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zoom RSS ハゲタカ 第4話 「激震!株主総会」

<<   作成日時 : 2007/03/11 01:09   >>

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サンデートイズの一件から4年の歳月が流れた。
この事件の後、芝野はターンアラウンドマネージャー(企業再生家)として
傾きかけた企業を3年で再建させた事で名を馳せていた。。
三島由香は東洋テレビのニュースキャスターとして名を馳せていた。
そしてハゲタカは買収を繰り返す事で収益を上げていた。
彼が買収した企業は全て収益を挙げ結果的に救ったカタチとなった。


彼は単なる略奪者なのか
それとも救世主なのか―――。


鷲津政彦はNY本社から「大空電機」の買収を命じられる。


この会社のX部門では衛星からの映像は顔にシワまで判別できるようなものが開発されている。


彼らが欲しいのはこのX部門のみ。
軍事部門=国家が絡んでいる。
この買収は絶対に勝たなければならない。
勝たなければ、今後この世界で生きていく事は難しい。

国家の後押しによる莫大な資金をもってハゲタカは大空電機の買収を図る。


大空電機。
会長は日本企業のカリスマと呼ばれた大木昇太郎。
日本型経営者の第一任者。
終身雇用。現場を大事にする家族主義。
かつて日本の企業の代名詞とも言われた大空電機も
今や赤字まみれ。


大空電機社長・塚本は芝野を執行役員として招いた。
芝野は以前抜本的な改革により企業を再生させた。
しかし、そのために500人規模の人員削減を行った。

その事実といきなりやってきた人物に
大空電機社員の面々は芝野を激しく嫌悪する。



塚本と芝野は大空電機の再建計画「フェニックス計画」を
大空電機会長・大木昇三郎に提出した。



今の企業を再生させるためには人員削減もやむを得ないと考えていた芝野を一蹴した。


何故銀行を辞めて企業の再建の道を選んだのかね。


銀行のできる事の限界を感じました。
本当に会社を再建するには銀行の利益に縛られていては何もできない。
フリーの立場で客観的に相手の会社の事を考えなければならない。



優等生の回答だね。

会社はモノじゃない。
私はここまでなるべく人を切らずにやってきた。
それは最後の最後の最後までいいと思っている。
もう一度作り直して持ってきてくれたまえ。

期限は3ヶ月。


会長は末期癌。余命は3ヶ月。



ハゲタカが動き出す。


ホライズンが大空電機の8%以上の株を買い占めた。
これでホライズンが大空電機の筆頭株主となる。



数日後、大木会長は東洋テレビの取材を受けた。
相手は三島由香だった。

彼女の実家―――三島製作所は大木会長の支援を受けて何とかやってこれた。

大木は由香に問うた。

ホライズンの鷲津はどういう男だ?

あの人はただのハゲタカとは思えません。

何故?


会長に救って頂いたうちの工場が彼の出発点のはずだからです。




三年振りに対峙する鷲津と芝野。

大空電機再生計画を提示する筆頭株主。

そのひとつに目が止まる。

赤字部門の廃止。
カメラ・レンズ部門の売却。
1万人の人員整理。
カメラ・レンズ部門は創業当初からの部門。
到底受け入れられるものではない。


フェニックス計画なんぞ生温い。
こんなもの、単なる先送りに過ぎない。


筆頭株主は工場見学をする。
気が気でない社員達。



そんな中、鷲津は一人の職人に目が止まる。




大空電機の社員達はハゲタカを激しく抗う。
そんな怒号の中に現れたのは大木会長だった。


目的は何だね?

大空電機を救いに来ました。

会社も生き物と同じで寿命があります。
生きているうちであれば手を施す事によって救える命がある。
このままほおっておけば手遅れになります。
時間の問題です。
そうなる前に我々がこの会社を救います。


我々は筆頭株主です。


君達に救ってもらうつもりはない。

我々は筆頭株主です。
会社は株主のためにあります。

今の日本で金と力があるのは我々だけ・・・


余計な御世話というもんだ。

鷲津の提案を大木は一蹴した。

そうして舞台は株主総会へ移る。


ハゲタカの戦略―――今度の株主総会で議決権を奪う。

そして大空電機の経営権をも奪っていく。




東洋テレビの取材だけを受ける鷲津。


本気で大空電機を救うつもりですか。

大空電機のビジネスモデルもはや過去の遺物だ。
世界では通用しない。


我々の唯一の基準は儲かるか儲からないか。
その基準に徹することでしか会社は救えない。


個人的見解とは全く別。
この仕事は私情を交えてはできない。


何故私だけ取材を受けたのですか。


また私を利用するつもりですか。


それとも過去からの罪悪感からですか。



ジャーナリストとしてのあなたを信用しているからです。




再建計画のあるリストに顔が曇る三島由香。

このカメラレンズの事業部の売却・・・これも絶対必要な処置なんですか

冷静に判断してどうですか。
売却なしに再生できますか。



三島由香は答える事ができなかった。




鷲津は三島由香の表情が気になり
カメラ・レンズ部門の売却リストのある名前に顔が曇る鷲津。

その名前にかつて見知った名前があった。



「三島製作所」


彼がはじまりであり、彼の後悔の傷跡であった。





その日、芝野は書き直した再建案を大木に見せていた。


悪いがやり直しだ。


どこがいけないのでしょうか。


1人前にレンズを磨けるようになるまで30年かかる。
うちはものをつくる会社。
もっと長期的な視野に立たなければならない。



しかし、どうしてもメスを入れなければならない部分がある。
時には血を流す必要がある。



ならば、君はその流した血を汲み取ってやれるのか。
その覚悟があるのか。



私は銀行員時代
取引先の人を何人も亡くしました。
この仕事を始めたのは
その人たちのためでもあります。

しかし、最近ある思いが過ぎりました。
再建した後、再建のための私の選択は正しかったのか。
むしろ恨まれているのではないか。

私は今回の再建案に私自身の再生を賭けています。




夜のニュースでは
大空電機と大株主であるホライズンとの経営権を巡る戦いが話題となっていた。




鷲津は大木に急に呼び出された。
彼は一心不乱に何かを書き綴っていた。

ひとつだけ聞きたい事がある。

何でしょうか?

かつての君と三島製作所との経緯を聞いたよ。



やり直したかったのか。
それともあの時の自分を塗りつぶしたかったのか。
だから大空電機に狙いをつけたのか。



・・・・・そうです。いけませんか。

大空電機はもう死に体じゃないですか。
その原因はあなたです。
家族主義という耳障りな言葉で何もしないで立ち止まらせている。
そんな経営者を私は認めない。

会長、あなたが死んでも会社は・・・大空電機は生き続けなければいけない。



私が死んだらか・・・


鷲津君。
やり直したいんなら、何もやらない事だよ。



鷲津はその言葉の真意を図りかねていた。




明日の株主総会で日本が変わるかもしれない。

そして私の母の命運も決まってしまうかもしれない。



その夜、会長はカメラ・レンズ部門を除いた。
加藤主任が一人黙々とレンズを磨いていた。



加藤君。40年レンズを磨いてきてその拠り所としてきたところは何だったのかね。


会長、覚えてますか。
私が入社したのは東京オリンピックの年でした。
入社式でレンズを磨く事が会社の原点だと会長は仰った。
私にとっては今でも何も変わりません。

変わったのは会社の方です。



そして会長はただ黙って、この部屋のありようを眺めていた。









鷲津が向かった先、それは彼の始まりの場所だった。

ふと何か踏んだ。
ネジだった。

あの頃の自分が蘇る。
あの頃の人達が蘇る。
彼の表情が曇る。







株主総会当日。


会長不在のまま総会は開始された。


今回の審議について
大株主であるホライズンから提案がなされる。



大木昇三郎=カリスマはもうこの舞台から去りました。
皆さん、その事を認識して下さい。

彼は高度成長期のシンボルでした。

日本の誇りでした。

だが、その誇りはもう消えた。

誇りで飯が食えますか。
誇りで業績が上がりますか。
商品が売れますか。

そんな実態のないものにとらわれて
古い慣習から抜けられず
組織が膠着化して
結果として赤字800億という今日を招いたのではないですか。

しかし、それが現実です。
大木会長と共に古き良き日本型企業は終わりを告げる。
大空電機は、日本の企業は生まれ変わらなければならない。


鷲津は努めて合理的な観点から主張を展開した。




鷲津の意見に対して芝野は発言を求めた。
彼は大木会長から託された手紙を読んだ。

只今の提案に対する回答になる。



株主の皆様。
今、病床にあって思い出すのは大空の青さです。
大きくて青い空。希望の空。

戦時中、私はレンズを磨く技術を覚えた。
戦後、戦争のためのレンズがカメラに使うようになった。

レンズの向こうに笑顔が見えました。

レンズの向こうに確かに感じた人々の温かな息遣い。
人と人とを繋ぐものづくり。
それが私のものづくりの原点です。

それが大空電機の使命だと思います。

時代は変わります。
つくるものも変わります。

人と人との繋がりは変わりません
帳簿の数字ではない
目先の利益ではものはつくれない

長い目で見て地道な努力の上に
人と人とを繋ぐものづくりという会社の魂が生まれるのです。

でも人と人との思いは変わりません。

会社は生き物と仰る方がいました。

そのとおりです。


人と人とを繋ぐものづくりという魂が宿っています。
会社を動かすのはその魂です。


残念ながら苦境に立っています。
その最大の原因はカリスマとおだてられてきた私自身にあります。


私には大きな責任があります。
その点については深くお詫び申し上げなければならない。
私ももう永くはありません。
だけどそれで良かった。


従業員が力を合わせればこの苦境は必ず・・・・・・・

従業員が力を合わせればこの苦境は必ず乗り越えれます。
後、3年時間を下さい。

残念ながら私にはそれを見届ける事は難しそうです。

株主の皆様、私の代わりに大空電機を見ていて下さい。
私が死んでも大空電機の魂は消えません。


以上です。


たった今、大木会長は永眠されました。

ここに会長が手直しされた再建計画があります。


大木会長亡き後、何がこの状況を切り開くのか
社員一人一人が創業者の気持ちになって働く必要があります。

株主の皆様、3年の猶予を下さい。
従業員全員でこの計画を実行致します。

大空電機は3年で再生します。

夢と希望を必ず取り戻します。

3年の時間を我々に下さい。

よろしくお願いします。








鳴り止まぬ拍手。

勝負は情に訴えた芝野がこの総会を制した。






とんだ茶番だ。
そうして一人この場を後にする男。





次の戦いを行うために大空電機をTOBする

そうして動き出す鷲津の前に新たな敵が立ちはだかる―――――。






映像の作り方もキレイですねぇ。
個人的には是非1クール=8〜10話くらいで見たいなぁと思いますね。

菅原文太さんは迫力十分ですねぇ。


黙々とレンズを磨く加藤を演じるのは田中泯さん。
この方は舞踊家なのですが、最近は俳優としても活躍されております。
彼の出演した作品で一番有名なのは「たそがれ清兵衛」ですね。
クライマックスで真田広之さんと剣を交えた相手を演じたのがこの田中さんです。


今回の買収劇についての攻防戦をニュースというカタチで伝える
しかも、そのキャスターは三島由香。

これにより攻防戦の説明ができると共に
キャスターとして成長した由香の姿も見る事ができる。

この演出はとても上手いと関心しました。



彼はやはり三島製作所を引き摺っていたようですね。
この三島製作所が彼の信条を惑わしていくようですね。


そして出てきた第三の敵、西野治。


前々からそう感じていたのですが、松田龍作さんは本当に御父さんに似てきましたね。
ビックリしました。
でもって、来週は彼が銃なんか持ったりして。
「蘇る金狼」が頭を過ぎりました(笑)



今回の企業論については考えさせられる事があります。


うちの親父がよく言ってましたが
バブルの頃、建設会社は公共事業推進のおかげで儲かる仕事だったそうで。
一方でそのコンサルタントに伴う設計をコンピュータ等を使って行うための開発については
採算が取れず赤字になっていたそうで。

しかし時代は変わり。

今や公共事業は減る一方でコンサルタント業はなかなか利益をあげるのが難しくなり
一方でパソコン等の電子機械が一般的に普及したことで
コンピュータは今や仕事には不可欠のものとなり、順調に利益をあげていく。


しかし、だからといってコンピュータがあればそれだけで
全ての仕事ができるかといえばそうではなくて。

コンピュータで計算したりして設計するのと実際にものをつくるのとでは勝手が違う訳で。


人に安心して使ってもらえるものをつくるのはそれなりの経験が必要となってきます。




企業は利益をあげる事が大事ですが
人と人を繋ぐものづくりを行っていく事も企業の理念のひとつなのかもしれませんね。



次回はホワイトナイト。

どこかで聞いた事のある内容です(笑)
どういう方向へ辿り着くのか、とっても気になります。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
このドラマが断トツで面白い気がします。CMが無いことも
ありますがまるで映画見ているような濃い内容で時間を忘れて
しまいますね。

今週は心情的に振れたのでどんでん返しが普通で物足りなかった
けどメインのお皿は来週からという趣旨かな?と。これでも
演歌の方が視聴率が高いのは不幸な気がします>見てない方。
タカシ
2007/03/11 14:25
タカシ様
>このドラマが断トツで面白い気がします。CMが無いことも
>ありますがまるで映画見ているような濃い内容で時間を忘れて
>しまいますね。
ええ、私もダントツです。
物語の面白さもさる事ながら
映像演出については他の民放の遥か上を行く出来上がりだと
感じるものがあります。

今回は大木会長の下地があったために
情に訴えた芝野にとっては
アウェイがホームになったようですね。
まぁ予想はしていましたが
当然このままでハゲタカが済ますはずがないので
どういう方向に向かっていくのか楽しみです。

>演歌の方が視聴率が高いのは不幸な気がします>見てない方。
同感です(笑)
ikasama4
2007/03/11 15:12
>個人的には是非1クール=8〜10話くらいで見たいなぁと思いますね。
もっと長くてもいいですよね。
でも、民放ドラマがCMを抜くと約45分と考えると、
8話分ぐらいはあるのかなぁ〜、と。
短くても、内容の濃いもので勝負、ってことですね。

4話は多少混乱しちゃいましたが(・ω・;A)、
西野の登場でまた面白くなるだろうと期待してます。

田中泯さんて、「隠し剣鬼の爪」にも出てました??
にな
2007/03/13 12:32
レビューする時間がなかったので遊びにきました(笑
鷲津をただのハゲタカではないと言った三島は鷲津の隠された本質を見抜いているかもね。かつて父親の元にいた姿を覚えているわけですし。
しかし、最後遺言を読み上げたようになった芝野・・この終わり方は好きじゃないわ。鷲津の反撃を超期待します!!
かりん
URL
2007/03/13 18:00
にな様
>もっと長くてもいいですよね。
>でも、民放ドラマがCMを抜くと約45分と考えると、
>8話分ぐらいはあるのかなぁ〜、と。
たしかにそれはあるかもしれないですね。

>短くても、内容の濃いもので勝負、ってことですね。
そして民放に負けない良質の作品をバンバン作って欲しいですね。
後、若手のスタッフもガンガン活用して鍛えて欲しいですね。

>田中泯さんて、「隠し剣鬼の爪」にも出てました??
A.ええ、出てました。
たしか主人公の剣の師匠役です。
ikasama4
2007/03/13 20:38
かりん様
どうもです。
千客万来です(笑)

>鷲津をただのハゲタカではないと言った三島は鷲津の隠された本質を見抜いているかもね。かつて父親の元にいた姿を覚えているわけですし。
彼のはじまりが私の実家にあると考えた辺りから
彼の本質は昔と変わってないって事を感じているのかもしれませんね。

>しかし、最後遺言を読み上げたようになった芝野・・この終わり方は好きじゃないわ。
まぁ情に訴えたカタチになりましたからね。
とりあえず勝てば何でもアリの世界のようですからね。

>鷲津の反撃を超期待します!!
私も期待してます( ̄ー ̄)
ikasama4
2007/03/13 20:38

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