでしたね。
先週のラストの電話にはまいったよ。
今後が楽しみな女優?さんです。

葉菜さんが奈緒の罪を語らず、真実を墓場まで持って行ったことが
母親なんだな〜って、しみじみしちゃった。
アンナ
URL
2010/06/24 22:01
アンナ様
こんばんはです。

中盤からのたたみかけは正に怒涛の展開

ただただ胸が熱くなる
そんな見せ場をこれでもかと

一方でそれが全然くどくないのがまたスゴイです。

この辺の演出が実に見事でした。

特に芦田さんが笑顔で話してたはずなのに
急に悲しみがこみあげて涙を流しながら
自分の思いを訴える

これにはホント脱帽ですね。

>葉菜さんが奈緒の罪を語らず、真実を墓場まで持って行ったことが
>母親なんだな〜って、しみじみしちゃった。
あそこの見せ場も素晴らしかったですね。

その時の様子を思い出して笑みを浮かべて
旅立っていく葉菜。

たまりませんねぇT∇T
ikasama4
2010/06/24 22:28
>彼らがどう言いつくろっても
男がそう考えるのは麒麟のような想像上の伝説みたいなもんであって

そんなのは女性から見たら、そんなものは幻想だと
一蹴されるって事なんでしょうねぇ ̄▽ ̄

そうかも知れません。
駿輔は、だから記事を書くのは止めた。

まぁ、私的には、別に関係者を傷つけなくても虐待の事を
書く事で世論を見方につけて、奈緒と継美が共に暮らせる道を
作る事ができるのでは。。。
と、現実的に考えてしまいました。

>でもって、この作品を男性が書いてるってのが
またなんともニヤリとさせられます。

ふふふ。。。
このドラマの感想を書いているブロガーさんを回ると、
特に男性ブロガーさんがドップリ。。。なんですよね^^
子育て経験のありそうな女性ブロガーさんの意見は
案外シビアだったり。。。
つまりは、そう言う事なのだと思います^^

私的には奈緒と継美よりも、葉菜と奈緒母子のための最終回。
葉菜と奈緒母子のためのドラマだった。。。
と思った方が名作に思えました。
くう
URL
2010/06/24 22:51
くう様
>私的には、別に関係者を傷つけなくても虐待の事を
>書く事で世論を見方につけて、奈緒と継美が共に暮らせる道を
>作る事ができるのでは。。。
なるほどですねぇ。
そういう道もあるのかもしれませんね。

ただ、奈緒を世間にさらすという事は
必然的に鈴原家も世間にさらす事になり
それは奈緒が望まない事であるからという
配慮もあったのかなと思ったりもします。

それだけに何がいいのかってのは
ちょっとこの判断は難しいです。

このドラマを男性の視点で
母親のドラマを作ると

母親に対してこういう思いを抱く

たとえ、女性に幻想だと言われても

>このドラマの感想を書いているブロガーさんを回ると、
>特に男性ブロガーさんがドップリ。。。なんですよね^^
>子育て経験のありそうな女性ブロガーさんの意見は
>案外シビアだったり。。。
なるほど、やはりそういう事なんですね。

これはもう男性の願望や希望や祈りのような
ものに近い作品でもあるのでしょうね。

男性の目から見た意見として
子とは、母とはこういうものなんだよと
訴えかけるメッセージを持った名作です。
ikasama4
2010/06/24 23:28
ikasama4様、こんばんは。

子供の目から見たら
奈緒は英才教育のために
全寮制の特殊学校に
わが子を送り込む教育ママかも
しれない・・・とふと思います。
それから・・・わが子を
世界に奪われた全ての親は
奈緒の行動を半ば理解し
半ば批判する。
そして多くの生みの親たちは
何が何でも第三者に子供の愛が
奪われることは許せないてしょうしね。

それに奈緒も継美も
超賢い頭脳を持っている特殊な条件があります。
奈緒は遊び事や不良行為には
慣れないですが・・・専門職になったら
かなり優秀そうですし
継美は将来を考えると末恐ろしい感じが
ありますからねえ。
まあ・・・そういう特殊性が仇となっているにせよ。
このドラマが
21世紀最高であることは間違いないでしょう。
ケーキでいえばモンブランです。
たとえが意味不明すぎるわっ。
とにかく・・・
すべての駄作の上に視聴率も・・・
というドラマの出演者は
「Mother」に出たかった・・・
と思っていることは間違いないと
妄想できるのでございます。
キッド
URL
2010/06/25 12:55
傑作でしたね〜。
最終回もとっても満足でした。
蝉とは違うわかりやすい終わり方でしたが
やはり一緒に暮らせないという点は共通ですね。
ただこちらは二人の絆が生きているのでじ〜んとしちゃいます。
天才演技派の芦田さんでしたが
寝ている葉菜にドスンと飛びついたのは素でしょうね〜。
可愛かったです。
最後まで演技と目を楽しませてもらいました。
エリ
URL
2010/06/25 13:11
キッド様
こんばんはです

教育ママですかぁ。

というか、こういう芸能界に
我が子を送り出す親はみんな
そんな風に思えてしまうもんです(; ̄∀ ̄)ゞ

生みの親が第三者に子を奪われるというのは
許せない事なんでしょうけど
一方でそれが子供の幸せに繋がるのならばという
思いがあるかってとこも

母としての難しさかもしれませんね。

たしかに奈緒も継美もスゴイ頭脳を持ってますが
なんか大人になると、子供の記憶を忘れて
普通になってしまうのかなとも思えてきます。

何はともあれ物語もそうですが映像・演出
特にこの部分が他のドラマと一線を画してました。

というか、テレビドラマという枠を
超えたんじゃないかってくらい最高の作品でした。

たしかにそんな風に思う出演者は多いことでしょうね。

ま、来期以降はこの作品で大活躍した芦田さんとの共演で
自分を見せようと考えている役者さんも出てきそうですね。
ikasama4
2010/06/27 00:22
エリ様
これはもう「傑作」といっても全然いいです。

蝉の場合、動機の発端が歪んでましたが
この作品ではとにかく単純明快だし

何より母と娘との絆
この見せ方が実に素晴らしいものでした。

物語だけで見せるのではなく
映像における構図も素晴らしかったです。

>寝ている葉菜にドスンと飛びついたのは素でしょうね〜。
でしょうね。
葉菜が「うっ」って言ってましたしね ̄▽ ̄

ホントすばらしい作品でした。
生きててよかったとしみじみ思います。
ikasama4
2010/06/27 00:23
最終回は長〜い記事になってしもたよ〜って思ってたら、
ikasama4さんはもっと長〜〜〜〜い記事でした。
お疲れ様でした。

それでも最後の記事は、心地よい疲れと言うか達成感があった。
こういう感想を書きたいですよね。
見返しながらまた涙が出て来て、キーを叩く。。。
こういうの、たまらなくいいじゃないですかぁ。
見て満足。書いて満足。語り合って満足♪

ikasama4さんの妄想は尽きませんねぇ。
色んなことが許せちゃうほど、満足の出来栄えでした。
とか言いながら、あーだこーだと突っ込んでましたけど。テヘ

私が気になったのは、
二十歳にしては老けてるな〜って思ったぐらいかな。
すると、尾野真知子さんが演じてたって小耳に挟み、
ついでに、あのシーンは奈緒の空想だったのかも…とかね。
まぁそれもありっちゃーありでしょうね。
そんで奈緒は若いまんまだったのか〜とかね。
満足だと言いながら、やっぱり妄想は尽きませんヽ(*´∀`)ノゎーィ♪

毎回おつき合いいただき、ありがとうございました!
ikasama4さんの男性目線も楽しませて貰いました。
種牛に憧れるikasama4さんが忘れられません(笑)

それでは、可愛い継美を頂いて帰ります(^人^)
mana
URL
2010/06/27 23:22
mana様
このドラマに関しては相変わらずですが
最終回は予想以上に長〜〜〜〜〜い記事になってまいました。
ホント、お互い御疲れ様でした。

この作品は仰るように見終えて、達成感を私も感じました。

そして最後までこの作品を見てよかったと。

物語全体を通してシーンひとつひとつに無駄がなく
最後まで見て、序盤にあった展開ってああ、こういう事なんだなと
思えてくるところとか

直接的な言葉ではなく
映像でそれとなく見せてくれるから

見せ方が柔らかいんですよね。

それに妄想もしやすいし ̄▽ ̄♪


>私が気になったのは、
>二十歳にしては老けてるな〜って思ったぐらいかな。
>すると、尾野真千子さんが演じてたって小耳に挟み、
>ついでに、あのシーンは奈緒の空想だったのかも…とかね。
あのシーンは尾野さんだと思います。

スタッフロールを確認したら尾野さんの名があったんで
どこで彼女が出てるのかと考えるとやっぱあそこしか
ないでしょうとか思ったりなんかして

微妙にああして見せないところで
ホント妄想は膨らみますねぇ ̄▽ ̄

こちらこそ、御付き合いいただき、ありがとうございました。

>種牛に憧れるikasama4さんが忘れられません(笑)
今でもちょっと憧れてます; ̄▽ ̄ゞ

>それでは、可愛い継美を頂いて帰ります(^人^)
くれぐれも誘拐しないように(  ̄ノ∇ ̄)
ikasama4
2010/06/28 00:54

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Mother 最終話 渡る世間は愚痴ばかり/BIGLOBEウェブリブログ
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