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zoom RSS リミット 刑事の現場2 第1話 「その男は、悪魔」

<<   作成日時 : 2009/07/11 23:56   >>

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刑事になって三年目。
巡査部長の昇進試験に一発で合格した
加藤啓吾は名古屋中央署に異動になった。

そこで加藤は一人の刑事の相棒となった。



梅木拳。



彼は署内で「ジジイ」と呼ばれて忌み嫌われていた。


組んでみて改めてその意味が分かった。


昨今、被疑者に対する
過剰な暴力は控える風潮がある中


彼は被疑者逮捕に容赦なく暴力を振るう。
殺してしまいそうになるくらいに。

彼は被疑者を人として見ていなかった。

そして、被害者の父親に
被疑者と会わせるために
自分を殴らせて公務執行妨害で逮捕させて
あの被疑者と同じ場所に拘留させた。

法律として被害者の遺族が
加害者に会わせてはいけないのに。


やる事なす事、全てがむちゃくちゃ。


でも、そんなにむちゃくちゃなのに
啓吾はどこかで彼の行動を認めていた―――――。










最近、面白おかしく描く刑事ドラマが多い中で

この作品ではとにかくシリアス&負のオーラがいっぱい ̄▽ ̄


というか、今の日本の社会が抱える問題とか限界とか
そういうのがてんこもりですよね。


仕事以外の事に相手の事に関心を持たない職場の方々。

事件が起きても周囲の人々は
平然とその現場をケータイに撮って誰かに送る。

そうして、誰も話を聞いてくれなくて孤独になっていく人がいる。

そうして、そんな世の中が間違っていると理不尽な暴力を振るう人がいる。


で、その人を逮捕しても
最近は被疑者の人権を尊重して捜査が行われ

それによって被疑者は守られ

被害者の遺族は被疑者に会えず
裁判によって開かれた情報をただただ聞くだけしかない。

自分達はただ
殺された娘がなんでこんな目に遭ったのか
聞きたいだけなのに、それも分からない。


たしかに犯人に殺されたのに
遺族の方々はその怒りや悲しみのやり場をどこに持っていっていいのか
分からないですね。



そして、梅木が言ってましたが

警察は市民を守るための組織じゃないんだ。
警察は警察という組織を守りたいだけだ。

お前も刑事をやってきてわかったはずだ。



とか


お前はただ強いやつに向かっていくのが怖かった
だから弱いやつを殺した。

お前の気持ちなんか誰も分からない。



とか


人は生きていれば殺したい程、憎いやつに出会うと思う
でも、愛する人がいれば、その人の顔が浮かぶと
殺す事を踏みとどまる。


だから人間は人間を殺さない。

こいつは弱い人を選んで殺した
それはこいつが人間じゃないからだ。


とか。

こういうのを聞いていると
警察という組織のあり方にも限界がありそうですね。

被疑者の人権の尊重も分かりますが
人を殺しても守られるって、何か理不尽ですよね。

かと言ってそういったものを無視したら
一般市民やマスコミから糾弾される。

その声が高まれば警察という組織が崩壊しかねないから
組織を守るために市民やマスコミに迎合する。


また、こういう通り魔事件とかは
世の中の理不尽さとかを理由にしますが

そういう人は大抵『自分よりも弱い人』を狙っているというのがねぇ。


私も過去に『殺したい』と思うくらい憎い人に出会った事はあります。
でも、仮に自分が犯罪を犯して逮捕されたとしたらと考えた時
家族とかの顔が浮かびます。

そう思うと踏みとどめたりするのかなと思うのですが


最近のこの手の事件とかを見ていると
どうも罪を犯すために踏みとどまる意識が希薄になっているのかもしれませんね。

自分を知らしめたい欲望とかが勝ってしまったりするんでしょうかね。


ドラマでは被疑者が被害者の遺族にあい
被害者の遺族が思いのたけをぶつける事で
被疑者も被害者の遺族も「人間」に戻れたのかもしれません。


まぁ梅木の言葉を全て正当しようとは思いませんが
主張としてはなかなかに面白いですね。




かつて、優しい刑事だったという噂もある梅木ですが
現状を見ると、その姿はとても想像出来ませんね。


梅木が刑事をしている理由は『人を殺すため』


まぁ色々とHPを見てると大体の事情が分かってきましたが
このドラマが始まる前にあった森山さんのインタビューを聴くと

どうも森山さんの方がすっごく壊れるみたいです。


森山には彼女が出来て、彼女が妊娠したという事で
二人は結婚をするみたいですが

彼女の寝顔を描いた絵を見てる自分がいる夢を見てうなされる啓吾の姿に

どこか苦しんでいる感もあります。


幸せそうな二人なのに何故、啓吾は苦しんでいるような空気があるのか
それも今後のお楽しみってとこなんでしょうね。



最近は舞台がライフワークになっている森山さんが久々の、しかも続編のドラマに出演です。

インタビューで言ってましたが
森山さん自身、あまり続編は好きじゃないらしいです。

なので、前作とはガラリと変えていきたいという事で
近作では前作に出てきたのは森山さん演じる「加藤啓吾」だけで
後は脚本家も変えて、ドラマの色合いもガラリと変えてきてます。

前作はどちらかというとハートフルなドラマだったんですが
近作は今の社会の問題をとことん狙い打ちにする展開になってますね。


ちなみにドラマの収録では
森山さん演じる加藤さんはどんどん壊れていくらしく
そのため、役柄に入り込んでしまって

チェーンロックがかかったドアを開けようとして開けれないシーンで
力を入れすぎてチェーンロックを壊してしまい
スタッフが三人がかりで裏からドアをロープで引っ張ったとか

携帯電話を地面に叩きつけるシーンで
本来ならば撮影で見えない部分にあたるマットに叩きつけるのが
役柄に入り込んでいた森山さんは別の場所に叩きつけて携帯電話を壊してしまったとか

っていう話もあったりして
それだけ、このドラマに対する森山さんの意気込みが感じられます。



それから、このドラマの鍵となる刑事・梅木拳を演じるのは武田鉄矢さん。


今の社会のあり方とかを見ていると
梅木のやり方は全てがいいとは言えませんが

彼のやり方の方が「人間らしい」っていう風に思えるような演出になってます。


ちなみに今回の武田さんの雰囲気は「白夜行」の刑事とちょっとかぶるんですけどね ̄▽ ̄


見応えは十分でございます。


後、こんなのも描いてみました。





森山さんの方はちょっと幼くなってもうたようです(; ̄∀ ̄)ゞ



さて、次回のタイトルは「偽善者」

更にディープになっていきますねぇ。


これは見ます。
来週からは裏の長瀬さんのドラマも始まるので
こっちは録画してガッツリ見させてもらいます≧∇≦b

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いや〜すごくおもしろかったです。
土曜日は「華麗なるスパイ」絶対見るのに〜
こちらも絶対はずせない!って感じです。
私もHP見て、なんとなく展開はわかったのですが、森山さんの方が壊れていくって怖いですよね〜
で、彼のあの信念がガラガラと崩れていくんでしょうか・・・
森山さんがどんなふうに演じるのか・・・楽しみです。
いわゆる「クレイジー」だけど、ギリギリのところで人間らしく感じさせる武田さんがすごいです。
加害者の人権が守られすぎている、でも警察組織としてはそうならざるを得ないという状況、そこをどうすればいいのか・・人間としてどうするべきなのか・・・
その答えのひとつを見せてくれるんでしょうか。
>雰囲気は「白夜行」の刑事とちょっとかぶるんですけどね ̄▽ ̄
そうそう、あの執念を感じさせるところとか・・・
来週のタイトル「偽善者」・・・いいタイトルです。楽しみですね〜
きこり
URL
2009/07/12 18:28
きこり様
これは面白かったです。
それだけにお互い、土曜日は大変ですね(; ̄∀ ̄)ゞ

このドラマはスゴイ感じになりそうですからね。

序盤は梅木を壊れていると思った自分が
徐々に壊れていくというのはドキドキしてきますね。

こういう社会問題は
結局、それが行き過ぎたと問題提起されるまで
変わる事がないのかもしれませんし

ただ警察の機構を改善すればいいという訳ではないようですからね。
どうも色々と現代の社会の問題をはらんでいますからね。

何にしても、自分もそこからどういう答えが
見せてくれるのかを楽しみにしております。

>そうそう、あの執念を感じさせるところとか・・・
ですよねぇ ̄▽ ̄

次回から徐々に壊れていく森山さんが見れそうです。
ホント、楽しみです ̄▽ ̄b
ikasama4
2009/07/13 00:29
トップの絵に持って来ましたね〜。
今回はまた迫力があっていいですね〜。

このドラマはシャブリさんに聞いて、
見れて良かったです。
1話を見逃すとまた見れなくなっちゃうので。
「華麗なる〜」が翌週でラッキーでした。
ってかもうこれ以上忙しくなるのは勘弁です(笑)

まず驚いたのは名古屋ロケ!
嬉しかったですね〜。あんまりないですからね。
「官僚たち〜」でも興奮したばかりだったのに。

>被害者の遺族は被疑者に会えず
「アイシテル」でも考えさせられましたけど、
梅木のやり方には驚きました。
もう梅木の一言一言がググッと来ました。

>自分を知らしめたい欲望とかが勝ってしまったりするんでしょうかね。
本当に簡単に殺しますよね。
梅木のように言い放ってやりたいと思いました。
もう梅木を正当してる私です(笑)

>彼のやり方の方が「人間らしい」っていう風に思えるような演出になってます。
そういうことか〜。まんまと…

未來君にも期待ですね。
mana
URL
2009/07/17 00:25
mana様
これは久々にいいものを見させてもらいました。
森山君が回を増す度に壊れていく役柄だと聞いて
更に楽しみが増してきました。

>まず驚いたのは名古屋ロケ!
名古屋の放送局が制作したドラマだそうですからね。

加藤あいさんは名古屋出身なので
地元でロケするのが嬉しいって言ってました。

あるインタビューで見ましたが
法律では時効はあっても

人に傷つけられた時間は時効を過ぎても
決して消えることはないって。

それがこのドラマには強く感じられます。

このドラマにかける森山さんの意気込みは
かなりのものらしいので、これは録画して
ガン見します ̄▽ ̄b
ikasama4
2009/07/17 23:26

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