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zoom RSS 天地人 第14話 「黄金の盟約」

<<   作成日時 : 2009/04/05 22:22   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 8 / コメント 18

さて、今週の「天地人」は

越後にやってきた勝頼軍を
兼続さんの決死の活躍で見事、景勝との和議をとりつけ

上杉景勝と武田勝頼は過去の因縁を乗り越えて同盟を結ぶ事が出来ました

チャンチャン ̄▽ ̄








とりあえず、今回の御習字から突っ込みを(笑)


上杉にとっての武田を言った言葉みたいに語られてましたがねぇ。

あくまでこれは
上杉謙信にとって武田信玄が「宿命のライバル」であったのであり
上杉謙信にとって武田勝頼が「宿命のライバル」とは言えんですよね。

それ以前に「宿命のライバル」というのは
武田信玄と上杉謙信がそう思っていたとかではなく
後世の人々が作り上げたものですからねぇ。


ここからは箇条書きで

・だだをこねる兼続を羽交い絞めにするかのようなドラマの入り方って┐(´ー`)┌

・兼続は家を守るために恥を甘んじて受け入れる覚悟らしいですが
 そういう覚悟が視聴者(少なくとも私σ(゚∀゚)に伝わってこないのはどーして(゚Д゚)?

・武田の情勢をつぶさに知っている兼続
 いつ、どーやってそういう情報を仕入れているんでしょうか(゚Д゚)?

・どうしてもお船と兼続との掛け合いを絡ませたいみたいで┐(´ー`)┌

・そもそも兼続をけしかけたのは父・惣右衛門さんじゃなかったけ(゚Д゚)?

・景虎方の兵が見えた途端、顔を隠す兼続達ってどーよ(゚Д゚)?

・勝頼が越後に進軍したのは景勝と景虎に和睦させるためだと記憶していたが(゚Д゚)?

・そもそも景勝方との交渉を担当したのは武田信豊のはずだが(゚Д゚)?

・勝頼の妹を景勝の妻にするという条件はいつ、話に出てきたの(゚Д゚)?

・とってつけた信長の登場ってどうよ(゚Д゚)?

・とってつけた初音の登場が洋装ってどうよ(゚Д゚)?

・そもそも、室内ばかりの絵で緊迫感を感じない物語の展開ってどーよ(゚Д゚)?






戦を起こしたのは自分の責任だと思っている兼続が
戦を終わらせ殿を上杉の主とするためには恥を甘んじて受ける覚悟

というのはとてもいいと思うんですけどねぇ。

それが当の兼続から伝わってこないのが、つくづく残念ですね。


それからちょっと、ふと思ったのが
華姫が此度の遺言に関しては兼続が偽装したのではないかという事

たしかにそういう説もあるみたいですからね。


まぁそーゆーウンチクにこだわるよりも
本筋をしっかりやってくれよといいたくなります(苦笑)


せっかく玉山さんが人間不信となって春日山城を壊す事に
狂っていく景虎を見せてくれているだけにもったいないですね。



さてさて、この作品ではすっかりバカ殿扱いになっているような勝頼です(笑)


後世では長篠の戦いで戦わなくてもいいのに
信長と真っ向から戦った事で敗れた事とか

御館の乱で北条と同盟を結んでいたにも関わらず
上杉と同盟を結んだ事で武田を滅亡させるきっかけを生んだとか

色々とボロクソに言われ放題なんですが

武田勝頼はそれはそれで結構優秀な人物であったのではないかと思われます。

まぁあくまで戦術的な面ですが
織田の東美濃領に侵攻し出城を攻略
また、父・信玄でも落とせなかった高天神城を陥落させています。

だから、そんなに凡庸な人物ではなかったんでしょう。


とりあえず今回は二週仕立てで
武田家が滅亡に至るきっかけとなった出来事を考えていきたいと思います。



●長篠の戦い
●岩村城落城
●上杉との同盟
●高天神城落城
●軍備増強による財政の圧迫




●長篠の戦い
まず、この戦のきっかけになったのは
武田家についた三河の国人衆・奥平氏が
信玄の死後、徳川家康に寝返った事だそうです。

信玄が存命の頃は奥平家は親子間で武田派と徳川派に分かれ
この時は武田派になったのですが

信玄が亡くなった事で再び徳川に寝返ったそうです。

これは勝頼にとって見逃す事の出来ない出来事でした。

父・信玄と比べられて見くびられているという事に他なりませんからね。


で、1575年。
武田勝頼は15000の兵を率いて出陣して
奥平氏が立て籠もる長篠城を攻め立てたものの
奥平氏の善戦により戦は長期化し、ここで

織田・徳川連合軍が武田軍の前に立ちはだかります。

この時、武田軍の兵力15000
対する織田・徳川連合軍の兵力は35000とも言われています。

そこで武田軍は15000のうち
3000の兵を長篠城の抑えとして置き

本体の12000の兵は主戦場となる設楽が原に移動します。


ここで武田のとるべき手段は

1.自国領への撤退
2.織田・徳川連合軍への総攻撃


1.に関してはここで撤退すると
犠牲を出さずに兵力を温存する事が出来ますが
撤退は戦略的に敗退を意味します。

何せ奥平氏を討つ事が出来なかったのですからね。
たいした成果もなく撤退するというのは敗北に等しく

それは勝頼の名を貶める事に繋がると考えたのかもしれません。

しかし、2.を選ぶと如何に強い武田軍とはいえ
織田・徳川連合軍との兵力差は歴然としています。

この戦で勝利するのはかなり困難です。


そうしてどちらの手段を選択するか悩んでいるうちに
織田・徳川連合軍の別働隊が長篠城を包囲している3000の兵に奇襲をかけ
この武田軍を一掃します。

これにより設楽が原の武田軍の退路を絶たれると考えた武田軍は
2.織田・徳川連合軍への総攻撃を選択します。

まぁ犠牲を払っても退却するという手があったのかもしれませんが
敗退を意味する退却は勝頼には出来ない選択だったのでしょう。


一昨年の大河ドラマで武田晴信は一時期
あまりにも勝ち続けたために勝ち続ける宿命を己に課し
負ける事に極度なまでに恐れていました。

もしかしたら、そういった思いを勝頼も背負っていたのかもしれません。


その結果
武田四天王の山県昌景、内藤昌豊、馬場信春
原昌胤、原盛胤、真田信綱、真田昌輝、土屋昌次等々
名だたる諸将が戦死しています。

ただ、信玄の弟・武田信廉と
勝頼の義兄・穴山信君、武田信繁の息子・信豊は
早々に戦線を離脱して自国領に撤退しております。





●岩村城落城
信玄が生前の頃、美濃岩村城に
別働隊として秋山信友が攻め入り、これを陥落。
これにより秋山信友が東美濃の最前線を守備する形となっていました。

勝頼の時代になってもそれは変わらなかったのですが
長篠の戦いで武田が敗れると岩村城は徐々に孤立。

そして1575年、織田軍は大軍をもって岩村城を包囲します。

本来ならば武田勝頼は援軍を送るべきなのでしょうが
敗戦の余波もあり、兵を送る余裕がなかったみたいで。

で、結局岩村城は陥落し
秋山信友は妻共々逆さ磔に処されました。

結果的に勝頼は秋山信友を見殺しにしたとして
少なからず領内の国人衆に動揺を誘います。





●上杉との同盟
1578年、上杉謙信の死後、彼の後継を巡って御館の乱が起きます。
武田勝頼は北条と同盟と結んでおり
1577年に北条は氏政の妹を勝頼の妻として嫁がせています。

そんな状態で何故、勝頼は北条を裏切って上杉と同盟を結んだのか。

まず、ひとつにはもし景虎が上杉家の当主になれば。

彼は北条の出ですので、上杉家は自然と親北条となり
そうなれば武田は北条と上杉に包囲されるという形になってしまいます。

そのような状況になるのを勝頼が嫌ったのではないかと考えられます。

また、勝頼が越後に兵を動かしたものの
当の北条は上野までは兵を動かしたものの
積極的に越後に侵攻しようとしなかった事も
原因のひとつとしてあるのかもしれません。


まぁ結果的に北条は武田と敵対する徳川と同盟を結び
武田は徳川・北条から挟撃される苦しい展開になります。





●高天神城落城
まぁ上の事の続きみたいな形でもありますが
徳川の遠江侵攻により高天神城は落城の危機に遭います。

本来ならば武田勝頼は高天神城に援軍を送るべきでしたが
勝頼は援軍を送りませんでした。

その結果、高天神城の将兵は城を出て戦いほとんどが戦死しております。

送らなかった理由については諸説ありますが
北条と同盟破棄した事で北条に対する抑えの兵が必要であり
高天神城に兵を送る余裕がなかったとか

財政が逼迫していて戦をする費用的な余裕がなかったとも言われています。


この結果、勝頼は高天神城を見殺しにしたとして領内の国人衆に動揺を誘います。





●軍備増強による財政の圧迫
勝頼の代では信玄の頃にあった財政の基盤である金山の収入が減っていたと言われています。
おそらく金山の貯蔵量が減ってきたのではないかとも言われています。

その中で勝頼は色々と出兵を行いました。
戦には軍資金が必要です。

そこで勝頼は領内の国人衆に軍資金を負担させることにしました。

また、織田・徳川連合軍の備えのために
新たな城を築いて領内の防衛を強化するようにしました。

その城の築城のための費用も当然ながら国人衆も負担する事になります。

これらは国人衆にとっては大きな負担でもあり不満でした。


その結果、勝頼の義弟・木曽義昌が織田信長に寝返ります。

そうして、織田・徳川連合軍は武田の領内へ侵攻。そこに北条も加わります。


そして、勝頼の義兄で親族筋に当たる穴山信君が寝返り



そこから武田は崩壊・滅亡の道を辿っていきます。




こうして見ると
武田勝頼は上杉と同盟を結んだために

北条と徳川の両軍と戦うハメになり

その結果、高天神城が落城の危機にあった時に兵を送る事が出来ず

そのため、高天神城が落城した事

また、徳川と北条との防衛に備えるために
資金不足を補うために国人衆に資金を負担させた事で

国人衆の離反を生み出した事が武田の滅亡に繋がっていったのでしょう。



この視点から見れば
勝頼の戦略的な見通しが甘かったと言わざるを得ません。


ただ、視点を変えれば
あながち勝頼だけに武田滅亡の責任があったとは言えないようですが
それはまた次週という事で。




では、次週「御館落城」で会いましょう( ̄ー ̄)/~~

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
ikasama4さん、こんばんは。
・・・ちゃぶ台を引っくり返すセンセイの自画像・・・
素敵ですね先週も思ったんですが(コメントしそびれちゃって・・・)
来週使わせていただいてもよろしいですか?ワタシもかなり「そんな気分」です。
(てか、みなさんそうだと思いますが)

>ここからは箇条書きで

もうこれ、頷いて読むしかなくて「そうそうそう!」と合いの手を入れるのも・・・はあ(ため息)
ikasama4さんはでもご覧になり続けるんですよね・・・?
ワタシも一応その方向ではあるんですが「櫻井翔のクイズ翔」が始まったら自信がありません(そりゃそーだ)
あ、彼の肖像画もおかきになりますよね?
お申し付け頂ければ幾らでも良いお写真を用意しますで・・・へへへへへ♪
なおみ
URL
2009/04/05 23:00
わ〜
また卓袱台がとんでる〜

>だだをこねる兼続を羽交い絞め

しかも、ここ例によってスローモーションだし〜。。。

箇条書きは、いちいち肯きながら読ませて頂きました。
もう、すっかりツッコミドラマと化してきましたね。。。

レビュー続ける自信がありませんが、とりあえず来週は
楽しみにしておきます〜。
さよなら玉鉄〜
くう
URL
2009/04/05 23:38
なおみ様
こんばんはです。
このようなイラストでよろしければ
バンバンお使い下さい。

それにしても・・・ねぇ┐(´ー`)┌

とりあえず私はこのドラマは
ひたすら突っ込みを入れる事と
このドラマでの歴史の勉強を軸に
どうにかして見続けるつもりです。

それにしても「クイズ翔」ですかぁ。
それはそれで楽しみですね。

彼の肖像画の構図に関しては
今月末にテレビ雑誌でいい構図がなかった時には
是非是非お願い致します ̄▽ ̄
ikasama4
2009/04/05 23:47
くう様
なんだか卓袱台が飛ぶのが恒例になってきました。

ホント、突っ込みドラマと化してますね。

>レビュー続ける自信がありませんが、とりあえず来週は
>楽しみにしておきます〜。
ああ、ここでも戦死者が(笑)

>さよなら玉鉄〜
その後は木10でお会いしましょう ̄▽ ̄
ikasama4
2009/04/05 23:47
日曜日に「天地人」を見たあと、こちらでちゃぶ台が盛大に飛ぶのをみると、何故かスカッと胸が晴れるワタクシです(笑)。
箇条書きのドトウのツッコミ、一々ごもっとも!

>上杉謙信にとって武田勝頼が「宿命のライバル」とは言えんですよね

まさにそのとおりですよ(トホホ…)。

きっと勝頼の最期なんかも、ホントに惨めな扱いになってしまうんでしょうけど、でもたしかに、勝頼って人はそんなにダメダメ僕ちゃんじゃあないのでは?

ワタシもあんまり詳しくないんですけど、信玄の跡継ぎは勝頼の子の信勝で、勝頼は本来諏訪領主なので、信勝の成人までという限定つきの当主だった…んじゃなかったでしたっけ?

一昨年「風林火山」の折、勝頼終焉の地を訪ねた思い出など。
http://blog.goo.ne.jp/yujinan/e/b8a88dcf2d983a39f2b0f67cef4e6724
遊人庵庵主
URL
2009/04/06 20:34
遊人庵庵主様
おそらくこの作品は毎回
卓袱台が飛ぶのが恒例になると断言できます(笑)

とりあえず今回の5つの点に関しては
勝頼の失策のようにも見える色合いで
書いてみましたが次回では

武田家が滅んだのは
勝頼だけの問題ではなかったという点で
また5つ、挙げてみるつもりです。

>ワタシもあんまり詳しくないんですけど、信玄の跡継ぎは勝頼の子の信勝で、勝頼は本来諏訪領主なので、信勝の成人までという限定つきの当主だった…んじゃなかったでしたっけ?
らしいですね。
あくまで説の話らしいのですが
勝頼の子・信勝は諏訪家になるので
武田信玄の弟・信廉の養子として、武田の跡継ぎとして
幼少のため、勝頼が信勝の後見となったというのがあります。

まぁこれが自分は武田が衰退した原因のひとつとも
思ったりするんですけどね。

P.S.
勝頼終焉の地のリンクありがとうございます。
インドア派の私にはとてもありがたいです(−人−)感謝
ikasama4
2009/04/06 21:23
こうなったら、いっそのこと 宮本信子さんのナレーションを妻ブキ君に変えて、前回までのあらすじ紹介
「私、兼続は超有能な景勝様 寵愛の第一の家臣。  前回は私の素晴らしい提案で、私だけの力で見事 武田との和議をまとめるという目覚しい働きをしたのです」  ここまで、やってくれると笑えるんですがね(笑)
はい! これ ご存知「トリック」のお笑いオープニングのパクリです。

この何がなんでも主人公を真ん中に持っていきたい考え、、、主人公だから当たり前なんですが・・・・
過ぎると距離感というか、、バランスが崩れてしまうような気もします。
大河で女性が主人公の場合、何でも 歴史的イベントにも 実は●●姫がからんでたという・・・例の「どこでも主人公」状態・・・・
これが慢性化してきたのですかね?
私が絶賛して止まない森繁「関ヶ原」や「真田太平記」なんかでは、大物武将を演じる大物役者、映画界の重鎮などにもちゃんと割り振りがあり、そうした群像劇の中で 主人公のパートも映えるという構造だったような気がします。
taira
2009/04/07 22:39
>室内ばかりの絵で緊迫感を感じない物語の展開
そうそう、、、これも主人公偏重で人物的空間に距離感がないのと同様、これはドラマ自体に空間性が欠けるもとです。
ここらへん、この方の感想に触発された面が多いのでよければご覧ください。   
http://planet-b612.air-nifty.com/map/2006/01/post_a2fd.html


ドラマで黄金に釣られ、、、の展開  あれは、なかなか評価してるんですが。
つまり上杉、武田が戦国最強を争っていたのは 優秀なリーダーはもちろん、実は豊富な金山を領土に抱えていた強みがあった・・・これは新田次郎さんの本で知りました。    しかし信玄晩年の頃は、その金も枯渇し よって今川領の金山目当てが 駿河進出の要因でもあったようです。
となると勝頼の頃は金も完全に不足、、、逆に上杉領ではまだ金が豊富だったのかな? そんなことも感じさせるエピでした。

taira
2009/04/07 22:41
ikasama4様、こんばんは。

歴史の基本の一つに
盛者必衰の理があるのでございます。
それを咲いては散る花の如しと考えることもできます。

鎌倉幕府が滅び、室町幕府が滅び、江戸幕府が滅ぶ。
それと同じように戦国時代そのものも滅ぶ。

キッドは武田滅亡の原因をひとつにまとめれば
そこに尽きると考えます。

結局・・・戦国時代は終焉にさしかかっていたわけです。

それを飲むことができなかった武田は滅び
苦味を感じながら飲んだ上杉は細々と生き残り新時代を迎えた。

秀吉が哀れなのは自分が幕をおろした戦国時代というものを
朝鮮の役でさらに続行しようとした可憐さだと思うのです。

そのために家康の出番がやってくるというのがまた
面白いところです。

すべての終った今から見れば
愚かさの積み重ねにも見える武将たちの生き様ですが
しかし、それぞれは運命を懸命に生きたはず。

そういうせつなさが
まったく伝わってこない
今年の大河ドラマは
ある意味凄いのかも・・・
と考える今日この頃です。
キッド
2009/04/08 03:45
ドラマ本編の展開よりも武田勝頼の人となりについてというか、戦国最強と謳われた武田氏がどうして滅亡への道を辿っていったかという解説の方が読んでいてためになると思えてなりません(笑)。

私も武田勝頼は世間で言われているようなバカ殿ではなく、彼の代で武田家の最大版図を成し得ている所からも優秀な人物であったと思います。彼にとっての悲劇は、父である信玄があまりにも偉大すぎた事や、先にも挙げられているように正式な当主でなく信勝成人までの代理に過ぎなかった事、そして時の武田を取り巻く状況が勝頼にとって不都合な方向に進んでいった等々様々なものが複雑に絡んでいたように見受けられます。勝頼も代理当主という不安定な立場にあって、家臣達を何とかして一つにまとめようとして苦心していたようですが、大きな時代の流れがそういった勝頼の努力を非情にも打ち砕いていったと思う次第です。
MoTo
2009/04/08 18:40
上の続きです。

Wikipedia等では武田家滅亡の遠因としてこの御館の乱における北条との同盟関係を棄てて上杉と結んだ事が挙げられていますが、景勝側からの資金提供の話に乗った事はさておき、それまでの北条との関係を棄ててまで上杉と手を組んだという事は勝頼が北条氏(とりわけ時の当主北条氏政)にどのような気持ちを抱いていたのか気になる所だったりします。
MoTo
2009/04/08 18:41
もう、真面目に見ることをやめて、ツッコミどころを探すことのみ楽しみに見ています…

最初の兼続投獄(?)シーンは「悪いことをしたお子様の罰として押入れにぶち込む」ノリだったと思うのは気のせいか?

明らかにあやしい集団をカブ一つで見逃す兵って…
「美味い!!」じゃねえよ!!馬鹿タレ!!
…と思いながら見ておりました。
パパイヤいる時点でかなり目立つと思うのよね…

コント信長くんと初音ちゃんシーン…
ドリフの雷様コントを思い出してしまいました

おかげで歴史が全て頭から吹っ飛びましたわい。

ちゃぶ台ひっくり返し…私もやりたいです。
まいまい
URL
2009/04/08 21:09
taira様
もう、なんだかなぁって感じの作品ですよね。
>はい! これ ご存知「トリック」のお笑いオープニングのパクリです。
そこで上田衆ですね ̄▽ ̄

なんでもかんでも主人公を真ん中にしたいってのは
物語のバランスを崩してしまいますよね。

>大河で女性が主人公の場合、何でも 歴史的イベントにも 実は●●姫がからんでたという・・・例の「どこでも主人公」状態・・・・
たしか「○○の辻」とか「○○と○つ」とかが
そんな感じでしたねぇ。

>これが慢性化してきたのですかね?
そういう事でしょうね。

>大物武将を演じる大物役者、映画界の重鎮などにもちゃんと割り振りがあり、そうした群像劇の中で 主人公のパートも映えるという構造だったような気がします。
その昔の大河とかはそんな感じですね。
でも、最近の大河は主人公偏重主義が多いですからね。
ikasama4
2009/04/08 22:44
taira様
>これはドラマ自体に空間性が欠けるもとです。
そうですねぇ。
主人公をあまりにも偏重しすぎたために
本来上杉家にふりかかってくるき諸事情とかを
しっかりと描かないから全然緊迫感がないんですよねぇ。

>つまり上杉、武田が戦国最強を争っていたのは 優秀なリーダーはもちろん、実は豊富な金山を領土に抱えていた強みがあった・・・これは新田次郎さんの本で知りました。    しかし信玄晩年の頃は、その金も枯渇し よって今川領の金山目当てが 駿河進出の要因でもあったようです。
私もその御話は聞いた事があります。

ただ、上杉家に関してはカラムシと呼ばれる植物が
衣類の原料になったらしくて、謙信はそれを京の都に販売網を広げ
そのカラムシを売った利益が莫大なもので
それを軍事費用に使ったりしたそうです。

自分の土地に限りある資源を掘り尽くした武田と
自分の土地から生み出した資源を活用した上杉

双方共に戦に強かったとはいえ
この差は結構大きいと思います。
ikasama4
2009/04/08 22:44
キッド様
こんばんはでございます。
いつの世も盛者必衰の理は不変ですね。

個人的に父を追放し、子を自害に追い込んだ者の業を
勝頼が背負い込み、滅亡に追いやられたとも考えています。

まぁ武田が古き慣習から脱却できなかった事が
一番の原因にありそうです。

秀吉は結局、敵を作る事=今までのやり方を踏襲する事しか
出来なかったのが一番の原因なんでしょうね。

そうして信玄、信長、秀吉の失敗を見てきた家康が
その失敗を犯さないようにしてきたからこそ
彼に出番が回ってきたんでしょうね。

>愚かさの積み重ねにも見える武将たちの生き様ですが
>しかし、それぞれは運命を懸命に生きたはず。
それを見せるとこに大河の面白さがあるのですがねぇ。

それが微塵も感じさせない
単なる萌えドラマとなっているような流れに
ただただ笑うしかない今日この頃です。
ikasama4
2009/04/08 22:45
MoTo様
>私も武田勝頼は世間で言われているようなバカ殿ではなく、彼の代で武田家の最大版図を成し得ている所からも優秀な人物であったと思います。
そうですね。私もそれは思います。
結果的に見れば失策に繋がったものもありますが
次回、自分が書く武田家の滅亡に至るきっかけに関しては
信玄の事とか時代の流れとか、そういうトコロをメインに
しております。

勝頼は彼なりに頑張っていたトコロも見受けられるのですが
家臣達が今までのやり方を守る事に固執してしまったために
結果的に勝頼が悪者にされるような事になったと考えています。
ikasama4
2009/04/08 22:45
MoTo様
>Wikipedia等では武田家滅亡の遠因としてこの御館の乱における北条との同盟関係を棄てて上杉と結んだ事が挙げられていますが
あくまでも結果論の話ですからね。

自分の中では勝頼が継いだ事で
家臣団との亀裂がゆるやかに進行していった事と
時代の流れが大きな要素を占めていたかと思います。

ただ、可哀相なのは北条から嫁いだ勝頼の妻ですね。

1577年に武田との同盟に嫁いで
1578年にその同盟が壊れて
1582年に勝頼と共に自害します。

享年二十歳。

その時の彼女の心情もまた気になるところです。
ikasama4
2009/04/08 22:46
まいまい様
>もう、真面目に見ることをやめて、ツッコミどころを探すことのみ楽しみに見ています
ホント、それで丁度いいくらいですね ̄▽ ̄

あんな日焼けしてないイケメン農民とか
あり得ないですからね。

なんか完全に脚本家さんや演出家さんが
好き勝手にやってるなぁって感じですね。

卓袱台よろしければバンバンお貸し致します。
ikasama4
2009/04/08 22:46

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